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1:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 01:49:11.16 ID:RqMID++Go
・アイマス×モバマス
・散歩要素は失踪中
・ヤマ、オチ特になし
・のんびり更新予定

よろしければお付き合いください

↓なお前回
【予定は未定】千早「今回の予定は」 楓「決まってるんですって」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463403772/
2:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 01:50:31.95 ID:RqMID++Go

千早「皆さんこんばんは、如月千早です」

ライラ「ライラさんですよー」

千早「天気は雨ですが、お構いなしに収録が始まりました」

ライラ「そういえば、雨の中というのは初めてですねー」

千早「まあ、この番組には太陽の歌姫様が付いてますから」

ライラ「ううー、千早さんに言われるとなんだか恥ずかしいのです」

千早「そう? 似合ってる思うけれど」

ライラ「ライラさんはまだまだなのですよー」

千早「じゃあそういうことにしておこうかしら」

ライラ「ライラさん、もっともっと頑張るのでございます」

千早「ふふっ」
3:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 01:51:17.56 ID:RqMID++Go

千早「さて、今日はゲストが来ているということなのだけど」

ライラ「千早さんはどなたかご存じなのですか?」

千早「いいえ。ライラさんと同じ事務所の人としか……」

ライラ「おや、そうでございましたか」

千早「……ゲストくらいちゃんと教えて欲しいものだわ」

ライラ「それでは紹介しますです。白菊ほたるさんでございますよー」

千早「(あれ、ライラさんは知ってたの?)」

ほたる「よ、よろしくお願いします……」

ライラ「よろしくですよー」

千早「ようこそ、白菊さん」
4:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 01:52:06.89 ID:RqMID++Go

ほたる「あ、あの……ごめんなさい」

ライラ「ほぇ? どうして謝るのでございます?」

ほたる「私なんかを呼んでいただいて…でも、そのせいで雨になっちゃって……」

千早「へ?」

ほたる「私がいると……みんな不幸になるんです………」

千早「……不幸?」

ほたる「前の事務所の時も、私のせいで良くないことが一杯起きて……」

ほたる「それで、倒産しちゃって……その前も…………」
5:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 01:52:46.86 ID:RqMID++Go

ライラ「でも、ライラさんは、ほたるさんとお知り合いになれて嬉しいですよ?」

ほたる「え?」

千早「ねえ、白菊さん」

ほたる「……はい」

千早「この雨が白菊さんのせいだって言っていたけれど」

ほたる「はい、きっと私のせいなんです。ごめんなさい」

千早「雨は、不幸だったり良くないことだったりするのかしら?」
6:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 01:54:04.27 ID:RqMID++Go

ライラ「あー、ライラさん雨は好きでございますねー」

ライラ「雨の日に外を歩くと、傘の花が咲いていて綺麗なのですよー」

千早「ふふ、雨ならではの光景よね」

ライラ「それに、雨のお陰で干からびる心配がないのです」

千早「干からびるって……ああ、ライラさんドバイ出身だったわね」
7:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 01:54:37.51 ID:RqMID++Go

千早「ほら、ライラさんは不幸じゃないみたいよ?」

ほたる「で、でも……」

千早「それにね、今日の収録は屋内だから、雨は関係ないのよ」

ほたる「え…………」

ライラ「おー、そうだったのですかー」

千早「私も今知らされたのだけど」

ほたる「…………」

ライラ「ほたるさん?」

ほたる「……は、はいっ」

千早「大丈夫?」

ほたる「えっと、あの……はい、大丈夫です」
8:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 01:55:23.48 ID:RqMID++Go

ライラ「またスタッフさんの思い付きでございますか?」

千早「まったく、困ったものよね」

千早「私からすると、このスタッフに出会ったことの方がよっぽど不幸だわ」

ライラ「えへへー、その割に楽しそうでございますね」

千早「い、いや、それはその……」

ほたる「……ふふっ」

ライラ「おー。ほたるさん、素敵な笑顔でございますねー」

ほたる「ふぇっ!?」

千早「ふふ、それじゃあ行きましょうか」

ライラ「予定は未定、始まりますよー」

ほたる「あ、あの……ライラさん? え、千早さん?」

ライラ「置いていきますよー?」

ほたる「あ……ま、待って……」
11:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 20:27:00.63 ID:RqMID++Go

