記事装飾
【太字】
【文字色】
黒: 青: 灰:
【文字サイズ】
大: 中: 小:
【横レス非表示】
【名前欄非表示】
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 00:39:35.12 ID:uRvO/NNS0
 ある日の夜。

ソーマ(遠月の頂点を目指し、そして親父を超えるために着実に、一歩一歩上を目指す日々)

ソーマ(個性豊かな仲間にも恵まれ充実した毎日)

ソーマ(だけど―― そんな俺にも一つ悩みがある)

ソーマ「この寮ではうかつにシコれねぇ……」

 思春期の男子は性欲の塊だ。
 個人差はあれど成長期、思春期真っ只中の男は得てしてそんなもんだ。

ソーマ(俺も例外じゃねぇ…… だからこそこの問題は深刻だ)

ソーマ(俺だって男だ…… 自慰ぐらいするさ)

ソーマ(するんだけど―― この寮ではうかつにできねぇんだ)

ソーマ(例えば――)


 [ソーマの回想]

ソーマ(よし、もう全員寝ただろ…… 明日は休みだしシコるとするか)

ソーマ(今夜のおかずは――)ヌギッ

田所「ソーマくん、起きてる?」コンコン

ソーマ「うわっ――!!」バッ

田所「あ、ごめんね寝てた!?」

ソーマ「い、いや……! どうしたんだ、田所」

田所「あのね…… 来週授業でテストがあるでしょ? だから明日その試作をするんだけど、味見して欲しいなって――」


 [回想終わり]

5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 00:45:58.60 ID:uRvO/NNS0

ソーマ(――ということがあったし、鍵をかけたとしても一色先輩が突然天井裏から現れることもあるし、誰か来たときには怪しまれるし。油断できねぇ)

ソーマ(そういうわけでシコるのも一苦労なわけだ)

ソーマ(よくよく考えれば男女が同じ寮って風紀上よろしくないんでは……)

ソーマ(ともかく―― 発散したいのにできないと鬱憤が溜まり欲求不満になる)

ソーマ(このままだと誰かを襲いそうで怖い…… いや、絶対しないけどなんか怖い)

ソーマ(俺はこの寮と、そしてここの奴らも好きだが…… それだけが唯一の障害だ。寮生活故の悩みってやつだ)

ソーマ「ここのトイレじゃ怪しまれるし、それじゃ学園のトイレで―― いや、それこそ無理だ」

ソーマ(俺の部屋しか無理だ…… だが、俺の部屋であるはずのここも完全に安心はできない)

ソーマ「だったら…… どうすりゃいいんだよ……」


 思春期只中の男にオナ禁しろってか? そんなの無理に――


ソーマ「決まってんだろ……」

6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 00:53:27.40 ID:uRvO/NNS0

一色「お困りかい? ソーマくん」ガタッ

ソーマ「せ、先輩!?」

一色「天井から失礼するよ」

ソーマ「こんな夜に―― せめてちゃんとドアから入ってきて欲しかったっすけど」

一色「まあまあ、ちょっといいかい?」

ソーマ「どうしたんすか?」

一色「明日は休みだけど、ソーマくんは何か予定でもあるのかい?」

ソーマ「いんや、特に何もないっすかね……」

一色「それじゃせっかくの休みの朝に悪いけど、明日の朝6時に畑まで来て欲しいんだ」

ソーマ「畑仕事っすか?」

一色「いや…… ソーマくんに見て欲しいものがあるんだ」

ソーマ(見て欲しいもの?)

一色「まあ、そういうわけで待ってるよ」

ソーマ「あ、あの―― 先輩!?」

ソーマ(行っちまった……)

ソーマ「見て欲しいもの…… そんなこと言われたらなぁ……」

ソーマ(しょうがない、行ってみるか――)

7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 01:02:39.42 ID:uRvO/NNS0

 [翌朝]


ソーマ「おはようざっす、先輩」

一色「おはようソーマくん、来てくれてありがとう」

ソーマ「いえ、それで見せたいものって――」

一色「そうだね、それじゃさっそく行ってみようか。着いてきてくれ」


 [極星畑のビニールハウス]


ソーマ「これは――」

一色「まだ誰にも言ってないんだけど、僕は今ハーブに興味があってね」

ソーマ「先輩が育ててるんすか?」

一色「そうだね、僕が独自に研究し改良を加え育てているハーブだよ」

ソーマ「それで……」

一色「まあまあ―― それでソーマくんに是非試してもらいたいことがあってここへ呼んだんだ」

ソーマ「試してもらいたいこと……?」

一色「そう、試してもらいたいことさ」

ソーマ「それって――」

一色「唐突だけど」

一色「ソーマくん、君は―― なかなか性欲を解消できていないみたいだね」


9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 01:15:35.63 ID:uRvO/NNS0

ソーマ「そ、それは――!!」

一色「僕には分かる。例えばこの寮では…… 榊くんの胸、田所くんの尻、吉野くんの脚など、最近それらに視線が行きがちだろう?」

ソーマ「ど、どうしてそれを……」

一色「この寮では自分の部屋でも安心して自家発電ができない……」

一色「その悩み、よく分かるよ」

ソーマ「そ、それとこれに何の関係が――」

一色「君は我が極星寮の期待の星だ…… 料理の探求に専念して欲しい」

一色「しかし邪念が、性欲がそれを阻害する」

一色「これは僕の責任でもあるし―― うまく発散させねばなるまい」

一色「そこでこのハーブさ」

10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 01:24:04.20 ID:uRvO/NNS0

ソーマ「それは…… このハーブは一体」

一色「まだ研究途中だけど、このハーブを料理に使ったり、ハーブティーにして飲んだりすることで、それらの欲を解消することができるはずだ」

一色「自家発電なしにね」

ソーマ「つまりこれさえ摂取すれば、これの効能で性欲がなくなるってわけっすか?」

一色「なくなるというか、これがもたらす効能がそのままそっくり自家発電一発分の代わりになると言った方がいいか…… もちろん薬と同じで効果はずっと続くわけじゃないし適量ってものがある」

ソーマ「なるほど…… それで試して欲しいって、まさか」

一色「そうだったね…… そう、このハーブはまだ研究途中だ。しかしさっき言ったような効能があることは既に僕自身が体験している」

一色「僕はこのハーブをより良いものにしたい」

一色「そこでソーマくん、君に試してもらいたいんだ。このハーブを」

一色「僕のせいでシコることができない時もあっただろうし、罪滅ぼしのようで申し訳がないけれど、君には是非使って欲しいんだ」

一色「そして客観的な感想が欲しいんだ」

一色「君はもう誰かの目を恐れてコソコソ隠れてシコる必要がないし、君の感想は僕の研究のためにもなる」

一色「Win-Winってやつじゃないかな?」

13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 01:31:00.80 ID:uRvO/NNS0

ソーマ「せ、先輩……」

一色「もちろん強制はしないよ、あくまでもお願いだからね」

ソーマ(誰かの目を恐れプレッシャーの中でシコるストレスから解放される?)

ソーマ(それって―― 素敵やん?)

ソーマ「あの、頂いてもいいっすか?」

一色「本当かい? ありがとうソーマくん!」

一色「それじゃ、あらかじめ摘んでおいたこれを―― 感想はいつでもいいから聞かせてくれると嬉しいな」

ソーマ「了解っす、ありがとうございます!」

一色「それはこっちのセリフだよ、本当にありがとう―― では、僕は畑作業へ戻るからよろしくね」

ソーマ「はい、それじゃーまた」

一色「そうだ―― ソーマくん」

ソーマ「はい?」

一色「最後に一つだけ―― くれぐれも悪用してはいけないよ」

14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 01:33:38.90 ID:uRvO/NNS0

ソーマ(悪用?)

ソーマ「は、はぁ……」

ソーマ「それじゃ――」

一色(まあ、ソーマくんなら意図的に悪用することはないだろう…… このハーブの効能から考えても自分一人で消費するはずだ)

一色(このハーブは男が摂取すると快楽が訪れ、結果性欲を解消できる。性欲を払ってやりたいことに集中できる優れものだ)

一色(しかしどういうわけか女性が摂取すると―― 逆に性欲が増大し異性の体を求め暴走する性獣と化す)

一色(僕がふみ緒さんに試してもらった時は…… 阿鼻叫喚の地獄絵図と化した)

一色(まあ、ソーマくんに限ってそれはないだろう)




16:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 01:44:19.16 ID:uRvO/NNS0

 [それから、ある日の夜]


ソーマ(ああー…… ヤベェなんかムラムラする)

ソーマ(そういえば榊の部屋着エロ過ぎんだろあれ…… 狙ってるのかあれ?)

ソーマ(あの胸揉みしだきてぇ)

ソーマ(田所って意外とスタイル良いんだよな…… 華奢な体と柔らかそうなライン、そして同じく柔らかそうな尻、いつか見てしまったパンチラ、純白パンツ)

ソーマ(吉野…… あいつの健康的な脚はたまらん)

ソーマ「――」

ソーマ(やべっ!! 自然にアソコをさすってた…… もう重症だ……)

ソーマ(しかも今日はいつにも増してチンビン100%だ)

ソーマ(あーシコりてぇ、いっそのことシコっちまうか…… もうみんな寝てるだろ)

ソーマ「いや、そういえば――」

ソーマ「あれ、使ってみるか?」


17:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 01:56:09.51 ID:uRvO/NNS0

 [食堂]


ソーマ「よし、とりあえず最初はハーブティーだ」

ソーマ「先輩が乾燥させたやつもくれたから…… こいつを煎じて、飲む」

ソーマ「出来た――」

ソーマ「小金色のハーブティー、それでは早速……」ゴクリ

ソーマ「――ッ!!」

ソーマ「あ、あ、あ……」

ソーマ(何だ何だナンダッ!? 目がくらくらして…… 世界が回ってる!?)

ソーマ「でも、なんか気持ちい――」

ソーマ「――」

ソーマ「ッッッッッッッッッツァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」ビクンビクン!!

ソーマ(何だこれっ!? 第二波が来やがった!?)

ソーマ「やべ―― で、射精るッッッッ!!!!!!」ビクンビクンビクン!!

ソーマ「あ…… あれ?」シーン

ソーマ(目が回って、アソコが熱くなって、射精の感覚が訪れた――)

ソーマ(なのに、俺のチ○コからイカ白湯が出ていない、勃起もしてない)

ソーマ(まるで何日も溜めた後の発射みたいな快感だったのに)

ソーマ(そしてこのなんとも言えないスッキリ感、清涼感、達観しているような冷静さ)

ソーマ「まさか―― ドライオーガズムってやつか?」

ソーマ(一色先輩が言っていた、一発分の代わりという言葉その通りだ!)

ソーマ(下手したら普通のオ○ニーよりも気持ちいいかもしれない)

ソーマ「もしかしたらこれ、危険な葉っぱなんじゃ……」

ソーマ「い、いや…… 一色先輩も体験したのになんともなさそーだし」

ソーマ(これはヤベェよ…… 一口飲んだだけでこれとか全部飲んだら死ぬんじゃねぇか?)

ソーマ「……」ゴクリ

ソーマ「い、いただきます――」


 その夜、ソーマは何度も絶頂した。

18:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 02:03:39.10 ID:uRvO/NNS0

 [それから数日後]


ソーマ「――というわけで、これヤバイっすよ先輩」

一色「なるほどね、ありがとうソーマくん」

ソーマ「それで……」

一色「ああ、分かってるさ。これからも使いたいんだろう?」

ソーマ「そ、そうっす」

一色「心配には及ばない―― まだ残ってる」

ソーマ「本当っすか!?」

一色「それじゃこれが新しいハーブ、それから乾燥ハーブね」

ソーマ「あ、ありがとうございます!」

一色「ただ、使い過ぎるとあっという間になくなって次の分が準備できるまで待たなきゃいけなくなるからほどほどにね。適量もちゃんと守ってくれたまえ」

ソーマ「了解っす!」

一色「まだ研究して改良を続けている品種だから完成形ではない。だからまた感想や意見をお願いできるかな?」

ソーマ「もちろんっす――」




21:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 02:16:34.66 ID:uRvO/NNS0

ソーマ(これを使い続けて分かったことがある)

ソーマ(先輩も言っていたけど、こいつを摂取するに当たり適切な量があるってことだ)

ソーマ(例えばハーブティーにするなら、乾燥ハーブをスプーン小さじ二杯程度で煎じ、ティーカップ一杯分までが適切だ)

ソーマ(それ以上摂り過ぎるとあの夜の後みたいに長時間の賢者タイムが訪れ大変なことになる――)

ソーマ(みたいな感じで色々と結果をまとめてみたり)

ソーマ(これじゃまるで、俺も研究してるみたいだな)

ソーマ(まあいい…… これがある限り俺はコソコソとシコる必要がないわけだ)

ソーマ(堂々と気持ちよくなれて、そして性欲を解消できる)

ソーマ(ただ、気のせいかもしれないが―― このハーブを摂り続けてたら性欲が増してきたような)

ソーマ(これじゃ本末転倒じゃねぇか…… いや、きっと気のせいだろ)

ソーマ「あ、そうだ」

ソーマ(ハーブティーだけってのも飽きてくるし、料理に使ってみるか? 滋養強壮料理として売り出すこともできるかもしれねぇ)

ソーマ(こんなすげぇハーブなんだ。料理に使ってもいいだろう)

ソーマ「そうと決まれば―― 試しに作ってみるか!!」


 禁断の果実を手に取ってはならない。それは全ての過ちを束ねた絶対悪である。
 人間は知識を欲し、知識に支配され、知識に溺れて身を滅ぼす。
 それを取ってはならない。
 いかなる悪魔の囁きも受け入れてはならない。
 知識は禁断の果実である。

 悪魔の囁きに屈した無垢な人間は、己の過ちに気付くことはなかった。


 [創性記第一章第三文より抜粋]


22:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 02:23:56.64 ID:uRvO/NNS0

 [ある日の放課後]


ソーマ「で、出来たぞ……」

ソーマ「ハーブやスパイスを使った料理は多々あるけど、今回はシンプルにカレーに入れてみたぞ」

ソーマ「名付けて、謎のハーブカレー」

ソーマ「なんてな―― さっそくいただきますっと」ハフッ

ソーマ「――ッ」

ソーマ「我ながら美味い―― この独特な旨みは?」

ソーマ「これがあのハーブの旨みな――」

ソーマ(ヤベェ……!! 急にきやがった!!)

ソーマ「頭がクラクラする…… 量は少なめにしたはずなのにっ!!」

ソーマ「なんで――」フラフラ

ソーマ「そんな…… このハーブは一体――」バタリ、ビクンビクン


 ソーマ、逝く。



23:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 02:26:51.68 ID:uRvO/NNS0

田所「そういえばソーマくん、ここで試作するって言ってたっけ」

田所(たまに来るゲテモノを食べさせられたら―― なんて感じて同席を断ってしまったけれど)

田所(気になる)

田所「ちょっとだけ―― 失礼しまぁす」ガララ

田所「ソーマくん? 試作はうまくいった?」


 ソーマ、気絶中。


田所「あれ……? ソーマくん? 寝てるのかな…… こんな時に」

田所「ガスは閉めてあるし、火もついていないし、洗い物も済ませてある…… もう全部の作業終わったのかな?」

田所「あれ? これは?」


 田所の視線の先、一皿の料理。


24:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 02:33:27.66 ID:uRvO/NNS0

田所「カレーを作っていたのかな?」

田所「ソーマくん? 大丈夫?」

田所(安らかな呼吸…… 食べ切れなくて、満腹で眠くなって寝ちゃったのかな?)

田所「おいしそう」


 田所恵、そのカレーに口をつけてはいけない。


田所「どんな味がするんだろう……」


 やめなさい。


田所「まだちょっと残ってる……」ゴクリ

田所「それにこの独特な香り―― こんなカレーに出会ったのは初めて」

田所(ソーマくん寝てるし)

田所「ちょっとだけ…… いいよね?」


 やめなさい。


田所「い、いただきます……」パクリ


 エデンの園、地上の楽園―― エバは禁断の果実に口をつけてしまう。


田所「美味しいッ!!」

田所「こんなカレー初めて……」

田所「だけど―― この独特な香り、風味は」

田所(おかしい、なんかクラクラして……)


 田所恵、楽 園 追 放。




25:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 02:45:04.43 ID:uRvO/NNS0

 [その日の夜]


ソーマ「こ、ここは――!?」

ソーマ(俺、いつの間にか気を失っていた!?)

