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1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 07:10:15.28 ID:xlgwD77E0



高宮家の別荘。


なすの「ふぅ…ロングチェアーにゆったりと腰掛けて、まどろみながら過ごす休日もいいものですわね……」

陽太「そうですね……」ぺら…


なすの「はぁ……」


なすの「明日の今頃にはもうウィンブルドン――――」


なすの「――――に出場したいですわね……」


陽太「?」

陽太(また唐突におかしな事を言い始めたな……)ぺら…


2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 07:18:40.03 ID:xlgwD77E0


なすの「…………………」


陽太「…………はぁ。そうですか……」


なすの「――――って陽太。この私が出場したいですわねって、言っているじゃないの!!」

陽太「いや…そう言われても、出場するとか以前に、もうひと月くらい前に終わっちゃってますよ?」


なすの「出たいったら出たいったら出たいったら出たいんですーーーー!!!」

ジタバタジタバタ


陽太「タカミーヤンドに行った時みたいに、ジタバタ駄々をこね始めたー!!」


なすの「そういう訳で陽太……」

陽太「はい?」


なすの「今からウィンブルドンに向けて特訓をしますわよ!!」

陽太「えーーー!?」


 
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 07:25:03.69 ID:xlgwD77E0


テニスコート。


陽太「あの…なすのさん」

なすの「なんですの。陽太?」

陽太「俺…テニスなんてやった事ないんすけど。っていうかサッカー部ですし」

なすの「そうでしたわね。それでしたら、私がコーチをして差し上げますわ」


陽太「ウィンブルドン目指すのに選手がコーチになっちゃダメでしょ!?」


なすの「それもそうですわね……じゃあ陽太。今から私にコーチなさい」

陽太「やった事ないって今言ったばかりですよ!?」

なすの「ふふ…冗談ですわ。でしたら…取り敢えず軽く打ち合いから始めましょう―――――」


 
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 07:32:42.76 ID:xlgwD77E0


ポーン

ポーン


なすの「ふぅ…これだけやったのですから、これでウィンブルドン間違いなしですわ」

陽太「ナニが間y違いないのかよく分からないですけど……」

陽太「まぁ…ウィンブルドンはともかく。なんだかんだで練習相手になれて良かったです」


なすの「ふふ…ありがとう陽太。おかげでいい汗をかけましたわ……」

だらだらだらだら……

陽太「いや!尋常じゃ無い程に滝の様な汗をかいてるー!?」びくっ

なすの「でしたら……」だらだら

ずいっ…

陽太「?」

なすの「この汗を嘗め取りなさい」

陽太「このくだり、前もやった気がするんすけど!?」


 
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 07:41:02.02 ID:xlgwD77E0

なすの「陽太は私の汗と顔を嘗めたくはないのですの?」

陽太「そりゃそうです――――――」

なすの「ううー」じわ…

陽太(汗でよく分からんけど、何故だか泣きそうな顔しとるー!?)

なすの「そうですの……陽太は私の事―――――――」

陽太「わっ分りましたよ!!嘗めますよ!!」

なすの「あら?そんなに私の汗を嘗めたいんですの?////////」

陽太「もう…何も言いませんよ・……」すっ

ぺろ…

なすの「あっ……////////」

ぺろぺろぺろ…


 
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 07:46:44.16 ID:xlgwD77E0

陽太「…………はい。こ…これでいいですか?/////////」

なすの「で…どうでしたの私の汗のお味は?」

陽太「汗の味って……普通にしょっぱかったですけど?」

なすの「陽太は本当にデリカシーがないですわね。そこは甘くて美味しいって言うところでなくて?」


陽太「いや甘かったらそれはそれで問題ですよ!?糖尿的な意味で」


 
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 07:52:44.39 ID:xlgwD77E0


なすの「もうっ陽太は照れ屋さんですわね」むー

陽太「照れ屋さんも何も、普通に恥ずかしいですよ!//////それに誰が見ているか判らないのに……」

なすの「それなら心配いりませんわよ」

陽太「え?」

なすの「このSSを読んでいる人も皆無ですし、まとめられる事もありませんから」

陽太「何かメタ的な事言ってる!?あながち間違いじゃないのが悲しいけど……」


なすの「まぁ…そんな事はさておき、取り敢えずシャワーでも浴びたいですわね」

陽太「そうですね。なんだかんだで、俺も結構汗かきましたからね」



?「シャワーを浴びるという事は――――」


?「ホテルじゃな」ニィ


 
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 08:00:13.88 ID:xlgwD77E0


陽太「!?」

なすの「お母様。いらしてたのですか?」

陽太「あ…あやのさん…何時からそこに……?」

あやの「おう。お主がなすののほっぺをペロペロ嘗めていた時くらいからな」

陽太「やっぱり誰かしらに見られてたーーー!!」

あやの「まぁよいではないか。そんな事より…陽太よ」

陽太「何ですか?」

あやの「汗に塗れた男女が、ホテルのシャワーでお互いの身体を洗い流し、その火照ったカラダでスル事といえば…………分るじゃろ?」にやぁ

陽太「そっそんな事分りませんよ!!//////」

なすの「ホテルのシャワーを浴びてからスル事って何ですの?陽太」

陽太「アンタも分ってて言ってるでしょ!?」


あやの「じゃあ…お邪魔虫はさっさと退散しようかのー。ではまたの」どひゅーん


 
10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 08:07:05.63 ID:xlgwD77E0


陽太「な…何だったんだ今のは……」

なすの「…………じゃあ早速、行きましょうか?」

陽太「えっ…行くってどこへ?」どきっ


なすの「別荘のシャワー室に決ってますわ」

陽太「ははは…そうですよねー」


陽太(………………愚かにも一瞬でも期待してしまった……)