***************************


雪歩「いらっしゃい、みんな」

千早「へ? 萩原さん?」

雪歩「何と今日は、私も呼ばれていたんですぅ」

千早「……やられたわ」

ライラ「おー、初めましてでございます。わたくしライラさんと申しますですよー」

ほたる「し、白菊ほたる、です……初めまして」

雪歩「えへへ、萩原雪歩です。よろしくお願いしますね」
12:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 20:27:46.54 ID:RqMID++Go

千早「でもなんで萩原さんが?」

雪歩「なんでも、飾りを作るのを手伝って欲しいって……」

千早「飾り?」

ほたる「あの、七夕飾りじゃないんですか?」

ライラ「おー、あの笹に飾るのですね。ライラさん知ってますよー」

雪歩「ふふ、じゃあライラちゃんは何を飾りましょうか?」

ライラ「うー…………どんな飾りがあるのですか?」

千早「なるほどね。それなら私よりも適任だわ」

雪歩「えへへ、そういうことなんですぅ」
13:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 20:28:26.21 ID:RqMID++Go

ライラ「ところで千早さん、なんで七夕をお祝いするのですか?」

千早「えっと、七月七日は織姫と彦星が年に一回会える日なの」

ライラ「オリヒメ? ヒコボシ?」

千早「……そこからなのね」

雪歩「実は私も、お話の方はあんまり詳しくなくて……」

ほたる「そ、それじゃあ私が……」
14:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 20:29:14.70 ID:RqMID++Go

ライラ「ほたるさんはご存じなのですか?」

ほたる「はい……織姫と彦星は夫婦なんです」

ライラ「夫婦なのに年に一回しか会えないのですか」

ほたる「織姫は織物がとっても上手で、彦星は働き者の牛使いだったんですけど」

千早「(萩原さんもこういうの詳しくなかったかしら?)」

ほたる「でも、仲が良すぎて、段々仕事をしないようになってしまったんです」

雪歩「(ほたるちゃんが楽屋でお勉強してたので……)」
千早「(なるほど、さすが萩原センパイね)」
15:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 20:30:04.78 ID:RqMID++Go

ほたる「それに怒ったお父さんの天帝が二人の間に天の川を引いて、離れ離れにしちゃったんです」

ライラ「むー、働かないのはよくありませんが、厳しいパパなのです」

ほたる「でも、二人があまりにも悲しむので、七夕の夜だけ会うことを許したんですよ」

ライラ「なるほどー、それでライラさんたちもお祝いするのですねー」

雪歩「(えへへ、私だって千早ちゃんに負けてられませんから)」
千早「(ふふっ)」
16:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/03(日) 20:31:34.60 ID:RqMID++Go

ほたる「はい。織姫みたいに裁縫が上手になりますように」

ほたる「彦星みたいに仕事ができるようになりますように、ってお祈りするんです」

ライラ「おー、ほたるさんは物知りでございますねー」

ほたる「こういうお話を調べるのが好きなので……」

ライラ「また今度お話し聞かせて欲しいのですよ」

ほたる「あ……はい、私で良ければ」

ライラ「約束でございますよー」
21:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:12:38.68 ID:/FiElw2Vo

***************************


雪歩「それではさっそく、七夕飾りを作っちゃいましょう」

ライラ「おー」

ほたる「お、おー」

千早「それで、どんなものがあるのかしら?」

ほたる「あ……お願いごとによって作るものが違うんです」

千早「そうなの?」

雪歩「はい。吹き流しは魔除けや技芸の上達、折鶴が長寿、網飾りは豊作大漁を願うものなんです」

雪歩「あとは巾着が金運上昇、紙衣っていう人形が裁縫の上達を意味するんです」
22:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:13:13.66 ID:/FiElw2Vo

ほたる「あ、それと、物を粗末にしないように、出た紙くずを入れるくずかごも作るといいですよ」

ライラ「おー、色々あるのですねー」

千早「じゃあ私は、紙衣を作ろうかしら」

雪歩「千早ちゃん、お裁縫するの?」

千早「いえ、出来るようになれたらいいなぁ、くらいのものだけど」

雪歩「響ちゃんにお願いしたら、喜んで教えてくれると思うよ?」

千早「そうね。そうしてみようかしら」

雪歩「ふふふ」
23:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:13:53.03 ID:/FiElw2Vo