ソーマ「やっちまっ――」

田所「おはよう…… いや、こんばんはソーマくん」

ソーマ「え…… 田所!? ここは!?」

田所「私の部屋だよ」

ソーマ「な、何で俺がここに……」

田所「ソーマくん調理室で眠ってたみたいだから、学校閉まっちゃうしここまで連れてきたの」

ソーマ「す、すまんな田所…… 田所一人でここまで運んでくれたのか?」

田所「い、いや…… 私力ないから、それは青木くんとかが」

ソーマ「そうか…… 後であいつらに礼を言わなくちゃな」

ソーマ「田所もありがとう」

田所「いやっ…… あの、ところで――」

ソーマ「そうだ田所! お前あのカレーとかどうしたっ!?」

田所「ソーマくん……」

ソーマ「な、何だ……?」

田所「私ね、あのカレー食べてから」

田所「何だか気分がへんなのぉ」ニヤッ

ソーマ(田所の目の輝きがなくなってる!?)

ソーマ「お、お前あのカレー食ったのか!?」

田所「それより――」

田所「私と結婚して田舎さ来てくんねぇが?」


26:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 02:49:00.59 ID:uRvO/NNS0

ソーマ「あっ――」

ソーマ(俺、やらかした…… ここは一旦逃げるしかねぇ!!)

ソーマ「ど、どうしたんだ急に、田所――」ガチィ!!

ソーマ(なッ!? 手足が田所のベッドに固定されている!?)

田所「まずは子作りさしね゛ぇ゛と!!」ガバッ!!

ソーマ「どうしてそうなるっ!?」

ソーマ(おかしい! 田所がこんなことするはずねぇ!! あのハーブのせいなのか!?)

ソーマ「やめろ田所!! 冷静になるんだ!! ここは極星寮だ、みんなに見られるぞ!!」

田所「大丈夫、キツくカギ閉めておいたから誰も邪魔できないよ!!」

ソーマ(押し扉をタンスやらクローゼットで押さえつけるまでの徹底振りだと……)

田所「さぁ!! 私と子作りしましょう!! ソーマくん」カチャリ

ソーマ「やめろおおおおおおおおおおお!!!!」

ソーマ(マイファーストゴールドエクスペリエンスがぁッッ!!!)

ソーマ(田所が身動きできない俺の下半身を…… ズボンが脱がされていく)

田所「ソーマくんの松茸美味しそう」

ソーマ(クッ……!! 悔しい、けど感じちゃ――)ビクンビクン

ソーマ(鎮まれ、俺のエクスカリバー!!)

田所「んー」

ソーマ「ファッ!?」

ソーマ(こいつ―― 俺にキスする気かぁぁぁあああああああ!?)



28:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 02:51:41.85 ID:uRvO/NNS0




ソーマ(ヤバイってヤバイよヤバイよ!! 俺こんなキャラじゃねーし!!)

ソーマ(いや、そんなことより―― 一体どうなってんだ、この状況はぁッ!!)

ソーマ「やめろたどこ――」

田所「んむぅ!!」チュッ




29:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 02:53:35.57 ID:uRvO/NNS0




 親父、今どこにいますか?
 私は今女の子の部屋にいます。
 あの勝負からどれくらいの時間が流れたでしやうか。
 私は今大人の階段を上ろうとしています。
 ニイタカヤマノボレ、トラトラトラ。
 さくら、さくら。
 さようなら私の純潔。





30:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 02:56:44.81 ID:uRvO/NNS0

ソーマ(な ん だ と)ズキュウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!

ソーマ(俺のファーストキスェ……)

ソーマ「んむぅぁ」チュウウウウ

ソーマ(田所の唇…… やわらけぇなぁ。なんかどことなく田舎の味がするわ)

田所「そふはぁくん」レロォ……

ソーマ(田所の慎ましいおっぱい、たどころっぱい)

ソーマ(やわらけぇ)

ソーマ(ああ…… このまま川の流れのようにおだやかにこの身を任せていてぇなぁ)

ソーマ(田所でDT卒業できるなら、そんな幸せなことはねぇよなぁ……)

ソーマ(俺、もうゴールしてもいいよな?)

田所「ソーマくん、松茸狩りしても、いい?」

ソーマ「俺の松茸、狩ってくれるのか?」

田所「当たり前だよ、高級松茸だもの」スッ

ソーマ(ああ…… 俺の最後の砦が遂に)

ソーマ(田所の綺麗な手によって遂に陥落しようとしている)

ソーマ(深い森の中から俺の松茸が掘り出されようとしている)

田所「ソーマくんの高級松茸、いただきます」スッ





ソーマ「お あ が り よ」





31:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 02:59:11.56 ID:uRvO/NNS0

ソーマ(なんだ…… こんなことならオナる必要なんてないんじゃねぇか。田所がいるんだから)

ソーマ「幸せだなぁ(加山○三)」

ソーマ(遂に俺のパンツが――)


 この後、一体どうなってしまうのか!?(○チンコファイトクラブ風)




32:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 03:04:47.13 ID:uRvO/NNS0

ソーマ(遂に俺のパンツェ――)

一色「待 た せ た ね」ガサッ

ソーマ「待ってねぇよッッッッ!!!!!」


 仕事人一色、天井裏から参上。
 格好はいつものふんどし一丁である。


田所「せ、先輩!? どうして――」

一色「僕のスタンドをお忘れかな?」スッ

田所「いくら先輩でも…… 私とソーマくんの子作りタイムは邪魔させません!!」サッ

一色「なるほど…… 君はおたまを顕現するスタンド使いか」

ソーマ「ただおたまを片手に持ってるだけだから!! ややこしくすんな!!」

一色「それを僕に撃つ(殴る)つもりかい?」

田所「――はい」

一色「撃っていいのは、撃たれる覚悟がある者だけだよ」

ソーマ「それ言いたかっただけだろっ!?」

田所「私には―― あなたを撃つ覚悟があるッッッッ!!!!!」バッ

ソーマ「お前もそれ言いたかっただけだろっ!?」

田所「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!」

一色「無駄ァ!!!!」

一色「スターダスト・ストリィィィィィィィィィム!!!!!」

ソーマ(ただ手刀を首へ入れただけである)

ソーマ(余談ではあるが、現実世界では気絶させるのにこんな方法は使えないので注意するんだぞ)

田所「――」チーン

一色「なんとか間に合った…… 詳しい話を聞かせてもらおうか、ソーマくん」




33:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 03:09:23.74 ID:uRvO/NNS0


一色「なるほど―― 誤ってハーブ入りのカレーを食べてしまったと」

ソーマ「恐らく…… 俺もそれ食って気絶したみたいで、起きたらこの部屋だったんであくまでも憶測に過ぎないっすけど」

一色「でも田所くんは食べたと言っていた?」

ソーマ「はい…… だから本当に食べたのだと思います」

ソーマ「それであんな状態に―― 先輩、このハーブは一体」

一色「こんなことが起こるなんて予想もできなかったから言わなかったけれど」

一色「このハーブを女性が摂取すると」

一色「その人は一定時間、性の野獣と化す」

ソーマ「ファッ、どうしてそれを――」

一色「言っておくべきだったね…… すまない」

一色「ただこんな間違いが起こるなんて思いもしなかったからさ」

一色「ソーマくん、どこまで行ったのかしらないけど」

ソーマ「……」

一色「ちなみにABCどこまで行った?」

ソーマ「シリアスな雰囲気ぶち壊したな」

一色「Zまで行っちゃったり?」

ソーマ「どこだよそれ!?」


34:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 03:12:07.50 ID:uRvO/NNS0

 [数時間後]


田所「あれ…… 私は一体」

ソーマ「起きたか? 田所」

田所「私確かソーマくんをここに連れてきて、それから――」

ソーマ「田所も眠ってたみたいだな…… 疲れてたんだろ、悪いな」

田所「そっか…… ごめんねソーマくん」

ソーマ「いや、こちらこそすまねぇ、看てくれてありがとな」

田所「何か思い出せないことがある気がするけど…… まぁいっか……」

ソーマ(よし! なんとかセーフ!!)

ソーマ「そ、それじゃ俺はこれで! おやすみ、田所」ガチャ

田所「う、うん! お休みなさいソーマくん!」


ソーマ「なんとか大丈夫でした…… 先輩」

一色「ソーマくんも今日のことは忘れてもう眠った方がいいね」

一色「それと、これでもうあのハーブは――」

ソーマ「も、もうこんなミスしませんから!! 許してくださいなんでも――」

一色「中毒を起こしているかもしれない…… まだ研究中の代物だし何があるか分からない、危険だ」

一色(しかし、実験データが取れるのも事実)

一色「もう女性には摂取させないこと、いいね?」

ソーマ「もちろんっす!」

一色「それじゃ、引き続き頼むよソーマくん」

ソーマ「うぃっす!!」




36:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 03:14:54.57 ID:uRvO/NNS0
第一部・完

これから表記を創真に直すから許してちょんまげ
40:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/22(土) 05:54:33.03 ID:G35moTPVO
秘書子と肉魅と吉野はよ
48:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 01:01:11.16 ID:nM4JIhbr0

 [あれから数日後、昼休み]


創真(それにしても田所とキスしちまったんだな、俺――)

創真(俺に押し当てられた、たどころっぱいといい……)

創真(女の子って最高だな――)ニヤァ

創真「いかんいかん!!」ブンブン

創真(そうだ…… 俺はここの頂点を獲りに来た男だ。こんなことにうつつを抜かしては)

創真(だけど…… クソッ! あの夜のことを思い出すだけで俺の椎茸が)

創真(などと―― こんなことがあった時のために)

創真(用意しておいてよかったぜ、このハーブティーを!!)


 創真、魔法瓶の水筒に入れたハーブティーを持参する好プレー。


創真(用量は問題ないはず、もうあんなミスはおこさねぇ)

創真(それに昼休み、学園の中庭。ここなら知ってる奴は誰もいないし安全だ)

創真「それじゃ、いただきま――」



アリス「ごきげんよう幸平クン」



51:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 01:11:07.29 ID:nM4JIhbr0

創真「ぶふぉっ――!!」ゲフンゲフン

アリス「ちょっと、大丈夫!?」

創真「薙切アリス…… 何でこんなところに……」

アリス「たまたまそこを通りかかったらアナタが見えたから、何してるのかなーって」

創真「き、今日はここで昼飯食ってたんだ」

アリス「そう――」

創真(薙切アリス…… 薙切えりなの従姉妹で分子美食学のスペシャリスト)

創真(本選では俺が勝ったが…… 手強い奴だった)

創真(それにしてもこいつ、今更気付いたけど―― めっちゃかわいいじゃねぇか!!)

創真(駄目だ抑えろ…… クソ)

アリス「もぉ、人のこと無言でジーッと見るのやめてくれないかしら?」プンスカ

創真(この駄々っ娘が……!! それやめろかわいすぎるんだよ!!)

アリス「ねえ…… ちょっと、大丈夫幸平クン?」フリフリ

創真(やめろ近付いてくるな……!!)

アリス「おーい、おーい、起きてる?」フリフリ

創真(なんだよこのワガママボディ略して『ワガボ』は!)

創真(あ、屈んでるせいで谷間が―― 何だこの雪見大福!?)

創真(こいつ北欧生まれだか北欧育ちなんだっけか? ほんと雪見大福じゃねぇか)

創真(いや、大福なんてもんじゃねぇ。こいつは……)

創真(雪のように綺麗で、儚い…… そんな肌と、雪うさぎのようなかわいさと艶かしさを孕んだ赤い瞳)

創真(雪のように、今にも溶けてしまいそうな切なさ! この切なさは)

創真(この切なさに名前を付けるならば―― 名前を付けようか)


創真「スノーハレーションッッ!!」ドン



52:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 01:20:04.45 ID:nM4JIhbr0

アリス「――?」キョトン

アリス「ほんとに大丈夫? 幸平クン」

アリス「熱でもあるんじゃない?」ピト

創真(こ、こいつやりやがったッッッッ!!!!)

創真(その綺麗な手を俺のおでこに当てやがったッッッッ!!!!)

創真「か、かわいい(そういうことするとウブな男は勘違いしちまうぜ?)」

アリス「え―― 今かわいいって、言った?」

創真「あっ」

創真(しま―― 俺言ってること逆ゥ!!)

創真「ななな、なんでもねぇ!!」

創真(お茶でも飲んで落ち着こ――)ゴクリ

創真「あっ」

アリス「え?」

創真(そうだ…… このお茶は)

創真(や っ ち ま っ た)


 創真、自爆。


創真「――ッッ!!」ビクンビクン

アリス「ちょっ、幸平クンどうしたの!?」



53:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 01:31:03.59 ID:nM4JIhbr0

創真「大丈夫だ問題ない」ケンジャモード

創真(体が慣れてきたのか……? 以前より快感が薄くなったような)

創真(まあ、でも性欲はなくなってる。問題ない)

創真(ああ…… なんかもう俺何やってんだろ)

創真(人の世とは諸行無常からにして――)

創真(あれ? 何だこの女。俺に寄ってきやがって)※ケンジャモード

アリス「もう、一緒に医務室まで行ってあげるから…… ほら、肩貸して?」ムニュ

創真(――あっ)

創真(おもちもちもち、雪見大福)ムクリ

創真(やべぇ、また…… 鎮まれ!!)

創真「いや、大丈夫だって!!」ガバッ

創真(クソッ、俺のマイタケ立ち直り早すぎ!!)ゴクゴク


 創真、再びお茶を飲み無事、自爆。


創真「――」ビクンビクン

アリス「ちょっと、無理しないで!!」

アリス「早く医務室へ!」ムニュ

創真(あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ)ゴクゴク


 以下無限ループ。





54:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 01:43:14.63 ID:nM4JIhbr0

 一騒ぎあって、その後。


創真(やべぇやべぇやべぇ…… もう抑えきれねぇ、お茶なくなるヤバイ!!)

アリス「もう…… なんか今日の幸平クン変だよ?」

創真「いや…… 大丈夫だ、なんか疲れてるのかもなー、ハハハ」

アリス「幸平クンが『疲れてる』だなんて―― 明日はトマホークでも降るんじゃない?」

創真「物騒過ぎるだろ」

創真(クソ…… かわいすぎるだろほんと)

創真(こいつ確か付き人いたよな? あの男いないのかよ…… こいつを早くどっか連れてけ)

創真(あ、そういえばこいつ…… 俺に負けてガチ泣きしてたよな?)

創真(今思い出すとホントヤバイ…… 何がヤバイって、あの嗜虐心をそそらせるような苦悶の表情ッ!)

創真(普段はエスッ気振りまいてるくせに…… 敗北に泣き喚くあの姿ッ!)

創真(そう、俺はこの時気付いてしまった―― 己の内で渦巻くどす黒い奔流に)

55:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 01:58:08.51 ID:nM4JIhbr0

アリス「疲れてる―― か」

アリス「だからハーブティーを飲んでいるの?」

アリス「それ、凄く独特な香りね」クンクン

創真(あ^~ こいつ泣かせてぇ^~)

創真「お、よくハーブティーって気付いたな」

アリス「そんな独特な香りを漂わせているんだもの、当たり前よ」

アリス「気になるなぁ…… 私も一口いいかしら?」

創真(あぁ…… その試すような表情を泣き悶えるものに変えてぇ!!)

創真「ああ、全然いいぞ?」←全力で妄想に耽り気付いていない

アリス「ありがとう、いただきます」

創真「おあがりよ」

アリス「……」ゴクリ

創真(あー、マジでコイツいじめたい)

創真(まさに―― 愉悦!!)

アリス「ふぅ…… 何だか変わった味ね」

アリス「でも美味しいわ、ありがとう」

創真「おお、そうか」←妄想に夢中で気付いていない

アリス「あ、もうこんな時間かぁ」

アリス「それじゃ私はこれで、ありがとう」

創真「おう、またな」

アリス「あ、そうだ―― 幸平クン」


57:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 01:59:58.11 ID:nM4JIhbr0

創真「ん? どうした?」

アリス「前に私の料理を食べさせて欲しいとか言ってなかった?」

創真「え? 言ったっけ?」

アリス「もぉ! 忘れるなんて酷いっ! ほら、本選のとき――」プンスカ

創真「ああ、はいはい…… そうだな、個人的に興味ある」

アリス「それじゃ、今日の放課後は空いているかしら?」

創真「おお、大丈夫だぞ」

アリス「それじゃ、放課後ここで待ち合わせしない? 私の料理食べさせてあげる♪」

創真「おぅ、いいぞー。楽しみだわ」

アリス「それじゃー、ここで待ってるからね」

アリス「いつまでも」ボソッ

創真「ん? 何か言ったか?」

アリス「ううん! 何も―― それではごきげんよう幸平クン」


 この時創真は気付くことがなかった―― アリスの怪しげな視線に。


 人間は過ちを繰り返す生き物である。
 一度味わった苦さをあえてもう一度味わおうとしてしまうのである。
 いや、それは苦味ではなく…… 蜜の味なのかもしれない。

 [創性記第二章第五文より抜粋]





58:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 02:22:02.47 ID:nM4JIhbr0

創真「それで―― 何で俺はアリスの部屋にいるんだ?」


 放課後、アリスの部屋にて。


創真「料理ときたら…… 普通あんたが食戟で勝ち取った研究室なり学園の調理室なりになるかとばかり思ってたんだけど」

アリス「料理を作ってあげると言ったわね?」

創真「ん? お、おう……」




アリス「あ れ は 嘘 よ」




59:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 02:37:23.11 ID:nM4JIhbr0

創真「――は?」

アリス「幸平くん」

アリス「私、なんだかお昼からずっと体が疼いて仕方ないの……」

創真(な、なんだコイツッ!? 急に態度が――)

アリス「思えば…… あなたに敗北を喫して以来」

アリス「いや、アナタのあの料理を口にして以来」

アリス「ずっとアナタのことが気になって仕方がなかったの」

アリス「もしかしたら―― これが『恋』なの?」

創真(何言ってんだコイツ!?)