 
13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 10:01:27.27 ID:xlgwD77E0


別荘内。


なすの「ふぅ…さっぱりしましたわね」

陽太「そうですね…って、バスタオル巻いたままの姿で、出て来ないで下さいよ!?///////」

なすの「でしたら…バスタオルを外して……」しゅる…

陽太「いや!ここで外さないで下さいよ!!」

なすの「…………陽太…陽太は私のこの姿を見て何とも思いませんの?」

陽太「…………いや…その……思いませんよ//////」

なすの「……………どうしてですの?私はそんなに魅力はなくて?」

陽太「いえ…そんな事は―――――」

なすの「だったらどうして―――――」

陽太「…………俺は…俺は貴女の…なすのさんの執事ですから」

なすの「……まったく陽太は頭がお固いですわね」

陽太「ははは……」



陽太(いや…そう思い込まないと、頭とは違うトコロが固くなっちまうから///////)


 
14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 10:11:39.97 ID:xlgwD77E0


――――――


なすの「――――と言う事で、今日はもう寝る事にしましょう」

陽太「そうですね。なんかいろいろ疲れましたし……」


なすの「…………………」

陽太「?どしたんすか?なすのさん」

なすの「…………では…今からウィンブルドンに往けるおまじないを、陽太にして差し上げますわね」

陽太「おまじない?」

なすの「ええ―――――」

すっ…

陽太(えっ!?顔が近―――――――)どきっ


ちゅっ…



 
15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 10:19:12.08 ID:xlgwD77E0


陽太「!!!?////////////」


すっ…


なすの「なっ…これは我が高宮家伝統の何でも叶うおまじないなんですわよっ////////////」かぁぁ

陽太「―――――――//////////」


なすの「でっ…ではおやすみなさい。陽太///////」

さささー


陽太「お…お休みなs―――――」


バタンッ…


 
16:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 10:30:58.81 ID:xlgwD77E0


陽太の寝室。


陽太(…………うう…なすのさんがあんな事するから、頭ン中がもやもやして眠れない……)もんもん

陽太(でも…俺にキ…キスなんてして……なすのさんは俺の事をどう思ってるんだろ……)

陽太(やっぱり…いつもみたいに、からかわれてるだけなのかな……)


陽太(……だったら俺は…俺はどうなんだ?俺はなすのさんの事を――――――)


陽太(ああ…もうわからんっ。それに…なんか色々考えてる内に眠くなってきた……今日は色々あったからな――――――)



陽太「もう寝――――――――」す…


陽太「…………………………」すぅすぅ…



 
17:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 10:52:46.94 ID:xlgwD77E0


翌日。

むく…

陽太「ふゎ………………」


陽太「…………………えっ?」


――――


陽太「えっ!?」


――――


陽太「えっ!!?」


――――


陽太「えっ!!!?」



 
18:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 11:04:12.97 ID:xlgwD77E0



―――――


わぁぁぁぁぁぁぁ―――――


アナウンス『ただいまより。ウィンブルドン男女ダブルスの第一回戦を始めます!!』


わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――


陽太「ホントにウィンブルドンに来ちゃったよ!?」


なすの「ふふ…私のお金パワーで男女ダブルス出場枠を買い取りましたわよ。ついでに開催日も早めておきましたわ」

陽太「そういや俺まで出場してる事になってるー!!?てかいつの間にかラケットまで持ってるし……」


なすの「ふふ…昨日の今頃に言ったでしょ?」




なすの「明日の今頃にはウィンブルドン」




なすの「――――――って」



陽太「お金パワーってすげーーーー!!!!」




おしまい。




 
20:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 16:06:52.04 ID:xlgwD77E0


おまけ。


アナウンス『間もなく試合開始です――――――』


わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――


陽太「あの…なすのさん、あれやこれやのイキナリジェットコースター的な展開過ぎて、未だにワケ分んないっすけど……」


なすの「陽太……」

陽太「なんすか?なすのさん」



なすの「…………陽太はこれでも…こんな私でも、私の執事でいて下さる?」


21:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 16:14:53.80 ID:xlgwD77E0

陽太「なすのさん……」

なすの「どうですの?」

陽太「…………まぁそうですね。夏休みが終わるまでは……」

なすの「……それまでですの?」


陽太(……………………うんっ)ぐっ

陽太「…………いえ。もし…なすのさんが望むなら、これから先も―――――」


なすの「!!ありがとう陽太。それでこそ私の執事…いえパートナーですわ」にこ


陽太「なすのさん……」


22:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 16:22:43.66 ID:xlgwD77E0

なすの「では…そこまで言うのなら。これから先もずっと私の傍に居させてあげますわ」

陽太「まったく…いえ、分りましたよ。ここまで来たらとことん傍に居させて貰いますから」

なすの「――――――うんっ!」こくっ


アナウンス『――――――では試合開始です』


なすの「じゃあいきますわよ。陽太」

陽太「はいっ。なすのさん」


なすの「さあっここまで来たら私たちが――――――!!」


なすの・陽太「「時代を導く星になる!!」」




おまけのおしまい。



 
23:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 16:35:39.82 ID:xlgwD77E0
これで全部おしまいです
『高宮なすのです!』と『てーきゅう』がアニメ化されるという事で書かせて頂きました
これは厳密には、てーきゅうSSではないですが
もう少し、てーきゅうSSが増えてもいいんじゃないかと思います

ありがとうございました
24:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/01/10(土) 19:28:16.41 ID:lq/mYuO8o
陽太って誰かと思えばゆりの弟か
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1月12日 14時00分|てーきゅう0コメント

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