千早「そういう萩原さんは?」

雪歩「みんなの健康を祈って、鶴を折りますぅ」

千早「ふふ、何というか萩原さんらしいわね」

ライラ「ほたるさんはどうしますですか?」

ほたる「私は、吹き流しを……」

ライラ「おー、アイドルの上達でございますねー」

ほたる「えっと、どっちかというと魔除け、なんです……」
24:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:14:25.73 ID:/FiElw2Vo

雪歩「ラ、ライラちゃんは何にしますか?」

ライラ「ライラさんはくずかごを作りますです」

千早「私はてっきり網飾りを作ると思っていたのだけど」

ライラ「ライラさんは最近、お野菜の切れ端からまたお野菜が採れることを知ったのです」

雪歩「リボーンベジタブル、だっけ」

ライラ「はいです。それに、千鶴さんや晶葉さんから頂いたお洋服も宝物なのです」

ライラ「やっぱり物は大切にしないといけないのですよ」

千早「ライラさんって、そういうところしっかりしてるわよね」

ライラ「えへへー」
25:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:15:01.65 ID:/FiElw2Vo

ほたる「あ、あの……」

雪歩「どうしたの?」

ほたる「私たちだけだと、ちょっと飾りが寂しくないでしょうか?」

千早「そうね…………じゃあ、スタッフに手伝ってもらいましょう」

ライラ「おー、名案でございます」

雪歩「スタッフさん、首を振ってるけどいいのかなぁ」

千早「いいのよ。いつも私たちが振り回されてるんだから」

ライラ「お祝いはみんなでした方が嬉しいのですよ」

雪歩「ライラちゃん、笑顔で逃げ道を潰してるよぅ」

ほたる「あ、あの、ライラさんに悪気はないんです」

千早「みんなわかってるから大丈夫よ」
26:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:16:20.58 ID:/FiElw2Vo

ライラ「皆さんは何を作られますかー?」

雪歩「……巾着ばっかりですぅ」

千早「清々しいくらい欲望に忠実ね」

ほたる「あれ、ディレクターさんは折鶴なんですか?」

千早「そういえばもうすぐでしたっけ、お子さん」

ライラ「おー、おめでとうございますですよー」

雪歩「ふふ、それじゃあ始めましょうか」
27:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:16:51.42 ID:/FiElw2Vo

――――――
――――
――

千早「ねえ萩原さん、ここなのだけど」

雪歩「ああ、ここはね……」

ほたる「あれ? 上手くいかない」

ライラ「ほたるさん、大丈夫でございますか?」

ほたる「ごめんなさい。私、不器用で」

ライラ「うー、実はライラさんもあまり得意ではありませんですよ」

ライラ「でも、二人で頑張ればきっと大丈夫でございます」

ほたる「はい。あ、ありがとうございます」
28:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:17:38.93 ID:/FiElw2Vo

***************************


千早「どうにか形になったわね」

雪歩「ふふ、お疲れ様でした」

ライラ「見てください。ライラさんもできましたのです」

千早「あら、上手」

ライラ「えへへー、ほたるさんと一緒に頑張ったのです」

ほたる「そんな、私の方こそ助けてもらって……」

ライラ「ライラさんも手伝っていただきましたので、おあいこでございますよー」

ほたる「あ……そう言ってもらえると、嬉しい、です」

ライラ「おー、やっぱりほたるさんの笑顔は素敵ですねー」

ほたる「え? あの…………へ?」
29:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:20:34.44 ID:/FiElw2Vo

ライラ「笑う門には福来る、でございましたよね?」

千早「ええ、そうね」

ほたる「あの、ありがとう、ございます」

ライラ「?」

雪歩「ふふ。ライラちゃんって、不思議だね」

千早「でしょう?」

雪歩「……千早ちゃん嬉しそう」

雪歩「なんだか、本当のお姉ちゃんみた……あっ」

千早「……大丈夫よ萩原さん。私は、大丈夫」

雪歩「千早ちゃん……うんっ」

ほたる「……雪歩さんと千早さん、なんだかいい雰囲気ですね」

ライラ「うー、ライラさんもー」

ほたる「ライラさん!?」
30:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:21:03.12 ID:/FiElw2Vo

――――――
――――
――

雪歩「それでは、短冊にお願いを書いちゃいましょう」

ライラ「おー。オリヒメさんとヒコボシさんはお願いも叶えてくれるのですか」

ほたる「どちらかというと、決意表明ですね」

千早「あ、そうなのね」

ライラ「ライラさん頑張るのは得意なので大丈夫なのです」
31:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:21:40.57 ID:/FiElw2Vo