アリス「幸平クン、今度はアナタの料理じゃなくて」

アリス「あなたを味わわせて?」プチプチ

創真(ちょ、ワイシャツのボタンを外しはじめたぞっ!?)

創真(ヤバイ……!! 準北欧製雪見大福が露になってしまうッ)

アリス「もっとこっちへ来て?」

創真「――ッ」ズキュウウウウウウウウウン


60:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 02:40:06.76 ID:nM4JIhbr0

創真(上目遣いッ!! 圧倒的破壊力ッ!!)

創真(女の子の部屋、密室、ソファーに二人きり、密着…… 何も起きないはずがなく)

創真(いや―― そんなこと言ってる場合じゃねぇ!! 一体どうしたんだコイツ)

創真「じょ、冗談はよせって。何か変なもんでも食ったんじゃ――」

創真(変なもの……?)

アリス「これが冗談に見える?」

創真(TANIMA’S AGAIN)

創真(違う違うそうじゃない―― 変なものと言えば!!)

創真(俺、確かあの時……)

創真(あ゛あ゛あ…… やっちまったあああああああああああ!!)←ようやく気付く

アリス「ねえ―― キスして」

創真「ちょ、落ち着けアリス!! これは何かの気の迷いだ、やめるんだ!」

アリス「気の迷いなんかじゃない…… ねえ、もう我慢できないの」ハラリ

創真(ぶらじゃーのおなーりぃー)ムクリ


61:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 02:43:06.26 ID:nM4JIhbr0

創真「ちょっ……! それ以上はマジでヤバイ! おい、お前の付き人だか秘書はどこへ――」

アリス「リョウくんならここにはいないわよ?」

創真(詰 ん だ)

創真(てか…… 俺またしてもやっちまった何してんだよ俺!?)

アリス「ねえ…… あの時のお弁当みたいに、私の心を温もりで満たして?」ムニュウ

創真(ああああああああああああ)オーモチ、モーチモチユキミダイフクー

創真(春はあけぼの、やうやうしろくなり行く山ぎはすこしあかりてむらさきだちたる雲のほそくたなびきたる――)

創真(って違う! どうする? どうするよ俺ッ!?)ラ○フカード

アリス「どうしたの?」

アリス「あのね…… アナタがリードして欲しいの」モジモジ

アリス「私、その―― 初めてだから」

創真「い、いいいいいい、いや、あのな俺もどうて――」

アリス「いくじなし」ボソッ


62:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 02:46:16.75 ID:Jv3GJyWf0

創真(何だよこの生き物、史上最強にKAWAII!!)

創真(かわいいは正義、かわいいはジャスティス)

創真(あ^~ この女いじめてぇ^~)

創真(いや、違う!! なんとかしてこの状況から抜け出さないとっ!!)

創真(これは完全に俺の過失ッ!!)

創真(公になれば俺は社会的に抹殺される!!)

創真(どうする…… どうする!?)

創真(上はブラジャー一丁、下はスカートという誰もが憧れる格好……)

創真(よくAVのJK設定で見る姿を実際にこの目に収めることができようとは…… ああいう作品で設定活かさないですぐ全裸にしちゃうやつって無能だよな)

創真(とか言ってる場合じゃねぇんだってばよ!)

アリス「もう我慢できない」

アリス「かわいい創真くん―― 食べちゃお♪」ドサリ

創真「ソーニャちゃん助けてええええええええ!!(意味不明)」


63:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 02:53:02.05 ID:Jv3GJyWf0

アリス「アナタも脱いで?」

創真(まずいまずい…… 服が脱がされて)

創真(このまま流されていいのかっ!?)

創真(確かにこんな美女に初めてを捧げられるなんて…… これ以上幸せなものはねぇよなぁ?)

創真(さっきから俺の胸板に押し付けられてるこのWHITE BREATH…… いや、WHITE BREAST)

創真(もう何もかも冬のせいにして暖め合いてぇなぁ―― 今は冬じゃねぇけど)

アリス「ねえ…… キスしてよ」ウルウル

創真(迂闊な僕のせつなさを中に出させてえええええええええええええええ)フルボ○キ

創真「アリス…… 目を閉じてくれ」

アリス「んっ――」

創真(そうだ…… このままこの淡い桜色の唇は俺のものに)

創真(もう少しで…… 目と鼻の先に)

創真(キスだけじゃない…… Cまで、いや、Zまで!!)

創真(だけど…… 俺はこれで……)



64:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:04:40.36 ID:Jv3GJyWf0

 もうこのハーブはお預けだね、ソーマくん。


創真(駄目だああああああああああああ!!!!)

創真(これが公になればもう俺はおしまいだぁ…… 勝てっこない……)

創真(コイツは雪の妖精…… 伝説のスーパー白い死神なんだぁ…… もうおしまいだぁ)

創真(ハーブももらえなくなる!!)


 考えろ、考えるのだ幸平創真!!


創真(何か名案は――)

アリス「幸平クン、何か固いものが当たってる……」

創真(俺の雪国マ○タケです、本当にありがとうございました)

アリス「ん…… 早くして」

創真(くそ、アリスがキス待ちで目を閉じてる内に!)


 考えろ、考えろ、考えろ――


創真(考えろ、考エロ、エロ…… おっぱい、アリスのワガママ雪見大福っぱい、雪国パイ揉みてぇなぁ)

創真(ああああああこれじゃ埒があかね――)


黒木場「アリスお嬢、何か騒がしいけど大丈夫っすか?」コンコン





65:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:08:54.97 ID:Jv3GJyWf0

 救世主、現る。


創真(この声は……!! 確かアリスの付き人の黒木場リョウ!!)

創真(これはチャンスだ!!)

アリス「何でもないわよー、リョウくん今入っちゃだめだからねー」

黒木場「ういっす」

創真(やろうおおおおおおおオブクラッシャアアアアアアアアア!!!!)


 退路、絶たれる。


アリス「ごめんね幸平クン…… 続きしよっか♪」

66:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:11:55.29 ID:Jv3GJyWf0

創真(なんでだよおおおお!! てか何でコイツ俺なんだよ! 一色先輩の話し通りにいけばあのリョウって奴を襲ったっていいのに!! 何でターゲット俺!?)

創真(くそ、くそ、クソ。何か良い方法は……)

創真(さっきのリョウって奴はアリスの付き人……)

創真(確かアイツは良からぬ輩をアリスに寄せ付けないようにしてるとかなんとか噂で聞いたこともあるぞ……)

創真(ということは――)ピキーン


 創真に電撃走るッ!!


創真(閃 い た)

創真(お前には悪いが…… どうか今のことは忘れてくれアリス!)


創真「アリス―― キスするぞ」



67:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:14:10.56 ID:Jv3GJyWf0

創真(キスまではどうかお許し下さい)

アリス「ん」

創真(南無三ッ!!)ブッチュウウウウウウウウウ

アリス「あぁ、ゆきぃふぃらぁくぅん」レロォ

創真「アリス」チュパ

創真(やべぇ、キスだけでマイタケから出汁が漏れてる……)

創真(とろけるぅぅぅ この唇エロすぎぃ!!)

創真(だが…… これは撤退の為のやむなき犠牲!!)

創真「アリス…… もうここまでだ」パッ

アリス「嫌、もっと!!」プンスカ

創真「そうか―― なら、もっと気持ちいいことするか?」

アリス「気持ちいいこと…… したい」

創真「なら…… お前の、このネクタイをこうして」シュルシュル

アリス「ワイシャツのネクタイを…… 首に?」



創真「そうだ―― これが新しいお前の首輪だ」グッ



68:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:16:24.70 ID:Jv3GJyWf0

アリス「い、痛っ! やめて幸平クン!」

創真「メス豚のお前にはお似合いだぜ? この首輪わよぉ」グッ

アリス「い、痛いわやめて!」

創真「本当はこういうのが好きだったんだろォ?」

創真「俺はずっと楽しみにしてたんだ」

創真「お前の勝気な顔が苦悶の表情になるのを!!」

創真「だから本選の時の泣き顔は最高だったぜェ!! 思わず絶頂して射精しちまったほどだぁ!」

創真「ほらぁ、泣いてみろよ! 助けを請うんだメス豚ァ!」

アリス「い、嫌!」

創真「本当はこういうのが好きなんだろ? このドMビッチが!!」

アリス「違う……!! 私は……!!」

創真「嘘はいけねぇ、体は正直みたいだな?」フーフー

アリス「やめて……! 耳は……!」

創真「耳が感じるのか? もっと息を吹きかけてやろう!!」フー、フー


69:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:18:28.50 ID:Jv3GJyWf0

創真「どうだ! 罵声を浴びながらも感じてしまう気分は!!」

アリス「き、きもち――」

創真「何だってぇ!! もっと大きい声でいわねぇとお預けにしちまうぜぇ!!」

アリス「気持ちいいですっ!」

創真「いい娘だ、それでどうして欲しい」

アリス「もっと……」

創真「何だってぇ!?」

アリス「もっとこのメス豚をいじめて下さいッッッッ!!!!」

創真「わかったよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」



黒木場「そこまでにしてもらえないっすかね」ガシャン

創真(作 戦 通 り)



 遂に現れた黒木場、そして創真の「作戦通り」とはッ!?




70:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:22:25.93 ID:Jv3GJyWf0

黒木場「何をしてるかと思ったら―― やりすぎだ、幸平創真」←バンダナ装着済

創真「ングッ!!」

創真(こいつ……! とんでもねえパワーだ! 首が掴まれて息がっ!!)

アリス「違うのリョウくん!! これは――」

黒木場「どういうことだ?」

アリス「私が、私がお願いしたの!!」

黒木場「そうだったのか!?」

創真(まずい……! この流れは!!)

創真(この流れはまずい…… コイツこそこの場を切り抜けるための救世主!!)


 アリスをいじめる→黒木場登場→黒木場を説得し退場させてもらう。


創真(これが俺の作戦―― その名も『毛』号作戦!!)

創真(由来は奇跡の撤退と言われた某作戦からだが―― 俺も無傷で撤退してみせる!!)

黒木場「――それは本当か? 幸平ァ」ゴゴゴゴゴゴゴ

創真(こいつ…… なんて覇王色ッ!!)

創真(だが、戦闘モードのこいつをうまく説得するしかない! こいつをこの場に召還させるのには成功したんだっ!!)


71:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:24:33.62 ID:Jv3GJyWf0

創真「へへっ――」

黒木場「なんだァ? まだ逝ってなかったのか?」グググ

創真「とんでもねえ―― 待ってたんだ」ニヤリ

黒木場「気にいらねぇな、死に底ないガッ!!」ググググ

創真(ま、まずい!! このままじゃ説得の前に俺が死んで――)

アリス「やめてリョウくんっ!!」

黒木場「黙ってろお嬢!! コイツが気にくわねぇんだ!!」

アリス「今日は厄日だわッッ!!」デェェェェェン!!

創真「へへっ…… へへへ」

黒木場「何を笑ってやがるんダァ?」


創真「やれるもんならやってみろよ―― 怖いんだろ? 俺が」



72:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:26:37.52 ID:Jv3GJyWf0

黒木場「何だと?」

創真「アリスを取られるのが怖いんだろ!? 黒木場ァ!!」

黒木場「――!!」

創真「お前は実はアリスのことが好きだった…… だが、近くにいるのにその想いを伝えられなかった!!」

創真「明日、明日…… そうやってまだ見ぬ未来を先延ばしにして必死に誤魔化してたんだろ!?」

創真「その内に俺という人間が現れ、アリスの気持ちをさらっていった!!」

創真「アリスが自分のもとから離れてしまう―― それが怖いんだろ!!」

創真「コイツが笑っていればいいや―― そんな誰もが夢みるハッピーエンドで諦めようとしていたんだろ!!」

創真「これはテメェのストーリーだ!! テメェが主人公になれなくてどうするっ!?」

創真「俺がアリスをさらっちまうぞ!! いいのか!?」

黒木場「やめろおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

創真「そうだ……!! これは男と男の殴り合いだ!!」

アリス「二人ともやめてっ!!」

リ&創「女 は 黙 っ て ろ !!」クワッ!

アリス「え、ええぇー……」



73:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:29:12.63 ID:Jv3GJyWf0

創真「俺も、俺もアリスが好きだッッ!!」

創真「意地があんだろ!! 男の子にはッッッ!!」

黒木場「お嬢は…… アリスお嬢は俺が守るッ!!」

黒木場「これで終わりだッ!! ラストオーダーァァアアアアアアアアアアア!!!!」

創真(へっ…… 説 得 失 敗)

創真(だが、まぁ…… これで終わりでもいいのかもな)

創真(童貞のまま死ぬなんて―― それも一興ってやつだ)

創真(もう俺は…… 終わりだ)


創真(――と言うとでも思ったか?)

創真「歯を食いしばれよ最強、俺の最弱はちっとばっか響くぞ」ファサ



74:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:31:44.21 ID:Jv3GJyWf0

 その時、黒木場に衝撃走る――


黒木場「なんだ――!?」ファサ


 創真が懐から取り出した「ナニ」かが黒木場の顔に被せられたのだ!!


黒木場「これは―― アリスお嬢の パ ン ツ !!」

創真「ご 名 答」ニヤリ

黒木場「見紛うはずがねぇ―― 匂いッ!! 形ッ!! 嗜好ッ!! 付き人であるこの俺がお嬢のパンツを見紛うはずがねぇッ!!」

創真「アリス調教の際にこっそり脱がせていただいたのさァ!!」バァアアアアアン

アリス「な、何ですって!?」カクニン

創真(コイツはバンダナを頭に巻くと人格が変わる……!!)

創真(なら、主のパンツを被ったらどうなるかなァ!!)

黒木場「――」シーン

創真(凶暴性が二乗になるのか、それとも中和し打ち消されるのか―― それともぉ!!)

黒木場「……」ゴゴゴゴゴゴ

創真(どっちだ!?)



75:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:33:53.10 ID:Jv3GJyWf0

黒木場「幸平のダンナァ、飛ばしますぜェッッ!!」バアアアアアアアアアアアアアアアアン

創真「お 粗 末 !」ドン

黒木場「このバイクに乗って下せぇ!!」


 いつの間にか部屋の外に白バイ。


黒木場「飛ばしますぜぇ!!」

創真「お前本田かよっ!?」ブロロロロロロロ



 かくして、創真はアリスの暴走から逃げ切った。
 これより後に「学園の敷地内をパンツを被った変態仮面ライダーが暴走していた」という噂が生徒の間で囁かれるようになる。
 その噂が「遠月学園七不思議」の内の一つとして後世に語り継がれることとなるのはまた別の話。



76:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:36:17.86 ID:Jv3GJyWf0

そして――


創真「あぁ、この前はホントにどうなることかと……」

アリス「幸平クン♪」

創真「うわぁ!!」ガタ

アリス「人の顔みて驚くなんて酷いわぁ!!」プンプン

創真「い、いや別に何でもないんだ…… どうしたんだ?」

アリス「そういえば幸平クンこの前私の部屋に来てくれたような気がするんだけど」

アリス「なんかその時の記憶が抜け落ちてるみたいで…… 思い出せないの」

アリス「何があったか教えて欲しいんだけど…… 私何か変で」

創真「あ、あーあの時な! お前確か料理作ってくれるはずが」

創真「何故かお前の部屋に招待されて」

創真「で、なんか雑談してるうちに眠っちまったんだよ!」

アリス「そうなの……?」

創真「そ、そうそう! お前の付き人にも聞いてみろよ」

アリス「そうなんだ…… 招待しておいてごめんなさい、幸平クン」

創真(良かった…… コイツも暴走の記憶が抜け落ちてるみたいだ)


アリス「ところで――」

創真「ん?」

アリス「あれの続き…… しないの?」

創真「あ、あれって何のことだ?」

アリス「もぉー! とぼけちゃって、かわいい♪」ムニュ

創真「え…… な、何言ってるんだ?」アセアセ



77:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:38:18.99 ID:Jv3GJyWf0


アリス「私を」

アリス「あんなにしておいて」

アリス「私は」

アリス「もうあなたなしじゃいられないの」

アリス「体が熱くてしかたないの」

アリス「早くこのメス豚を罵ってください」

アリス「ご 主 人 様」ニヤリ



創真「い、嫌ああああああああああああああああああああああああああああ」


78:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:39:40.34 ID:Jv3GJyWf0

アリスの体は覚えていた。
 あの記憶は体に刻み込まれ、しっかりと生きていた。
 たとえ脳が忘れようと、体がそれを思い出させるのだ。


 ありすはレベルアップした!!
ありすはどえむぞくせいをおぼえた!!




79:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 03:40:45.11 ID:Jv3GJyWf0
第二部・完
89:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 09:55:10.17 ID:YWlvYLia0
ほんの少し、繋ぎを投下
90:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 09:56:38.98 ID:YWlvYLia0

創真「しかし…… どうしたものか」


 創真、一人悩む。


創真「こいつは確かに優れものだ」

創真「だけど、こいつを使い続けて…… 逆に性欲が増すような出来事が起きやがる」


 全ては本人の過失のせいだとは言いたくないようだ。


創真「これじゃ本末転倒」

創真「いっそのこともう使わない方が」

創真「でも―― 前みたいにプレッシャーの中で」

創真「プレッシャーオ○ニーするのもなあ」

創真「オナ禁なんてできそうにないし」

創真「まぁ―― 一回摂取してからまた考えよっと!」


 この男、もはやハーブジャンキーである。


創真「さてと……」ゴソゴソ

創真「ん…… おかしい」

創真「いつもこの机の中にしまってたはずだぞ?」

創真「あれ―― ハーブがないっ!?」

創真(嘘だろ……!? そんなまさか!!)


91:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 09:58:30.28 ID:YWlvYLia0

 その後しばらくハーブ捜索。


創真「どこにもないっ!?」

創真「おいおい、冗談じゃねぇぞ!?」

創真「いつもここにしまってるはず」

創真「ど、どういうことだ……」

創真「ま、まさか――」

創真「盗 ま れ た !?」ドン

一色「そ、創真くん!!」ガチャ

創真「せ、先輩!?」

一色「良かった…… ここにいたのか」ゼェゼェ

創真(先輩らしくない…… こんな焦ってる姿初めて見たぞ)

創真「どうしたんですか?」

一色「ちょっとついてきてくれ!!」ダッ

創真「あ―― 先輩ッ!?」

創真(追いかけよう!!)


92:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 10:00:19.54 ID:YWlvYLia0

 [極星畑、ビニールハウス]


一色「今朝のことだ」

一色「いつも通りハーブの世話をしようと来てみたら――」

創真「こ、これは……」

一色「僕が手塩にかけて育てていたハーブが」

一色「全部―― 全部なくなっていた!!」

創真「ぬ、盗まれたっ!?」ドン


 創真と一色のハーブが忽然と姿を消したッ!!
 この先、一体どうなってしまうのか!!
 次回、遂に性が大乱闘!!
 そして混沌は更なる混沌を呼び、何者かの陰謀が渦巻くッ!!




93:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 10:04:46.61 ID:YWlvYLia0
みたいな感じで

94:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/23(日) 10:11:01.68 ID:Pat+ipNAO
おう
100:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/25(火) 04:09:19.39 ID:R52DeGs+0

 とある放課後。


一色「僕は…… 禁断の果実を手に入れてしまったんだ」

一色「悪魔の囁きに負けてしまった」

創真「先輩……」


 極星寮、一色の部屋では円卓会議(二人だけ)が行われていた。


創真「あのハーブはそもそもどこから――」

一色「知り合いのツテでもらったんだ…… その方はこれを外国で手に入れたらしい」

一色「その方も『どんな効能があるのかまだ完全には判明していない禁断のハーブ』という触れ込みで譲ってもらったらしいんだ」

一色「そして自分で育てて改良を加える内にこんなことになってしまった!!」

一色「僕は…… あのハーブと出会ってしまったことそれ自体が『禁断の果実』だった!」

一色「悪魔の囁きだったんだ…… 僕は、これでは僕は大罪人だね。欲に支配されていたッ!!」

一色「創真くん……」

創真「は、はい」

一色「人間は皆等しく罪を抱え生まれてくるのだとしたら―― 僕らの人生はいったい何の為にあるのだと思う?」

創真「それは……」

一色「もしかしたら、贖罪(しょくざい)の為にあるのかもしれない」

創真「俺たちの人生は…… 生まれてから死ぬまでその罪を償う為にあるということっすか?」

一色「僕たちは生まれた時点で罪人なのかもしれない」

一色「だから…… この罪を償う責任が僕にはある」


創真(何言ってるかさっぱり分からねえ)


101:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/25(火) 04:12:46.33 ID:R52DeGs+0

創真(だが…… 俺にもその責任っつーもんがあるよな)

創真(思えばハーブ絡みの失敗してばかりだし)

創真「なんとかしないといけないっすね」

一色「創真くん―― もうあのハーブはこれで終わりにしよう」

創真「――えっ」

一色「え?」

創真「そ、そうっすね!! あのハーブは禁断の果実、すなわち『罪』。そしてそれにとり憑かれた俺たちも同様に……」

一色「そう、だから僕たちの罪は僕たちが払う!!」ドン

一色「僕たちは、人間は禁断の領域に手を出し過ぎてしまったんだ…… 心を原始に戻すべきかもしれない」

一色「よって、ここにハーブ撲滅のため―― オペレーション・創世記(ジェネシス)を発令するッッ!!」

創真(クソ…… もうあのハーブを使えないなんてッ!!)

創真(だが、確かに欲だけを消すなんて虫が良すぎる話だよな)

創真(きっと何らかの危険な副作用があるのかもしれない)

創真(大変名残惜しいが…… こうするしかないだろう)

創真(俺のオ○ニーライフ、俺の右手…… ただいま)


 一色発案のオペレーション・創世記(ジェネシス)とは一体ッ!?




102:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/25(火) 04:17:57.07 ID:R52DeGs+0

創真「オペレーション・創世記(ジェネシス)って……」

一色「そうだね、あの禁断の果実は消さなければならない。それがこの作戦だ」

一色「あれが今どこにあるのかは不明だけれど―― あれが学園内の多数の生徒、その手に渡れば大変なことになる!!」

一色「うちゅうのほうそくがみだれる」

一色「そうなる前に水際で阻止せねばならない」

一色「誰があれを盗んだのか」

一色「単に処分されたということならば良かったが」

一色「その痕跡が発見されない以上、盗まれて悪用されているかもしれない」

創真「ちなみに…… 周辺のゴミ捨て場や学園にも捨てられた痕跡はなかったっすね」

一色「そうだね、だからこそ一刻も早くあのハーブたちの居場所を突き止めなければならないわけだけれど―― なにかアテはあるかい? 創真くん」


103:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/25(火) 04:23:10.83 ID:R52DeGs+0

創真「アテ…… そうっすね」

一色「僕もそれなりに濁して周辺にあたってみたけれど、有力な情報は得られなかった」

創真「俺も特にアテは―― あ、そうだ!!」

一色「何か思い当たるものでもあったのかい?」

創真「スパイス、ハーブに詳しい奴なら知ってます!!」

一色「それはもしかして」

創真「そう、葉山アキラっす!!」

一色「なるほど…… 彼なら何か知っているかもしれない」

一色(それに疑っているわけではないが―― 彼が関与している可能性も)

一色「彼は普段どこに?」

創真「それなら知ってます、さっそく行ってみましょう!!」




104:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/25(火) 04:30:06.14 ID:R52DeGs+0

 [汐見ゼミの研究室]


葉山「なるほど…… 事情は察した」

葉山「初めて聞いた名だが」

葉山「使い方次第では危険な効能か…… 確かにそいつが出回ったら大変なことになるな」

一色「単に処分された可能性もあるけど、しかし盗まれた可能性も否定できない状況ってわけさ」

創真「最近、何かそういう噂とか聞いてないか?」

葉山「残念だが…… そんな話は聞かないな」

葉山「ところで―― ソイツはどんなハーブなんだ?」

創真「それは……」

創真(効能が効能だけに言いづれぇ――)

一色「性欲を解消する効能があるハーブさ」

創真「せ、先輩っ!?」

創真(一点の曇りもなく言い切りやがった!?)

一色「しかしこれは僕が改良した結果生まれたと思われる効能なんだ…… 元のハーブにどんな効能があるかは完全には判明していないらしい」

一色「そんなわけなんだけど……」

葉山「――ッ!!」

創真(な…… 突然葉山が驚愕の表情をっ!?)


105:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/25(火) 04:32:39.04 ID:R52DeGs+0

葉山「ちょっと待て――!!」ガチャ

葉山「もしかしてこれのことかっ!?」


 葉山の手には瓶に入れられたハーブが。


一色「こ、これはっ!?」

創真「こいつは――!! あのハーブじゃねぇか!!」


 それは、一色が育てているハーブそのものだった。


一色「葉山くん、これを一体どこでっ!?」

葉山「昨日…… いや、一昨日のことだ!」


葉山「十傑評議会名義でコイツが俺たちのゼミへ送られてきたっ!!」ドン


106:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/25(火) 04:39:00.37 ID:iW16bV5R0

一色&創真「「な、なんだってぇぇ!?」」

一色「誰がここまで持ってきたんだい?」

葉山「いや、宅配で来たんだ!!」

葉山「同封されてた手紙には、コイツの効能を分析して結果を送って欲しいと書かれていた…… もちろんその送付先も十傑評議会宛に指定されていた!!」

葉山「初めてコイツの匂いを嗅いだとき―― 俺の繊細で敏感な嗅覚は一瞬で蹂躙されたッ!!」

葉山「その日はお気に入りのロ○風AVでも反応しなかったほどの達観具合だった!!」

葉山「まるでシッダールタが達した境地にいる気分だった!!」クワッ

創真(こいつそんな性癖だったのかよ)

一色「十傑評議会宛に……!? それは一体」

葉山「俺はそれだけしか知らねぇ」フゥ

葉山(あの衝撃以来ガスマスクなしにはコイツと接することはできねぇ)

葉山(しかし…… 最近性欲が薄れてきたような気がするんだが)

創真「その解析はどうなったんだ!?」

葉山「まだ続けている最中だ。俺たちが現時点で突き止めているのも『一時的に性欲がなくなる』効能があるってことだけだな」

一色「実は、葉山くん―― それにはもう一つの効能があるんだ」

葉山「どういうことだ!?」

一色「それを女性が摂取すると―― 逆に性欲が増し異性を求め暴走する野獣となる」

葉山「な、何だって!?」

107:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/25(火) 04:42:46.03 ID:iW16bV5R0

 [葉山の回想]


汐見「葉山くん、例のハーブをフレッシュハーブティーにしてみたよ」

汐見「飲んでみてっ」

葉山「おい…… まだ完全にどんな代物か判明していないのに…… 危険だ」

葉山(もうあんな『無我の境地モード』はウンザリだ)

汐見「私、さっき飲んでみたけどなんともなかったよ♪」

葉山(な、なんだと!?)

汐見「そ、それでね…… 葉山くん」

葉山(何だ!? 急に潤の様子が――)

汐見「葉山くん…… 私みたいなおばさんでも」

汐見「大事にしてくれる?」ファサッ

汐見「私―― 葉山くんを研究したい!!」ガバッ

葉山「止めろおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」


 [回想終わり]


108:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/25(火) 04:50:53.41 ID:iW16bV5R0

葉山(なるほど…… あれはコイツの効能によるものだったのか)

一色「ともかく―― これで盗難説が決定的になったわけだ」

一色「そして盗んだ人間とここへ送りつけた人間は同一である可能性が…… まだ盗まれてからそこまでの日数は経っていない」

一色「更に、決定的な証拠―― 十傑評議会」

一色「評議会のメンバーが犯人の可能性もある!」

創真(名探偵一色先輩パ、パネェッ!?)

一色「これが悪用され、多数の生徒に行き渡ったら大変なことに!!」

一色「だから葉山くん、結果を送付するのは――」

葉山「分かった、そういう事情があるってことなら……」

葉山「結果を送付するのは止めるように言っておく」

創真「すまねぇな」

葉山「盗まれたってことならコイツはあくまでもその中の一部で、盗んだ奴がまだ多くのハーブを所有してるってことだろう。コイツが悪用され多くの人間に渡ったら大変なことになるしな」

葉山(性的な面で)

一色「それと、もし送りつけてきた人間が何か言ってきたら…… それを僕たちに教えてほしい」

葉山「分かった。結果を送らない、そして向こうが何かコンタクトを図ってきたら二人に知らせる―― そういうことだな」

一色「ありがとう、葉山くん」

葉山「それと、俺たちにできることがあれば協力するぜ」

創真「わりぃな、何から何まで。サンキューな」


109:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/25(火) 04:53:49.42 ID:iW16bV5R0

 そして―― 再び極星寮、一色の部屋。


一色「今日は遅いしここまでにしておこう……」

一色「実は明日評議会の定例会があってね」

一色「そこで何かしら探りを入れてみることにするよ」

創真「あざっす」

創真「俺に…… 俺に何かできることはないっすかね?」

一色「そうだね、それでは創真くんもそれとなく友達など周りの人に探りを入れてみて欲しい…… 変な噂が流れていないかどうかなど、なんでもいい」

創真「分かりました、それとなく聞いてみます」

一色「おっと―― もう夕食の時間だね、食堂へ行こうか」



110:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/25(火) 04:56:29.96 ID:iW16bV5R0

 そして夕食後、創真の部屋。


創真(十傑評議会…… いったいどういうことだ?)

創真(偏見だけど叡山先輩とかスゲェ怪しいよな……)

創真(あの人ならやりかねない)

創真(なんかあのハーブを裏ビジネスに使いそうだしな)

創真「なんか疲れた…… ハーブティーでも飲むか」

創真「って、あいつとはもうサヨナラしたんだ」

創真「ってか…… 混乱の中で忘れていたけど俺の乾燥ハーブも盗まれたんだった!」

創真「一体誰が―― 一色先輩は何も知らないって言ってたしな」

創真「この寮の人間が…… いや、そんなはずは」


 ガチャリ。


創真「だ、誰だッ――!?」


 その時、開かれるドア。
 創真の部屋を訪れた者とは一体!?





116:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 04:45:52.68 ID:Bn85Q35u0

創真「だ、誰だッ!?」


 夜、創真の部屋を訪れた者とは――


吉野「幸平、みーつけたぁ!!」ニヤリ

創真「吉野ッ!? どうした――」

榊「幸平くん、こんばんはぁ」ニヤリ

創真「なっ―― 榊まで!?」

創真(二人とも様子がおかしい!?)

創真「な、なんだ二人とも。どうした?」

吉野「どうしたもこうしたも――」

榊「創真くんを…… いただきに来たのよ!!」バアアアアアアアアアン

創真「な、何だって!?」

吉野「アンタを料理してあげる♪」

創真「や、やめろぉ!!」

榊「二人に勝てるわけないでしょ!!」ドサ

創真「ナイスゥ!!(やめろォ!!)」

吉野「ふふっ!! 体は正直じゃない♪」

創真(しまっ―― 最近ハーブなしで性欲の制御が大変だっただけに本音が漏れて!!)


 創真、為す術なくベッドへ押し倒される。


創真「駄目だ! みんなに聞こえちまう!」

吉野「へーきへーき、鍵は閉めたから」

榊「邪魔者はいないわよ」

創真「そういう問題じゃない!」

創真「お前ら急に―― 変なもんでも食ったのか!?」

創真(変なもの―― 盗まれた俺のハーブ)

創真(ま、まさか…… そんなはずは!!)


117:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 04:49:52.20 ID:Bn85Q35u0

榊「暴れないで!!」

吉野「涼子、縛るわよ!!」シュッ

創真「な……!! ナイ、やめろォ!!」

創真(クソ……!! 体が縛られて)

創真(おい…… この縛り方はァッ!?)

創真「亀甲縛りッ!?」バアアアアアアアアン

創真「こ、こんなのどこで習ったんだッ!?」

吉&榊「「ハワイで親父に」」

創真「バーロー!!!!」

創真「クソォ…… お前ら…… 縛られて力が出ないぃぃぃぃ」ア○パンマン

吉野「大人しくなさいッ!!」

榊「この豚さん!!」

創真(なんかデジャヴゥ―― あ、アリスはこんな気分だったのかぁ)

創真(これはこれで…… ありなんじゃないのかなァ)

創真(だが…… このままだと大変なことになる!)

創真(俺の初めてがこんなことで…… いや、いいかこれで)

創真(いやいやいや! 駄目だ!)

創真(俺はもっとこう…… お互い初めてで色々探りあって…… 美少女と)

創真(なんとか切り抜けるしかない!)

創真(だが、どうやって――)

創真(一色先輩は来ない…… 救援は到着せず!!)

創真(こうなったら……!!)

創真(やってやろうじゃねぇか)


 救援は来ず、絶対絶命の状況ッ!!
 創真の運命やいかに!?


119:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 04:53:26.62 ID:Bn85Q35u0

創真(やってやろうじゃねぇか)

創真(絶対絶命だ、だが……)

吉野「さあ、観念なさい幸平」ハァハァ

榊「今夜は寝かせないわよ」ハァハァ

創真(こいつらここからどうするつもりなのか)

創真(こいつらがどんな恋愛遍歴を経てきたのか知らねぇが)

創真(まず吉野―― いつも元気一杯の元気っ娘、健康的な肢体は魅力的だ。おっぱいは小さいけど。おっぱいは小さいけどな)

創真(だが、おっぱいが全てじゃない…… こいつの脚、こいつの脚はヤバイ)

創真(美脚…… というわけでもないんだが、なんと言えばいいか。健康的でほどよく筋肉が付き、もともとの脂肪と絶妙なバランスを形成している。思わずアイスバーのようにペロペロしたいような、そんな脚だ。美味しそう。部屋着?のソックス履いた姿はヤバイ、あのソックスの上からしゃぶりつきてぇ)

創真(それと、いつも元気なのに恋愛を意識した瞬間モジモジしそうなウブッ娘っぽい)

創真(恐らくまだ恋は経験していないか…… していたとしても付き合った経験はないだろうな)

創真(次に榊―― こいつは一見すると多くの男をその気にさせてきたようなグラマラスな女だ。豊満な体にキレイ系の美貌、おっぱいはダイナマイツ。おっぱいはダイナマイツ)

創真(だが、こうして友達として見てきた経験からすると…… 恐らくこいつもウブだ)

創真(結婚でもすればかかあ天下になりそうな気もするが、恋愛の時点では普段の『お姉さん』の雰囲気とは違い甘えてくるに違いない。なにそれギャップ萌えじゃん…… ヤバイ萌え~)

創真(ともかく…… こいつもそこまで恋愛を経験していないだろう)

創真(これらのことから考えて―― ウブなこいつらはここからどう事を運んでいくのか分からないはずだッ!!)

創真(つまりここから俺が逆転するのも可能ッ!!)

創真(対する俺は)

創真(いや、待て―― 俺も童貞だった!!)ガビーン

創真(このままでは俺は…… 俺の息子は吉野のジビエに、榊の塩麹…… いや、マン麹のエサになってしまうッ!!)

創真(その前に――!!)

創真(考えろ……)


120:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 04:58:11.05 ID:Bn85Q35u0

吉野「まずは―― 幸平の唇いただきますっ!」

創真「なっ――」チュッ

創真(なんて軽いキスだッ!?)

創真(まるで小学生の頃、初恋のあの娘と校舎裏でしたような味ッ!?)←そんな経験はない

榊「次は私ね――」

創真「ごっつぁんです!!(やめるんだ!!)」チュウウウウウウウウウウウ

創真(こ、こいつもなんてウブなキスだっ!?)

創真(見栄を張ったのかしらんが吉野よりは時間が長い。しかし舌は入れずあくまで唇と唇のウブなキスッ!)

創真(確信した―― こいつらはUBUだッ!!)

創真(勝てる…… やるしかない!!)

創真(俺の息子もさりげなくギンギラギンに)

創真(だが…… そいつが俺のやり方だ)

創真(お前らを逝かせて俺が生き残る!!)

創真(俺は貞操王になるッ!!)ドン

創真「ふふふ…… ハハッ!!」

吉野「な、なによ」

創真「分かってねぇな…… 分かってねぇ!!」

榊「何がおかしいのっ!?」

創真「俺が気持ちいいこと教えてやるよ」

創真(反撃の時間だ)


 絶体絶命の状況、形勢逆転の為にソーマが出した答えとはっ!?


創真「俺が―― 俺を罵って下さい、女王様!!」バアアアアアアアアアン


 反撃が、始まる……!!




121:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:00:28.01 ID:Bn85Q35u0

吉野(ゆ、幸平……!?)

榊(一体どういうつもり!?)

創真「この汚らわしい豚を罵って下さいッ!!」


 驚愕、圧倒的驚愕ッ!!


創真(固まってやがる)

創真(形勢逆転だ!!)

創真「女王様…… 僭越(せんえつ)ながらこの豚めが女王様方を癒したいと思った次第でありまして」

創真「日頃の疲れがおたまりになっていますでしょうから」

創真「この豚めがマッサージを―― 是非!!」

吉野「ま、マッサージ……」

榊「そうね…… それでは私たちを満足させられるよう励みなさい?」

吉野「それじゃ私から!!」

吉野「豚さんお願いッ!!」

創真(豚『さん』だとォ!!)

創真(なんという純真無垢の塊ッッ!!)

創真(後光が差しているッ!! なんという無邪気!!)

創真「Cute!!!!!」lol

創真(あまりの眩しさに動揺しかけたが…… 作戦通りに進んでいる)

創真(作戦…… そう、俺の作戦はッ!!)


122:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:02:40.58 ID:Bn85Q35u0

創真「それでは女王様…… そのおみ足をこちらへ」

吉野「こ、こう?」

創真「それでは脚からマッサージしていきますねぇ」サスサス

創真(う、ウッホッ!!)

創真(吉野の脚がこの手にッ!!)

創真(ふくらはぎマジKAWAII)

創真(そう、俺の作戦はこのマッサージだ)

創真「痛くないですか?」

吉野「あ、あっ……!! そこぉっ!!」

創真「固くなってますねえ、ほぐしていきますね?」

吉野「ダメッ!! そこッ!!」ビクンビクン

創真(こうなった時点で俺の勝ちDA!!)

創真(恐らくどういうわけか二人はあのハーブを摂取したと思われる)

創真(そうでもないとこの状況に説明がつかねえ)

創真(だが…… 今はこの状況を切り抜けるのが先ッ!!)

創真(その為に―― 俺は二人を逝かせて生き残るッ!!)

創真「よし……!! このくらいでどうでしょう?」パッ

吉野「えっ―― もう終わり? まだふくらはぎしかやってないけど」

創真「ここから先は幸平流の秘術を使うコースになりますが」

創真「どうなさいますか?」

吉野「秘術……」ゴクリ

創真(吉野…… お前には悪いが)

創真(まずはお前から逝かせる!!)

吉野「それじゃ―― 豚さんお願い!!」

創真「かしこまり!!」ドン


123:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:05:49.43 ID:Bn85Q35u0

創真「それでは…… いざ!!」レロォ

吉野「あっ――」

吉野「ちょ、幸平何やってるのッ!?」ビクンビクン

創真「リンパの流れを良くするマッサージです」キリッ

吉野「ちょっ―― 脚をしゃぶらないでっ!!」ビクッ

創真「それでは…… やめますか?」

吉野「え……?」

創真「このままではリンパの流れが中途半端になり、かえって良くないですが」

創真「どうしますか?」

創真「こうして私が脚の指からふくらはぎ、ふともも、そしてデリケートゾーン周辺をなめることによりたまった毒素を排出し、血行を良くするんです」

創真「こうすれば女性ホルモンの分泌を促し、体の成長も期待できますよ。キレイになります」

吉野「そう、なの……」

創真「はい」

吉野「それじゃ…… お願いします」

創真「かしこまり」キリッ

創真(まんまと術中にはまったな、吉野)

創真(これは戦争なんだぞ、吉野)

創真(どちらが先に逝くか―― どうやら俺の優勢だな)

創真(俺のマッサージ作戦―― そして決め手は『リンパ万能説』!!)

創真(マッサージAVの常套手段だ。無知の客に『キレイ』、『血行が良くなる』、『恥ずかしいことではない』、『リンパの流れが~』などと専門用語とプラス思考の言葉を嵐のように浴びせてやるんだ)

創真(まくし立てるのがコツだ)

創真(考えさせる時間を与えてはいけない、相手が考える前に強引に頷かせてしまうんだ。ちなみにマルチの勧誘員なんかはこんな感じの話術を巧妙に使いこなして子ネズミを増やしていってるから注意するんだぞ)

創真(更にそこへ『リンパ』という言葉を使えば説得力が増す)

創真(何が何だか分からない…… だけど体に良さそう)

創真(無知な客はそうして『リンパ』の力に押されて頷いてしまう!!)

創真(これがリンパが万能と言われる所以!!)


124:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:09:15.17 ID:Bn85Q35u0

創真「それでは、マッサージを続けます」チュパッ

吉野「あ……!! いやっ……」

創真「いふぁくないふぇすか?」チュパッ ペロッ

吉野「ダメ……! もう……!」ビクン

創真(ハーブのせいなのか)

創真(脚の指を咥えただけでこれか)

創真(それにしても――)

創真(吉野の脚…… クッッッッッッッサ!!!!!!!!)

創真(圧倒的臭さッ―― だが、やみつきになる!!)

創真(例えるなら…… 臭うけどうまい食い物!!)

創真(納豆に然り、果物で言えばドリアンとか……)

創真(ああいった臭いけどうまい食い物…… こいつの脚はそれだ!!)

創真(うめぇ!! うますぎる!!)チュパチュパチュパチュパカブラ

吉野「――ぁん!!!!!」ビクン

創真(まるで大地の匂い…… 土と草木と、野生動物!!)

創真(母なる大地に包まれるこの感覚ッ!!)

創真(ただいま…… ただいま、悠姫お母さん!!)

創真「WE  ARE THE WORLD!!!!!」チュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ

吉野「EARTHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!」ビクンビクン

創真「これで仕上げですッ!!」

吉野「待って!! もう逝っちゃ――」

吉野「ちょっと……!! そこだけは!!」

創真「ズボンの中、失礼しますッッ!!」モゾッ

創真(あった……!! 吉野のサバンナ!!)

創真(サバンナの更に奥、ここがオアシスだっ!!)

創真「最後の毒素を出します!!!!」

吉野「やめてエエエエエエええええええええええええええええええ」

創真「母なるアフリカ、俺は戻って来たッ!!」

創真「幸平流――」

創真「天空落としッッッッ!!!!(手○ン)」シュッシュッシュッシュッシュッ

吉野「いやあああああああああああああああ!!!!!!!」ナシジルブッシャアアアアアアアアアアアアアアア

吉野「出ちゃったあああああああああああああああ(毒素)」ビークビクビクビッグ

創真「お 粗 末 !!」ドン


125:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:11:38.53 ID:Bn85Q35u0

創真「それでは―― 次は榊様ですね?」ニヤリ

榊「ひっ――!!」

榊(幸平くんの視線だけで…… 体が火照って!!)

榊(私、悠姫のように犯されちゃうのッッ!?)

創真「それでは…… まずは脚から」

榊「ダメえええええええええええええええええ!!!!!!」

創真「おっと―― 見ただけで分かりますよ」

創真「榊さん…… あなたは」

創真「胸が凝っていますね?」

創真「それでは胸からいきましょう」モミ

榊「あっ…… はぁん!!」ビクンビクン

創真(な…… なんだこの弾力はァッ!?)

創真(指が沈み、はじき返されるッ!?)

創真(こいつのおっぱいは物理無効かっ!?)

創真(ならば…… 少し早いが)

榊「ちょっ…… やめてぇ!」

創真「服脱がしますねぇ~」バッ

創真「下着も脱がしますね~」

創真(物理が無効なら、状態異常攻撃だ…… い た だ き ま す!!)


126:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:14:25.64 ID:Bn85Q35u0

榊「赤ちゃんみたいに吸っちゃ嫌ッッッ!!!!」

創真(なんだこの味はッ!?)チュウウウウウウウウウウウウウウウウウウッッッバッカ

創真(おいしい―― お い し い!!!!)チューペットッ!!!!

創真(それにこの揉み心地…… 俺は榊の胸の中で死にたい!! 死んでもいいッ!!)

創真(吉野の匂いが『母なる大地』なら―― 榊のおっぱいは『聖母』だ!!)

創真(聖母…… 圧倒的包容力、慈愛!!)

創真(アリスも凄かった…… しかしこいつはまた違う!!)

創真(アリスのおっぱいはひたすら『快楽』、もしくは『艶美』を意味するおっぱい!!)

創真(しかし榊は違う…… このおっぱいは俺の全てを包みこんでくれる!!)

創真(あまつさえ癒してしまうのだッッ!!)

創真「お、お母さアアあああああああああああああああん」チュウウウウウウウ

榊「ゆ、幸平くぅうううううううううううううん!!!!!」スプラッシュ!!


127:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:16:32.05 ID:Bn85Q35u0

創真(こ、こいつ母乳を出しやがったああああああああああああああ!!!???)

創真(う、うめえええええええええええええええええええええ!!!!)

創真「ダメだ…… 俺ももうッ!!」

創真(この優越感はなんだ!?)

創真(まるでNTRしたみたいだ!!)

創真(まるで榊が人妻で…… 俺が寝取った!!)

創真(その事実が俺を…… 昂ぶらせるっ!!)

創真(背徳感で―― 逝ぐう゛ッ!!)

創真「榊…… もうダメだっ!!」

榊「出してぇッ!! 胸にかけて!!」

創真(俺も負けねぇ!!)

創真(こいつも逝かせないと!! 俺は勝ったことにならねえ!!)

創真「榊ィ!!」ブッチュウウウウウウウウウウウウ

榊「あ…… ゆきぃふぃふぁくぅん!!」

榊(ダメ…… こんな熱いキスをされたら)


創&榊「「逝くうううううううううううううううううう!!!!!!!!!!」」


 そして三人は星になった。




128:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:18:34.06 ID:Bn85Q35u0

一色「なるほど―― こうなったら君たちにも全て話さないといけないね」


 それから翌朝。
 極星寮の食堂には一色、創真、田所、吉野、榊の五人が。


田所(わ、私何かしちまったべさ!?)

吉野「ごめんなさい…… 昨夜のことよく覚えてなくて」

榊「私たちは…… 一体何を」

一色「それはひとまず置いておこう」

一色「君たちはその乾燥ハーブをどこで手に入れたんだい?」

 食堂のテーブルには、創真が愛用していた乾燥ハーブが。

吉野「これは…… その」

榊「幸平くんのものとは知らなくて……」

創真「俺はお前たちを信じたい」

創真「俺の部屋に侵入し机から盗んだのは二人じゃないってことだな?」

吉野「それは本当ッ!! 天地神明に誓って私たちじゃない!!」

榊「でもこうして結果的には…… 盗んでしまったことになるわね……」

吉&榊「「ごめんなさい」」

創真「いや、お前らのせいじゃねぇ……」

一色「うん、君たちに秘密にしていた僕らにも責任がある」

一色「それを踏まえて…… それをどうやって手に入れたんだい?」

吉野「これは――」

榊「実はね…… ある人からもらったの」

創真「ある人……!? それは一体」ゴクリ



吉野「肉魅っちだよ」



129:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:21:11.11 ID:Bn85Q35u0

創真「に、肉魅だとおおおおおおおおおおおおお!?」バアアアアアアアアアアン

一色「水戸郁魅くんだね……? それはどういうことだい?」

吉野「その…… 数日前肉魅っちが私たちに『いいものがある』って」

榊「凄く癒されるハーブティーだから飲んでみてって薦められて…… それで貰って」

一色「なるほど…… それで君たちは」

創真「昨日それを飲んじまって―― ああなったと」

吉野「あの、『ああなった』って?」

榊「昨夜の記憶があまりなくて…… もしかして私たち幸平くんに多大な迷惑を――」

田所(私完全に蚊帳の外……)

一色「この際だ、包み隠さずはっきり言おう」

創真「せ、先輩!?」

一色「いいんだ創真くん―― このハーブはね、男が摂取すると性欲を一時的に解消できる」

吉&田&榊「「「せ、性欲ッッッ!?」」」ガーン

一色「だけど女性がこれを摂取すると」

一色「どういうわけか一時的に性欲が大幅に上昇し、異性を求め暴走する野獣と化す!!」

三人「「「そ、そんなぁッ!!!!!!」」」ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン

一色「このハーブはね――」

 その後、一色が全員に事情を説明。

吉野「そ、そんなことが……」

榊「それじゃ二人は、その盗まれたハーブを取り戻して処分しようと――」

田所「しているわけなんだ……」

吉野「あ、あの…… それじゃ私たちは」

創真「昨日、俺を襲った」

榊「そ、そんな――」

吉野(それじゃ私、幸平とあんなことやこんなことを!?)ゾクゾク


創真「ちなみに田所もだ」



131:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:24:08.49 ID:Bn85Q35u0

田所「え、えっ!?」

創真「いつか俺が作ったカレーを食っただろ?」

田所「や、やっぱり…… あれは」

創真「実は俺がハーブ入りのカレーを作って試食していたんだ」

田所「それじゃ私、幸平くんと――」カアアアアアアアアアアアアアア

創真「すまねえ田所…… お前を巻きこんじまった」

田所「そ、そんな!! 私こそ!!」

創真「だけど―― 三人とも安心してくれッ!!」

三人「「「――ッ!?」」」

創真「俺たちは『B』までしかしてないッッッッ!!!!!」ドンドコドン

一色(その発言が安心できない気がするけど)

榊「び、Bって何?」

吉野「あの『恋のABC』のこと!?」

田所「Aは確か…… えと……」

一色「Aはキスだね」ドオオオオオオオオオオオオン

三人「「「――ッ!!」」」

榊(それじゃ幸平くんとは少なくともキスはしてしまったってこと!?)カアアアアアアアアア

吉野(キスがAなら…… Bは一体!?)