雪歩「ちなみに、書く内容によって短冊の色も違うんだよ」

ライラ「ほー、そうなのですか」

ほたる「赤が両親やご先祖様への感謝、青が自分自身の成長、黄色が友情を象徴しています」

雪歩「あとは紫が学力の向上で、白は決まりを守る時に選ぶといいですよ」

千早「あれ、緑や黒は?」

雪歩「緑と青、黒と紫は同じ意味なんです」

ライラ「おー、色々あるのですねー」
32:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:22:12.55 ID:/FiElw2Vo

ほたる「皆さん何色にしますか?」

雪歩「私は青……かなぁ」

千早「私も青ね」

ライラ「ライラさんもー」

ほたる「お揃いですね」

雪歩「えへへ、みんなでアイドル頑張りましょうね」

ライラ「スタッフの皆さんもどうぞですよー」

千早「みんな黄色を選ぶのね」

ライラ「おー、仲良しはいいことでございます」
33:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:22:39.33 ID:/FiElw2Vo

ほたる「あ……」

雪歩「……うん」

千早「どうしたの?」

雪歩「(黄色って、風水的には金運上昇を意味するんですぅ)」
千早「(………ライラさんには言わないでおきましょう)」
ほたる「(そうですね)」
34:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/05(火) 23:23:21.11 ID:/FiElw2Vo

ライラ「ライラさんお勉強しましたので、今度はちゃんと書けますですよ」

ほたる「あ、よく千鶴さんと一緒にいたのって……」

ライラ「はいです。千鶴さんは字がお上手でございますので」

雪歩「みんな書けたみたいですね」

千早「短冊って、高い所に付けたほうが叶いそうな気がしない?」

雪歩「ああ、分かるかもですぅ」

ライラ「そうなのでございますか?」

ライラ「うー、でもライラさんは上の方に届かないのですよ……」

ほたる「ど、どこにあってもちゃんと見てくれますから」

ライラ「本当でございますか?」

ほたる「はい、大丈夫です」

ライラ「おー、安心しましたですよ」
37:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 22:53:31.46 ID:2BnM4r1xo

***************************


雪歩「最後は、一番上に紙衣を吊るして完成です」

千早「……んっ、と。これでいいかしら?」

ライラ「おー、出来ましたですねー」

ほたる「良かった……ちゃんと、できた」

千早「白菊さんも、とても頑張ってくれたものね」

雪歩「うん、私も助かっちゃいました」

ほたる「そんな、私なんか……」
38:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 22:54:13.19 ID:2BnM4r1xo

ライラ「ほたるさんは楽しくなかったですか?」

ほたる「……ううん、楽しかった、です」

ライラ「えへへー、良かったですよ」

ほたる「ふふ」

雪歩「やっぱり、ほたるちゃんは笑顔のほうがいいですね」

千早「そうね。普段の儚げな雰囲気も悪くないのだけどね」

ほたる「……雪歩さん、千早さん」
39:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 22:54:57.15 ID:2BnM4r1xo

ライラ「おー、晴れてきましたですよ」

千早「あ、本当」

雪歩「これなら、夜は星がよく見えそうですぅ」

ライラ「そうなのですか?」

千早「雨が降った後は、空気が綺麗になるものね」

ライラ「おー。では、これもほたるさんのお陰でございますねー」

ほたる「え? わ、私、ですか?」

ライラ「はいですよ。今日の雨はほたるさんが降らせてくれたのですよね?」

千早「そういえばそうね」

ほたる「そんな、私なんかが……」

雪歩「ほたるちゃん」

ほたる「は、はい」

雪歩「こういう時は、素直に受け入れていいんだよ?」

ほたる「………はいっ!」
40:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 22:55:44.67 ID:2BnM4r1xo

――――――
――――
――

千早「というわけで、予定は未定をお送りしました」

ライラ「このお天気なら、オリヒメさんとヒコボシさんはちゃんと会えますですねー」

雪歩「うぅ、でも、私だったらみんなに見られるのはちょっと恥ずかしいかもですぅ」

千早「ふふ、萩原さんらしいわね」

ほたる「そっか。雲がかかっていたら、二人っきりだったんですね」

ライラ「ライラさんはたくさんお祝いしてもらったほうが嬉しいですねー」

ほたる「でも、やっぱり私も、たくさんの人に見られるのは恥ずかしい、です」

ライラ「むー、ライラさんお味方がいないのです」

千早「ふふ、肝心の織姫と彦星はどうなのかしらね」
41:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 22:56:15.27 ID:2BnM4r1xo