田所(も、もうお嫁にいけねえだ……)

一色「ともかく…… こんなことに巻き込んでしまった責任が僕たちにはある」

一色「君たちには何も非は無い」

創真「そうだ…… 本当にすまねえ」

創真「俺みたいな男と…… 嫌だよな……」


132:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:26:56.38 ID:Bn85Q35u0

田所「そ、そんなことないッ!!」

創真「――ッ!!」

吉野「そ、その…… 幸平とあんなことやこんなことをしたなんて信じられないけど」

榊「わ、私たちも…… 嫌ではなかったと、思う」

田所「だ、だから―― もし何かあったら私たちにも協力させてください!!」

一色(創真くん…… 君は食の十傑ではなく)

一色(性の十傑に入ろうとでも言うのかい?)

一色(恐るべき男だ)


 そうしてなんとか?その場は収まり援軍も得られたッ!!
 なんだかんだあって――


133:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:28:38.90 ID:Bn85Q35u0

創真「まさか肉魅が犯人? そんなこと……」

創真(考えたくねえ)

一色「そうだね…… 彼女は盗みを働くような人間には見えない」

創真「はい…… 俺たちはこれからどうすれば」

一色「とりあえず僕はこれから評議会の定例会がある」

一色「昨日言った通りそこで探りを入れてみる」

創真「それじゃ俺は……」

一色「そうだね、創真くん…… 君は水戸くんと親交がある」

創真「うぃっす…… 俺はあいつに事情を聞いてみます」


 あの女は盗みを働くような奴じゃねぇ!!
 その想いを胸に、不安が入り混じる中創真は彼女のもとへ向かうッッ!!





134:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/26(水) 05:30:00.52 ID:Bn85Q35u0
第三部・完
138:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 11:33:00.68 ID:/I03x+Wq0

 [昼休み、学園の食堂]


創真「結局アイツに会えなかった」

創真(それにしてもアイツ…… 全然見ないけど今日は休んでるのか?)

創真(まあ…… 放課後丼研に行ってみれば会えるだろ)

創真(それにしても俺のハーブを肉魅がどうして――)

創真(一色先輩の方はどうなったんだ?)

創真(クソ…… 授業内容もまともに頭に入らねぇ)

創真(早くなんとかしねぇとな)


???「おい―― ゆ、幸平創真」


創真(ん? この声は――)


139:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 11:36:52.38 ID:/I03x+Wq0

創真「おぅ…… 秘書子じゃん」

緋沙子「秘書子言うな……!! 緋沙子だ!」

創真「それより、新戸とこんなところで会うなんて珍しいな」

創真「薙切と一緒じゃないのか?」

緋沙子「それなんだが―― ちょっといいか?」

創真(深刻そうな顔…… また何か悩んでるのか?)


緋沙子「話があるんだ」




140:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 11:41:58.17 ID:/I03x+Wq0

 [そして放課後]


創真「な、なあ…… 新戸」

緋沙子「どうした?」

創真「お前ならともかく、俺が――」


創真「勝手に薙切の家にお邪魔していいのかよ?」



141:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 11:43:41.14 ID:/I03x+Wq0

 [昼休みに遡る]


創真「薙切の様子が変だって!?」

緋沙子「しーっ!! 声を抑えろ!!」

創真「あ、あぁわりぃ…… で、どういうことなんだ?」

緋沙子「数日前からなんだが…… えりな様の様子が変なんだ」

創真「変って、具体的にはどんな感じだ? 具合が悪いとか?」

緋沙子「いや、健康状態については問題ないだろう…… いつも通りのえりな様だ」

創真「だったら一体――」

緋沙子「なんというか、その…… なんと言ったらいいか」

緋沙子「とにかく変なんだ……!!」

創真「おいおい、それじゃわかんねぇよ」

緋沙子「ゆ、幸平…… 頼むこの通りだ!!」ガバッ

創真「お、おい…… どうした新戸、頭を上げろ!!」

緋沙子「ゆ、幸平にしか頼めないことなんだ――!!」


 [回想終わり]



142:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 11:46:54.43 ID:/I03x+Wq0

緋沙子「言っただろう…… 幸平だけにしか、その、貴様しか頼りがなかったんだ」

創真(結局頭を下げられて承諾してしまった)

創真(それで新戸に『ついて来い』と言われ従った結果)

創真(俺は薙切の家まで来てしまった)

創真(これで二度目か…… 相変わらずデカすぎて落ち着かない豪邸だな)

創真(一体新戸は俺に何の用があるんだ?)

創真(何度か聞いてみたけれど詳しい話は頑なに話そうとしないし)

創真(肉魅のこともあるのに……)


 二人はえりなの屋敷内へ。


143:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 11:48:53.07 ID:/I03x+Wq0

創真(守衛に止められるかと思ったが…… 新戸のおかげで難なく突破できた)

緋沙子「これからえりな様の部屋へ向かう」

創真「お、おい……!! お、お前でもさすがに勝手に入るのはまずいだろ!?」

緋沙子「その点は問題ない…… えりな様は現在学園にいる」

緋沙子「評議会の会議が色々あって長引いているそうだ」

緋沙子「よって、ここへはまだ戻られないだろう」

創真「だ、だったら尚更勝手に入るのは――」

緋沙子「幸平創真…… 見て欲しいものがあるんだ」

創真「み、見て欲しいもの!?」

緋沙子「えりな様の部屋に…… それはある」

緋沙子「行こう、幸平」

創真「お、おう……」


144:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 11:51:20.79 ID:/I03x+Wq0

 [えりなの部屋]


創真「お、お邪魔しまぁす……」ギィィィィ

創真(施錠されてない……)

創真(す、すげーいい匂いだ)

創真(お、女の匂いというか――)ドキドキ

創真(ベッドに熊のぬいぐるみ…… あいつも意外と女の子っぽいところあるんだな)

緋沙子「何をジロジロ眺めているんだ」

創真「い、いや…… やっぱりこんなのまずいって」

緋沙子「そうだな…… こんなことは決して許されるものではない」

緋沙子「だが、こんなことをしなくてはいけないほどの深刻な問題があるんだ」

創真「そ、そうだ、それでお願いって――」

緋沙子「幸平、これを見てくれ」ガサッ

創真「お、おい……!! 机の中を勝手に漁るのは……!!」

緋沙子「私は見てしまったんだ」バァン


 えりなの机の中から取り上げられた物とは!?


創真「こ、これはぁっ――!!」

緋沙子「そう、これは」


創真「え、エロ本だとおおおおおおおおおおおおお!?」アッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアン


緋沙子「数日前のことだ――」



145:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 11:55:00.16 ID:/I03x+Wq0

 [緋沙子の回想]


緋沙子「えりな様、失礼してもよろしいでしょうか?」コンコン

緋沙子「えりな様?」シーン

緋沙子(いらっしゃらないのだろうか)


 あ、ダメ……! そこは、あぁん!!


緋沙子(この声はっ!?)

緋沙子(中からえりな様の声っ!!)

緋沙子(悲鳴のような…… 何かあったんじゃ!?)

緋沙子「えりな様!? どうかされたのですか!?」ガチャガチャ

緋沙子(鍵がかかっている!?)


 あぁん、――くんダメェ!! そこは……!! いやっ!!


緋沙子「えりな様ぁ!! 大丈夫ですかぁっ!?」


 あぁ……!! もう私逝っちゃ……!!


緋沙子「え り な 様 !!」ガチャガチャガチャ


 シーン……


緋沙子(声が止んだ!?)


 ガチャ、キィィィィィィ……


えりな「ひ、緋沙子ね……!? ごきげんよう!!」

緋沙子「おはようございます、えりな様――」

緋沙子(良かった、特に異変はない)

緋沙子(しかし…… どことなく顔が赤いような、焦っているような)

緋沙子(何かあったのだろうか)

緋沙子「何か大きな声が聞こえましたが…… 大丈夫ですか?」

えりな「こ、声!? あ、あーそれはね」

えりな「え、映画よ! 映画を見てたの!」

緋沙子「映画、ですか……」

緋沙子(どこからどう聞いてもあの声はえりな様本人の声)

緋沙子(映画の音声ではない)

緋沙子(だとすれば、よほど映画に熱中しておられたのだろう)

緋沙子「熱中されていたところ申し訳ありません……」

えりな「ね、熱中…… い、いいのよ!」

えりな「それで、何かあったのかしら?」

緋沙子「はい、先日決まったイタリアンレストランの味見役の件ですが――」


 [回想終わり]


146:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 11:58:51.43 ID:/I03x+Wq0

緋沙子「私は、映画を見られていたのだと信じていた」

緋沙子「しかしその翌日、見てしまったのだ……」

創真「み、見てしまった?」

緋沙子「ああ…… えりな様に伝言があり、えりな様の部屋へ向かったとき」

緋沙子「僅かに扉が開いていて」

緋沙子「えりな様の声が聞こえた」

緋沙子「そ、それは―― あ、喘いでいるような声だった」

創真「喘ぎって…… あっ……(察し)」

緋沙子「そう、えりな様は白昼堂々…… この本を見ながら一人で致していたのだ」

緋沙子「見てしまったのだ……! 私はっ……!」

創真「で、でもそれだけなら、人間なら仕方のないことだろ……?」

緋沙子「そうだな…… 本当に『それだけ』ならこうして無断でえりな様の部屋に入ることもなかったのだ……!!」

創真「ど、どういうことだよ……」

緋沙子「それだけじゃなかったのだ…… 翌日もその翌日も、しかも一日に何度もッ!!」

緋沙子「まるで人目もはばからず一心不乱に」

創真「人目もはばからず!?」

緋沙子「も、もちろんこの部屋で、一人で致しておられたようだが……」

緋沙子「その…… 声が聞こえるのだ」

緋沙子「毎回ここを訪れると」

緋沙子「要件ができて、ここを訪れる度に」

緋沙子「いつもしておられるようなのだ……」


147:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 12:01:50.64 ID:/I03x+Wq0

創真「まるで人目も気にしないでそれに囚われているような状態ってことか?」

緋沙子「そ、そういうことだ」

緋沙子「人間にはどうしてもそのような欲求があることは分かっている……」

緋沙子「そのような欲の度合いには個人差もあるようだが、しかし……」

緋沙子「どう見てもこれはおかしすぎないか……!?」

創真「そ、それは急にそうなったのか?」

緋沙子「ああ…… 突然のことだ…… こんなこと初めてだ」

緋沙子「こ、こんなはしたない本を……」チラチラ

創真「そうだな…… 急にそんな状態になったのはおかしい」

創真(ただでさえプライドの塊みたいな奴なのに)

創真(それが折られるような危険をわざわざ冒すなんてこと)

創真(ってか―― こいつこんなエロ本どこで手に入れたんだよ)

創真(今時エロ本とか上級者すぎんだろ)

創真(携帯とかパソコンとかいくらでもあるのに)

創真(しかも洋物)

創真(この男のチ○ポデケーなオイ)

緋沙子「む、無言でジロジロ見るんじゃない……!!」

創真「み、見てねぇよ……!」

創真「そ、それで俺はどうすりゃいいんだよ……」

緋沙子「そ、そうだ……! 幸平、貴様は、その……」

緋沙子「こういうのを見て、そしてどれくらい……」


緋沙子「どれくらいの頻度で…… その、するんだ……?」



148:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 12:05:23.92 ID:/I03x+Wq0

創真「なっ――!!」

創真「そ、そんなこと言えるかよ!!」

創真「それに何でそんなこと――」

緋沙子「う、うるさい!!」

緋沙子「参考になる情報が欲しいんだ!!」

創真「参考っつったって、俺は男だぞ!! 女の事情なんて知らねぇぞ!?」

緋沙子「そ、そうだけどっ――!!」

緋沙子「その、こんなこと他の者に聞けるわけないだろっ……!!」

創真(俺には聞けるのかよっ!? しかも異性なのにっ!?)

緋沙子「わ、悪い…… どうかしてるのは分かっているんだ」

緋沙子「で、でも……!! 貴様ならどうにかしてくれるって」

緋沙子「貴様しか頼りになる者がいないって…… 思ったんだ」

緋沙子「いつも助けられてばかりで…… 申し訳ない」

緋沙子「だけど、えりな様に何かあったら……!!」

緋沙子「お願いだ」

緋沙子「えりな様に何もなければ、ただの生理的な現象なら何も言わない」

緋沙子「しかし…… 明らかにおかしい」

緋沙子「いつものえりな様がどこかへ消えてしまうような気がして…… こ、怖いんだ」

緋沙子「ゆ、幸平ぁ…… わたしはっ……!!」グス


149:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 12:08:25.66 ID:/I03x+Wq0

創真(こ、こいつ―― こんなにかわいかったっけ!?)

創真(っとか考えてる場合じゃねぇ……!!)

創真(肉魅のこともあるのに)

創真(だが、この問題も何かひっかかるんだよな)

創真(ある日から豹変して一心不乱にオナり出すなんて……)

創真(あのハーブでも摂取したならともかく―― そんな人が変わったみたいに一心不乱にオナり出すなんてことがあるか? 覚えたての中学男子みてぇによ)

創真(あのハーブ――)

創真(いやいや……!! まさかそんなことがあるわけ……)


創真「新戸、分かった」

緋沙子「ゆ、幸平……!?」

創真「薙切の様子を、ここ数日のことを細かく説明してくれないか?」

緋沙子「幸平……!!」

緋沙子「その―― ありがとう」ニコッ

創真(グハァッ――!!)ドキッ

創真(なんというスマイルチャージッ!!)

創真「ここじゃなんだし、場所を変えよう」

緋沙子「そうだな、それでは――」


 あぁー…… なんだか今日は疲れたわ!!


150:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 12:10:43.21 ID:/I03x+Wq0

創&緋「「――ッ!?」」


 その時、部屋の外から何者かの声ッ!!


創真(この声は――)

緋沙子(え、えりな様!!)

創真(お、おい……!! しばらくは戻らないんじゃなかったのかよ!!)

緋沙子(そのように聞いていたのだ!! まさかこんな早く――)

えりな「あぁー疲れたぁー」ギィィィィィィ

創真(ど、どうすんだよ!!)

緋沙子(こ、このままでは――!!)


 このままでは不法侵入がばれてしまうッ!!
 絶対絶命の状況、創真と緋沙子に救いの道はあるのかッ!?



151:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 12:13:33.27 ID:/I03x+Wq0

創真(クソ……!! こうなったら!!)チラ

創真(新戸、こっちだ!!)

緋沙子(な、何を!? キャッ――!!)


えりな「ああー、もう動けないわ」ボフンッ

えりな「もう眠ってしまおうかしら――」

えりな「……」シーン


創真(な、なんとか助かった)

緋沙子(な、ななななな、な……!!)ドキドキドキドキ

緋沙子(何をしているのだ貴様はぁッ!?)

創真(しょうがないだろっ! これぐらいしか方法は――)


緋沙子(それにしても…… ベッドの下に隠れるなんてっ!!)


 そう、あの瞬間創真に舞い降りた閃きはこれだった。
 えりなのベッドの下に緋沙子と共に逃げ込んだのである。


152:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 12:16:42.27 ID:/I03x+Wq0

創真(もうちょっとこっち来い)

緋沙子(ば、馬鹿者!! 近すぎるのだ貴様!!)

創真(しょうがないだろ? あまりそっちに行くと体が外に出てばれるだろうが)

緋沙子(ちょ……!! 変なところを触るな……!!)


 ベッドの下に異性と二人きり、密着。


創真(く……!! まずい鎮まれ俺のコルト・アナコンダッ!!)モゾモゾ

緋沙子(やめろ貴様……!! 体を密着させるな!!)

緋沙子(それにモゾモゾするな!! えりな様に気付かれるだろ!!)

創真(クソ…… コイツ意外とスタイルいいんだよな……)

創真(ヤベェよ、ヤベェよ)

創真(おっぱいはそこまでデカくない)

創真(だが…… スゲー形良さそうなんだよな)

創真(巨乳の奴はチラホラいるが…… 新戸はそいつらとはまた違う)

創真(こう、なんというか…… ツンと上を向いたような)

創真(そんな形のいいおっぱい―― そう、美乳)

創真(ビューティーバストだ)

創真(っとか考えるな俺……!!)ムクムク

創真(クソ……!! しずまれっ!!)ガタッ


創真(あっ――)


153:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 12:19:03.45 ID:/I03x+Wq0

えりな「ん? 何の音?」


緋沙子(ば、馬鹿者っ!! えりな様は真上のベッドにおられるのだぞ!!)

創真(わ、悪ぃ!!)


えりな「気のせいかしら?」ムクリ


緋沙子(ひ、ひいいいいいいいい!!!!)ギュッ

創真(ば、馬鹿、抱きつくなっ!!)

創&緋(南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏――)


えりな「気のせいね…… 相当疲れてるのかしら……」ボフン


創&緋(せ、セーフ……!!)

緋沙子(ば、馬鹿な真似はするんじゃないぞ!! このままじっとしているんだ!!)

創真(このままって――)

創真(コイツ…… 俺に抱きついて)

創真(震えてるし…… 怖いよな)

創真(こいつ…… 新戸って)


創真(かわいいな……)ギュッ


154:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 12:22:39.47 ID:/I03x+Wq0

緋沙子(――ッ!?)

緋沙子(ゆ、幸平……!?)

創真(今はこうしていよう)

創真(薙切が眠ったら、もしくは部屋を出たら…… その隙に俺たちも脱出するんだ)

創真(それまでは辛抱だ)ギュウウウウウウ

緋沙子(幸平…… もしかして私を)

緋沙子(私の不安を和らげようと)

緋沙子(幸平に包まれて―― 意外とたくましい胸板)

緋沙子(そして幸平の匂い……)

緋沙子(す、凄く安心する……)ギュウウウウウウウウッッ


創真(――とは言ったものの)

創真(はっきり言ってどうにかしそうだ)クラクラ

創真(ヤバイヤバイヤバイ!! 新戸ってこんなにかわいかったっけ!?)

創真(それに…… こいつの体スゲェやわらけぇ!!)

創真(やばいヤバイ正気を保て、冷静になるんだ!!)

創真(こいつのおっぱいやわらけぇ…… すげーいい匂いするし)

創真(髪もスゲーいい匂い)

創真(シャンプーだけじゃねぇ…… 俺はフェロモンの匂い説を確信した)

創真(おしり、おしりもやわらけぇんだろーなぁ)

創真(っとか考えるな俺!!)

緋沙子(ゆ、幸平ぁ……!!)ギュッ

創真(おっぱい、π=3.1415926535897932384626433832795……)

緋沙子(まずい…… 心臓が破裂しそうだ)バクバクバクバク

緋沙子(ゆきひらぁ……!!)ギュラララ!

創真(つまり―― π=3だっ!!)ギン!!


創真(あっ――)ボンボボンボボッキッキーズ!!



155:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 12:27:11.85 ID:/I03x+Wq0

緋沙子(ん?)

緋沙子(何か硬い物が――)モゾ

緋沙子(私のお腹に―― これって!?)

緋沙子(き、きさまああああああああああああああああ!!!!!!)カアアアアアアアアアアア//

創真(そんなこと言われたってしょうがないじゃないか)エナリ!!

緋沙子(へ、変態っ!!)

創真(しょうがねぇだろ!! そんな顔すんな!!)

創真(これは健全な男なら、こんな状況になれば誰だって――)

緋沙子(うるさいうるさいうるさい!! ばかぁっ!!)カアアアアア

創真(くっそかわいいんですけどぉ!!)トグロ100%

緋沙子(ひっ―― さっきより大きく!?)

緋沙子(も、もう駄目だ!!)

創真(ダメだ新戸!! 離れるな、ベッドから出ちまう!!)ギュッ

緋沙子(やめろおおおおおおおおおお)ドキドキドキ

緋沙子(その硬い物を私の…… そんなところに当てるなぁっ!!)

創真(落ち着け新戸!! 俺も落ち着け!!)

緋沙子(こ、これが男の……)

緋沙子(私の体で…… お前は興奮しているとでも言うのかっ!?)

緋沙子(それって、私のことを……)バクバクバクバク

緋沙子(あああああ!! もう駄目だ!! 耐えられないっ!!)

創真(馬鹿、暴れるな…… 暴れるな!!)


緋沙子(そ、それ以上強く抱きしめられたら――!!)ギシィッ!!


156:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 12:30:57.12 ID:/I03x+Wq0

創真(お、おい!! 音を立てるなって――)

緋沙子(ち、違う!! 私じゃない!!)

創&緋(だったら、この音はッ――!?)


えりな「あ、あんっ……!! ダメぇ…… そこは嫌ぁっ!!」ギシギシギシギシ!!


創&緋(な、なんだと――)


 荒ぶる創真のケイオスドラゴン、オーバーロードを迎える緋沙子。
 そんな中、更なるカオスがやってくるッ!!
 それは解放の福音となるのか、それとも破滅の知らせなのかッ!?





157:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/08/30(日) 12:33:01.36 ID:/I03x+Wq0
以上、続く……
162:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 02:47:41.66 ID:ZXOuK2h30

えりな「んんッ…… あぁ…… そこォ!!」


 ギシギシギシギシッ!!


創&緋(な、なんだと……!!)

えりな「はぁはぁはぁ…… 気持ちいいわ、そこ、もっと奥ぅ!!」


 クチュクチュクチュ……


創真(何が起こったというのか――)

創真(あ、ありのまま今起こったことを話すぜ)キリッ


 俺は新戸に呼び出され薙切の部屋へ潜入した。
 そして薙切に関する悩みを打ち明けられ、その解決に協力しようと決めた時だ。
 薙切がまさかの帰還。
 見つかったらヤバイ…… そう思って俺と新戸はベッドの下に潜り込んだんだ。
 新戸と密着、ベッドの下。
 俺のス○ンド「コルトアナコンダ・バレットインアバイブル」はもうギンギンで臨戦状態。
 やがて俺は薙切の下でセルフデシジョンを起こそうとした―― 起こそうとしたんだが、いつの間にか起きていた!!
 何を言っているか分からねぇと思うが、お、俺も何が起きたか分からなかった。
 頭(息子)がどうにかなりそうだった……
 催眠術とか超スピードとか――


緋沙子(お、落ち着け幸平創真っ!! まるで何を言っているか分からないぞっ!!)

創真(なんだよ、知らねーのかよ…… ジョ○ョだよ)

緋沙子(???)

創真(だが断る)

緋沙子(???)

創真(だーかーらー、ジョ○ョだよ。知らねーのかよ、最悪だなお前)


 ドゴォ……!!


163:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 02:50:38.38 ID:ZXOuK2h30

創真(はっ――!! 俺は一体何を)

緋沙子(ようやく目が覚めたか……)

創真(す、すまねぇ新戸)

緋沙子(いや…… 混乱するのは分かる)


 あぁん!! もう、もうダメェッ!! 逝っちゃ――


創真(な、なあ新戸……)

緋沙子(な、何だ幸平)

創真(真上にいる薙切って、これって――)

創真(オナ――)

緋沙子(やめろそれ以上は止めるんだ!!)カアアアアアア//


 ベッドの下で密着し隠れる創真と緋沙子。
 その真上で大惨事世界大戦をおっ始めたえりな。


創真(どどど、どうすんだよこれ!!)ギンギラギン

緋沙子(しし、知るかぁっ!! 私に聞くなぁ!!)

緋沙子(そして私の体に『そいつ』を押し付けるなぁ!!)カアアアアア//

創真(そいつって何だよ)

緋沙子(それを私に言わせるなぁ!!)ハァハァ

創真(クソ…… 一体どうすりゃいいんだよ)

創真(いや―― どうするもこうするも、今はどうにもできねぇ)

創真(新戸…… 今は耐えるんだッ!!)

緋沙子(わ、分かっている!!)

創真(とりあえずまだ『その時』じゃない)

創真(薙切が果てるのを待とう)

創真(そして隙を窺ってここから撤退だっ!!)

緋沙子(あ、あぁ…… それしか方法はないだろうな)


164:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 02:58:02.18 ID:ZXOuK2h30

創真(とか言ってみたものの――)

創真(上ではあの薙切が大惨事世界大戦を勃発)

創真(その真下で俺と新戸は……)

緋沙子(ゆ、幸平ぁ……)ドキドキ

創真(冷戦、いや……)

緋沙子(――ッ)プルプル

創真(これが冷戦―― 代理戦争か)キリッ

創真(あ^~もうおでぃんでぃんしんぼうたまらんのじゃあ^~)

創真(何だよこのお預けプレイ!!)

創真(上でオナってる奴の声と挙動をリアルに感じながら)

創真(その下でかわいこちゃんと抱き合って息を潜めているこの状態っ!!)

創真(リアル…… なんというリアル!!)

創真(事件はリアルタイムで進行中だぁ!!)CV.小山○也

創真(も、もう駄目だ…… ただでさえこんな密着具合で)

創真(更に上から嬌声垂れ流しの刑)

創真(これで何もできないなんて―― ご、拷問に等しい)

創真(早く終わってくれぇ!!)


165:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 03:00:24.26 ID:ZXOuK2h30

 あぁん……!! もう、もう逝くわっ!!


創真( 頑 張 れ )


 あっ!! もう、逝くのぉ!?


創真(逝け、頑張れ薙切)


 私もォ!! 逝くからぁっ!!


創真(――ッ)


 あっ――!! 一緒にぃ、一緒に逝きたいっ!!


創真(あ く 逝 け よ)


 逝くわ、私もォッ!! 逝く逝く逝っちゃう!!


創真(そうだよ逝くんだよあくしろよ)


 しゅきぃ!! 好きぃ!! 大好きだからぁっ!!


創真(もう少しだ頑張れ薙切!!)


 中にっ!! 中に欲しいのぉ!!


創真(ど こ で も い い よwwwwww)


 そう、中に出してぇ!! あなたのせー○きを中に欲しいのっ!!


創真(あ ほ く さ)ギンギンヴォルギン

創真(こいつ中々逝かねぇしよどうすっかなー俺もなー)

創真(新戸――)

緋沙子(ゆ、幸平……?)

創真(俺…… もうダメかもしれねぇ)

緋沙子(なっ――!? 貴様らしくないぞ幸平ぁ!!)

緋沙子(いつもの貴様はどうした!?)

緋沙子(い、いつもお前は…… その)

緋沙子(いつも前を向いて、いつだって自分に正直で)

緋沙子(自分の弱さも、何もかもを受け入れて)

緋沙子(そうして、なおも前へ進んでいく強さがある男じゃないか)

緋沙子(わ、私はそんなお前のことが――)

創真(新戸…… お前)

緋沙子(だから……!! こんなことで折れるな!!)

緋沙子(貴様はこんなところで終わる男じゃないっ!!)

創真(新戸…… お前)

創真(ありがとう―― 新戸)マジキチスマイル


166:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 03:04:21.69 ID:ZXOuK2h30

緋沙子(――ッ!!)キュン

緋沙子(そんな笑顔を見せられたら――)

緋沙子(お前は卑怯だ、幸平創真)ドキドキドキ

緋沙子(きっとこんな笑顔を他の人にも)

緋沙子(私は―― 今だけなら、今だけならいいよね)

緋沙子(きっと叶うはずはないから…… だから、せめて今だけでも)

緋沙子(ありがとうございます…… 神様)

緋沙子(私は幸せだ)ギュウウウウウウ

創真(あ、新戸…… お前)

創真(俺の胸の中に顔を埋めて…… こいつ)

創真(ヤベェ―― ほんとに、ほんとにかわいすぎる)

創真(守ってやりてぇ)エンダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアイヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


 来てっ!! 中にっ!! 来てえええええええええええええええええ――!!


創真(あ、新戸ォおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!)ギュウウウウウウウウウウ

緋沙子(幸平ぁっ――!!)ジュンジュワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア


“鋼の後継者”セ=カインは終わり、しかしまた始まっていく……
不死鳥の騎士団長ジェ・リスコ・ザ・ドラゴンマスターのロスト・ラーッパと呼ばれる“禁呪”のひとつが時間すらも加速させる戦場・デ・ジュスに鳴り響き、光の魔導石、そして…コウハイを裁く戒律し真焦土(+56)と化した永遠至尊の尊厳者大地を倒せ!【勝利条件】には再び魔剣をその身に帯びしセインメ=インが息吹く。
 『斬夜の七騎士』たるシェョ・クン、闇と混沌に支配された世界のウァ・ラソイン=パラ・オーレ=ガルヴァは終わった幸福の翼――の姿を模した生物兵器 終わったのだ!!
 ジュウ(『ファブラ法典』より抜粋)を捨てよ、運命に独り立ち向かう刀・ヴァーミリオンを捨てよ!! ペンと化した〝闇〟を持つのだ!! あ、やっぱり闇の世界の包丁(クラス:竜騎士)を持て!!

 遠月合衆国第三代大統領ユキヒラ・アラトゥール・ヒサコ・ソーマスキーの演説より抜粋。

 その時歴史は動いた 終
 製作・著作/N○K




167:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 03:08:15.94 ID:ZXOuK2h30

創真(薙切のやつ…… 遂に果てたみたいだな)

緋沙子(そ、そのようだ)モジモジ


 ※説明しよう、この二人は抱き合うことで声に出さずとも意思疎通が図れる時もあるんだとか。
 この現象を巷では「シンクロ」と呼ぶ。
 決してウォーター○ーイズではない。


 ZZZ……


創真(ん? この音は―― 寝息!?)

緋沙子(チャンスだ幸平……! えりな様はどうやらお眠りになられたようだ!)

創真(はぁー、一時はどうなることかと)

緋沙子(これで貴様とようやく離れられる)

緋沙子(うれしい限りだ)

創真(はいはい…… そうだなー)

緋沙子(なぜ私は素直になれないのだろうか)

緋沙子(まだ幸平の中から離れたくない)

緋沙子(でも…… これで終わりなんだ)

創真(今が好機だな、よし)

創真(ぼちぼちこっから撤退するぞ!)

緋沙子(そう、だな……)

緋沙子(これで終わってしまうのか)

創真(それじゃ俺から出るぞ――)パッ

緋沙子(あっ―― 幸平が離れてしまった)

緋沙子(わ、私はどうかしているっ!!)

緋沙子(幸平が、えりな様の敵がやっと離れたんだ)

緋沙子(それなのに―― なんで)

緋沙子(こんなに心が…… 胸が痛いんだ)

緋沙子(私はおかしくなってしまったのか……!?)

緋沙子(もっと―― もっとああしていたかった)

創真(よし…… 薙切が寝ている内に)

緋沙子(幸平創真)

緋沙子(私は…… 幸平のことが)

創真(新戸、行くぞ――)


168:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 03:11:10.52 ID:ZXOuK2h30

緋沙子(ま、待て―― 幸平!!)グイッ

創真(お、おい!! 何すんだ新戸!!)

創真(今がチャンスなんだぞ!?)

創真(今しか脱出の機会はない!!)

緋沙子(ダメだ!!)

創真(何でだよ!?)

緋沙子(えりな様が―― 起きた!!)バアアアアアアアアアン!!

創真(な、なんだってええええええええ!?)


 ダメ…… まだ足りないわ……


創真(お、おい…… どうなってる!?)

創真(寝たんじゃないのか!?)

緋沙子(どうやら完全に眠りに入られたわけではなかったようだ……)

えりな「体が熱いわ……」ゴソゴソ

創真(体が熱い……?)

緋沙子(先刻貴様に言った通り、最近のえりな様はどこか様子がおかしいんだ……)

緋沙子(もしかしたら今も――)

創真(ということは…… 今、何かしらそいつの原因が掴めるかもしれねぇ)

創真(どっちみち起きちまった以上はここから出られねぇし)

創真(ここにいるしかねぇな……)

えりな「しょうがないわ…… あれを使うしか……」トテトテ

創真(あれ?)


 ゴソ…… ゴソ…… ギィィィィ、ガチャ。


緋沙子(退室された!?)

創真(――みたいだな)キョロキョロ


169:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 03:13:07.53 ID:ZXOuK2h30

創真「ふぅううううううううううう……」

創真「ほんとにどうなることかと思ったぜ」

創真「新戸、今がチャンスだ」

創真「早くここから出ようぜ?」

緋沙子「いや…… まだダメだ」

創真「な ん で さ !?」UBW

緋沙子「恐らくえりな様はすぐにここへ戻られるだろう」

創真「なんでry」staynight

緋沙子「あくまでも勘に過ぎないが―― もしここから出て出会い頭にでもなったらどうするのだ!」

創真「そうだけどよ……」

創真「あ、窓はどうだっ!?」

緋沙子「馬鹿を言うな…… 窓からどうやって脱出するんだ!?」

緋沙子「ここは二階だ、高さもそれなりにある!」

創真「だったら尚更、薙切がいない今の内に…… 今しかチャンスはねぇだろ!」

創真「これを逃して―― いつやるんだよ!?」

緋沙子「い―― 今でしょ!!」アノポーズ

創真「決まりっ!!」モゾモゾ

緋沙子(クソ…… 体が自然にあのポーズを!!)

緋沙子「ダメだ幸平!!」

創真「こんな物騒なとこウンザリだ!! 俺は部屋に帰らせてもら――」ゴソゴソ


えりな「よし―― 準備は整ったわ」ガチャ


170:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 03:16:18.21 ID:ZXOuK2h30

創真「あっ、ンパァ――」ガシィ!!