雪歩「……その前に、千早ちゃんの意見が聞きたいなぁ?」

千早「へ!? わ、私?」

ライラ「おー、ライラさんも興味ありますですよ」

ほたる「わ、私も……」

雪歩「ね? 千早ちゃん?」

千早「(笑顔なのに迫力が……)」
42:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 22:56:43.30 ID:2BnM4r1xo

千早「こ、今回の予定は未定はここまで!」

千早「次回の予定も未定です! それではっ!!」

雪歩「あっ! 逃げちゃだめだよ、千早ちゃん!」

ライラ「ほたるさん、わたくしたちも追いかけますですよー」

ほたる「う、うんっ」
43:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 22:58:50.88 ID:2BnM4r1xo

***************************


【収録後】

千早「ディレクター、ちょっとよろしいですか?」

D「うん? どうしたの千早ちゃん」

ライラ「実はライラさんたち、こんなものを作ったのですよ」

D「折り紙の人形?」

ほたる「は、はい。お守り……です」

雪歩「もうすぐお子さんが産まれるって聞いたので」

ライラ「ですので、プレゼントでございますー」
44:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 22:59:26.72 ID:2BnM4r1xo

D「………………」

千早「ディテクター?」

ほたる「や、やっぱりこんなのじゃ……もっとちゃんとした物の方が良かったですよね……」

D「い、いや、違うんだよ! あんまり嬉しくて……」

雪歩「よかったね、ほたるちゃん」

ライラ「えへへー」

D「どういうこと?」

千早「お子さんの話を聞いた白菊さんが、お守りを作りませんかって」

雪歩「それで、折り紙を使ってみんなで作ったんです」
45:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 22:59:55.69 ID:2BnM4r1xo

ほたる「そ、それは。私のせいで不幸になったら大変だって思って」

D「大丈夫だよ、こんなにしてもらって不幸になんてなるもんか」

D「それに、このお守りがあったら、辛いことも幸せに変えられるよ」

ライラ「おー、ディレクターさん格好いいのです」

ほたる「……よかった」

D「みんな本当にありがとう。あ、そうだほたるちゃん」

ほたる「はい?」

D「俺と違って真面目な番組作ってる奴がいてさ……」
46:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 23:00:28.21 ID:2BnM4r1xo

雪歩「ふふ」

千早「どうしたの、萩原さん?」

雪歩「なんだか、昔の私を見てるみたいだなって」

千早「言われてみれば、萩原さんと白菊さん、ちょっと似てるかもしれないわね」
47:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 23:01:33.05 ID:2BnM4r1xo

雪歩「……自分に自信がなくて」

千早「でも、しなやかな芯の強さを持っていて」

雪歩「臆病で、周りの目が気になって」

千早「周りをよく見て、気遣うことが出来て」

雪歩「一歩を踏み出すのに時間がかかっちゃって」

千早「理想に向かって努力し続けることが出来て」

雪歩「…………千早ちゃん?」
48:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 23:02:15.41 ID:2BnM4r1xo

千早「私にとっての萩原さんは、そういう人なの」

雪歩「うぅ……う、嬉しいけど恥ずかしいですぅ」

千早「……なんて、気付くことができたのは最近なのだけど」

雪歩「……千早ちゃん」

千早「それもこれも、みんなのお陰ね」

ライラ「何のお話ですかー?」

千早「白菊さんは凄いアイドルになりそうねっていう話よ」

ほたる「え? わ、私なんてまだまだです」

ライラ「おー、ライラさんも負けませんですよ」

雪歩「ふふ、頑張らなきゃね」

ほたる「……はいっ」



<終わろう>

49:◆Hnf2jpSB.k:2016/07/07(木) 23:04:22.20 ID:2BnM4r1xo
何とか七夕が終わる前にまとまりました
ほたるって、不幸体質振り切ったら雪歩みたいなタイプになるんじゃないかと
そんな妄想から始まったお話でした


お楽しみいただけたなら幸いです
50:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/07/08(金) 01:28:13.62 ID:iQUUV8MZo
乙です
51:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2016/07/08(金) 02:32:50.42 ID:Se9p2izpo
乙です
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