緋沙子(馬鹿者ォオオオオオオ大!!!!)ズズズズズ

創真(あ、あぶねぇ…… 間一髪)

創真(すまねぇ、あ、ありがとよ…… 新戸)

創真(あ、アリーヴェデルチ!!)

緋沙子(だから言ったのだ!!)

緋沙子(すぐに戻って来られる―― 言った通りだ!!)

緋沙子(あのまま貴様がここから出て見つかっていたら……)

緋沙子(もはや退学どころじゃすまないのだぞ!?)

創真(それだけじゃすまないって――)

緋沙子(最悪顔に麻袋を被せられ電動ドライバーで目ん玉を――)

創真(アウト○イジかよぉ!?)ゾゾゾゾゾゾ

緋沙子(だから致し方ないが…… またここでしばらく次の好機を窺うしかない)

創真(そう、だな……)

緋沙子(ゆ、幸平……)

創真(どうした?)

緋沙子(すまない―― 本当に、私のせいで)

創真(……)ギュッ

緋沙子(あ―― また)

創真(またこうしてれば大丈夫だ)ギュ ギョギョギョッ

緋沙子(あ、また抱きしめられて―― あたたかい)ジョンジョホールバル

緋沙子(……ッ)ドキドキドキ

創真(お前は悪くねぇよ……)

創真(嵐が過ぎるまで…… こうしてるしかねぇな)

創真(それに)

創真(役得―― ってやつかな)ニヤアアアアアアアア

創真(新戸のおっぱい新戸のおっぱい新戸の大胸筋新戸の大殿筋新戸の大腿二頭筋新戸の上腕二頭筋新戸の腋新戸の僧帽筋新戸の上腕三頭筋新戸のハムストリングス新戸のクン○リングス新戸の三角筋新戸の大腿骨新戸の脛骨新戸の恥骨新戸の、新戸の――)

緋沙子(さっきから何をモゴモゴと…… えりな様に見つかってしまうぞ!?)


創真(緋沙子)


171:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 03:22:13.21 ID:ZXOuK2h30

緋沙子(――えっ?)

緋沙子(き、きききき貴様ぁ!)

緋沙子(さっき名前で私を――)カアアアアアアアア

創真(ひ、さ、こ)マジキチスマイル

緋沙子「ひ、ひゃぁんっ――」

えりな「ん?」

緋沙子(しま――!!)

緋沙子(この馬鹿者ォオオオオオオ!!!!!!)ポカスカジャン

創真(あはははー ごめんよー)棒

えりな「気のせいかしら――」

緋沙子(馬鹿者ォ!! 見つかったらどうするのだぁ!!)

創真(なんか……)

創真(新戸いじめるのスゲー楽しい…… 圧倒的愉悦ッ!!)

創真(そしてこいつ)

創真(MAGIC☆KAWAII)

創真(略してマジ☆カワ!!)カシコマ!!

緋沙子(お願いだからやめてくれぇ……)

創真(かわいいよ緋沙子)

緋沙子(――ッ)ゾクゾクゾク

創真(俺は…… 正直に言おう)

創真(俺は…… この状況を楽しんでいるッ!!)バアアアアアアアアン

創真(あまりにもの理不尽で不合理な状況に立たされたとき―― 人間はどうなると思う?)

創真(泣く者もいるだろう、怒る者もいるだろうし嘆く者もいるだろう)

創真(だが…… それらを一通り感じると)

創真(人間はどうにかして自我を保とうと、生命活動を保とうとして)

創真(最後には笑うんだよ)

創真(防衛本能ってやつかな)

創真(しかしそれでも絶望が続けば…… 感情は壊れて無くなり、無感動の人形に成り果てるのさ)

創真(俺は楽しんでいる!!)

創真(この圧倒的絶望を!!)

創真(俺は全てを超越している、絶望すら楽しみに変わる!!)

創真(俺は今ここに悟りを開いたッ!!)


 ※二人はベッドの下で抱き合っている状態です。


 依然として身動きが取れない二人。
 そして――


172:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 03:26:25.03 ID:ZXOuK2h30

創真(そういえば―― 薙切のやつは?)


 ボフン。


緋沙子(ベッドに座られたようだ)

えりな「これなしではいられないわね」

創真(どういうことだ?)

緋沙子(私にも分からない……)

えりな「それでは―― いただきます」

創真(いただきます? 何か食ってる!?)

緋沙子(いや…… 違う)

緋沙子(よく耳を澄ませば)カントリーロード

創真(Take me home―― じゃなくて)

創真(何かを飲んでるのか!?)

緋沙子(ああ…… そのようだ)

緋沙子(カップとソーサーの衝突音が僅かに聞こえる)

緋沙子(えりな様はどちらかと言えばコーヒーより紅茶を飲まれる)

緋沙子(どうやら紅茶か何かを飲んでいるようだ)

創真(紅茶って―― 余計眠れなくなるんじゃ)

緋沙子(確かに……)

創真(紅茶…… ティー、ティー、ティーバック)

創真(じゃなくて…… ティー、紅茶……)

創真(様子が変…… 最近……)

創真(十傑評議会宛に指定された手紙……)

創真(ま、まさか―― いや、そんな)

えりな「うぅんっ……!!」

えりな「やっぱり……!! もうこれなしじゃダメぇ!!」ゴソゴソ

創&緋(――!?)


えりな「ハーブで気持ちいいのおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」クチュクチュクチュ


創真(は、ハーブだとぉおおおおおおおおおおおお!?)



173:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 03:28:27.34 ID:ZXOuK2h30

創真(ど、どうして薙切が…… それにまたオナリーをおっぱい始めじゃなくておっぱじめやがった!?)

創真(ハーブ、そしてオナリー…… それはつまり)

創真(あのハーブ!?)

創真(どうしてこいつが!?)

創真(一体どうなって――)

えりな「幸平創真」ボソッ

創&緋(――ッ!!)ビクウウウウウ

緋沙子(おい!! 貴様何かやらかして――)

創真(ち、ちげーよ何もしてねぇし物音も立ててねぇ!!)

緋沙子(ならどうして…… 見つかった!?)

えりな「幸平…… 幸平クン」

緋沙子(よ、呼び掛けに応じてはいけないぞ? 分かっているな?)

創真(わ、分かってるY)

えりな「あぁん……!! ダメッ!!」

えりな「あなたみたいな野蛮な人にぃぃん!!」ビクンビクン

えりな「幸平…… クン」

創真(どういうことだってばよ)

創真(見つかった…… わけではないのか?)ドキドキドキ


えりな「創真――」



174:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 03:31:28.26 ID:ZXOuK2h30

創真(――ッ!?)テイイイイイイイイイイン!!

えりな「創真……」

えりな「好きよ―― 創真」

創真(な――!?)

緋沙子(何だってええええええええええええええええ!!!!????)

えりな「創真…… 私を」

えりな「私をめちゃくちゃに」

えりな「犯してええええええええ!!!!!!」クチュクチュ×100コーソク

創真「かしこ――」

緋沙子(馬鹿者ォッ!!)ガバッ

えりな「あぁん!! もっと!! もっとめちゃくちゃにしてほしいのっ!!」ビクンビクン

創真(危なかった…… すまない助かった)

緋沙子(ああ…… いや、それにしてもこれは)


 ギシギシアンアンギシアンアンコシアンツブアンアイ○ンマン(擬音)。


175:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/09(水) 03:34:01.34 ID:ZXOuK2h30

創真(さっきよりも激しいベッドの揺れ……)

緋沙子(抜け落ちそうな勢いだ……)

創真(な、なあ新戸)

緋沙子(何だ…… 幸平)

創真(俺たちは奇跡的に見つかってない…… んだよなこれ?)

緋沙子(恐らくそのようだ)

創真(と、いうことはさ――)

緋沙子(あ、ああ……)

創真(薙切って)

創真(お、俺をオカズに)

創真(オナリーポートマンしてるってことかぁッ!!??)ドオオオオオオオオオン


えりな「創真ァッ!! もっと奥がいいのォッ!!」バッコンズッコンドゴゴゴオオオオオン


 ベッドの下、交わされる桃園の誓い。
 一方その真上では赤壁を隔てて曹操が無双乱舞を繰り広げていたッ!!
 このまま鉄のカーテンは崩されてしまうのかっ!?
 この状況を切り抜ける術はッ!?
 幸平新戸連合軍、壊滅の危機ッ!!





180:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:10:56.20 ID:0xI14fB/0

えりな「創真ッ! いやぁんっ……!!」

創真(こいつ…… 俺をメインディッシュにフ○ックオブオナーしてやがる!!)


 ドスドスドスドス!!


創真(しかも、もの凄い暴れてやがるぜ…… こりゃまるでバーサーカーだ)

創真(あれを倒してしまってもかまわんのだろう?)スッ

緋沙子(落ち着け幸平!!)

創真(はっ―― す、すまん!)

創真(また正気を失ってた……)

緋沙子(む、無理もないだろうな……)

緋沙子(わ、私も何が起こっているのか最早理解の収集がつかない)

緋沙子(どうしてこんなことに―― えりな様)

緋沙子(えりな様はこんな淫乱なことをするようなお人では……!!)

創真(明らかにいつもと違う―― 違うどころかもう別人というか)

緋沙子(ああ…… こんなはずが)

緋沙子(こんなはずが――)


 [緋沙子の回想]


えりな「ね、ねぇ緋沙子」

緋沙子「どうしました?」

えりな「これって――」チョイチョイ

緋沙子(少女漫画か)

緋沙子(微笑ましいな…… えりな様)

えりな「ここ、次のページで朝になってるんだけど」

えりな「何でこの二人は同じベッドで寝ていたのかしら?」

えりな「し、しししかもっ―― そ、その」

えりな「ふ、二人とも…… 何も着ていないの」カアアアアアアアア

緋沙子「あっ――」

緋沙子(こ、これはつまり…… あれってことでいいのだろうか)

緋沙子(しかし…… 何と言ったものか)

緋沙子「あ、あの!!」

緋沙子「え、えりな様はどうお考えなのでしょうか!?」テレッ

えりな「ど、どうって―― ひ、緋沙子のいじわる!!」カアアアアアアアアアア

緋沙子(なにこの生き物きゃわたんでつらたん!!)キュン


 [KAISOU NO OWARI]


181:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:14:31.13 ID:0xI14fB/0

緋沙子(あのように、きゃわたん姫えりな様が)

緋沙子(このような淫乱大女王なはずが……!!)

創真(そ、そんなことがあったのか)

創真(きゃわわっ!!)

創真(――じゃなくて)

創真(それじゃこの薙切は)

創真(やっぱりあのハーブを…… しかしどうやって)

創真(もはや新戸にも伝えなくてはいけないだろーな)

創真(新戸)

緋沙子(えりな様がえりな様がえりな様がえりな様がえりな様が)

創真(緋沙子!!)モミッ

緋沙子(ひゃぁんっ!!)

創真(お前も正気を失ってたぞ)

緋沙子(ば、馬鹿者っ!!)

緋沙子(さりげなく私のお尻を揉むな変態!!)カアアアアア

緋沙子(そして名前で呼ぶな……)ドキドキドキ

創真(お前に話しておくことがある)

緋沙子(な、何だ改まって……)wktk

創真(薙切についてだけど)

緋沙子(あ、ああ…… そうだな)

創真(俺、多分こんなになっちまった原因に心当たりがある)

緋沙子(な、何だってぇ!?)

創真(ハーブって言ってたよな?)

緋沙子(そ、そうだな…… 確かに私も聞いた)

創真(あのハーブは――)


えりな「やめてぇ創真きゅん!!」ビクンビクンビクン



182:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:16:37.84 ID:0xI14fB/0

創真(――ッ!?)ビクッ

緋沙子(大丈夫だ…… 非常に複雑でなんと言っていいか分からないが)

緋沙子(えりな様は貴様を想像して…… その、致しているようだから)

緋沙子(真下にいる私たちのことは気付いていないはずだ、大丈夫)

緋沙子(それで―― そのハーブとは何なんだ幸平)

創真(……ぁ)

緋沙子(幸平? どうした)

創真(……ぅぁ)

緋沙子(幸平!! また正気を失ったのか!?)サスサス

創真(――ぅどぅ!!)ビクンビクン

緋沙子(ど、どうした!?)

緋沙子(う、動くな、バレるぞ!!)

緋沙子(急にどうしたんだ幸平!!)

創真(す、すまない新戸)

緋沙子(一体どうしたんだ、幸平)

創真(そのことについて話そうと思ってるんだ)

緋沙子(何だ? 何か言いづらいことでもあるのか?)

創真(いや、そういうことではない)

緋沙子(なら一体どうしたというのだ…… 貴様らしくないぞ)

創真(あの…… 一ついいか?)

緋沙子(どうした?)

創真(そのことを話そうとしてる―― だけど)

緋沙子(だけど?)

創真(だけど…… 俺)

創真(おれ―― もう我慢できねぇ!!!!!!)ド ン !

緋沙子(なっ――! どういうことだ!?)

創真(お、俺は……)


創真(俺 は 悪 く ね ぇ っ ! !)アビスッ!!



183:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:20:08.42 ID:0xI14fB/0

 その時―― 創真のシフトレバー、ガンガンギギンギ○ガマン。


緋沙子(なっ――)ムニュムニュ


 緋沙子のお腹にCatch You Catch You Catch Me Catch Me,


緋沙子(待ってええええええええええええええええ!!!!!!)ビクッ!!

緋沙子(き、貴様ぁっ――!!)ドキドキドキドキ

緋沙子(こんな非常事態に二度目の…… 二度目のエレクションをっ!!)

創真(違うんだ新戸!!)

緋沙子(何が違うんだ馬鹿者!!)

創真(俺は悪くねぇっ!!)

緋沙子(密着状態でその備前長船を私のお腹にあてがうなばかぁっ!!)

創真(だ、だって――!!)

えりな「幸平クン…… そ、創真ぁ!!」

えりな「もっと突いてお願いぃぃいいっ!!」

えりな「しゅきぃ!! しゅきぃらのぉ!!」

創真(う、上の野郎が俺の名前を呼びながら無双乱舞してるんだぞっ!?)

創真(これで正気を保てる方がおかしい!!)

緋沙子(ど、どんどん大きくなって―― か、硬い)ドキドキドキ

緋沙子(私まで―― ば、ばかぁ!!)

緋沙子(どうにかしてその三池典太を鞘に収めろぉ……)

創真(くそ…… 上からは淫らなVOICEがDIVE INTO MY HEART)

創真(そして下では)

創真(ボブカットプリティウーマン緋沙子とLIKE A ドッキング)

創真(Damn it!!)

創真(これじゃ俺のJr.がラッスンでゴレライだ!)

創真(あ^~ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん!!)

緋沙子(は、早くどうにかしろ!!)

創真(ダメだ…… このままじゃ俺のアソコは超新星爆発する)

創真(スターダストがストリームしちまうぜ)

緋沙子(だ、だったら…… どうしろと言うんだ!?)


創真(新戸―― 目を閉じろ)


184:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:23:42.37 ID:0xI14fB/0


緋沙子(な、何をする気だ!!)

創真(何もしねぇ…… このままいくと確実に俺は暴走して大変なことになる)

緋沙子(どうしても我慢できないのか……!?)

創真(Of course.)

緋沙子(だったら…… どうする気なんだ)

創真(目を閉じててくれ…… その間に俺がセルフジャッジメントする)

緋沙子(なんだと……)

緋沙子(でも…… この状態じゃ狭すぎる!!)

緋沙子(それに、男がどんな風にするのか知らないが)

緋沙子(今は激しく動けない状況なんだぞ!?)

創真(う゛…… そう言われましても)

創真(見られるの恥ずかしいだろ……)テレッ

緋沙子(もしベッドに当たって物音でもたてたらどうする!?)

緋沙子(なんというタイミングか―― えりな様はどうやら中休みに入ったようだ)

創真(確かに…… さっきより音がしなくなった)

緋沙子(――ということは)

緋沙子(もし少しでも音をたてれば即バレる……!!)

創真(だったら――! どうすれば)

創真(もしこのままこの熱膨張を我慢すれば)

創真(暴発して臭いでバレるっ!!)

緋沙子(八方塞がりか……)



185:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:27:05.34 ID:0xI14fB/0

 数秒間見つめ合う二人。


創真(な、何だこの沈黙は)

創真(新戸の奴何を考えてやがる)


 その瞳には強い覚悟が滲んでいる……!!


創真(くそ…… 見つめ合うと)

創真(素直におしゃべりできねぇだろうが……!!)

創真(ダメだコイツかわいいっ!!)ギィィィィィィィィィィイイイイインギン!!!!!!

緋沙子(新戸緋沙子―― 覚悟を決めるんだ)

緋沙子(私はえりな様のお傍に就いてから、鉄の意志でこの身を捧げてきたっ!!)

緋沙子(しかしこの幸平創真という男と出会い)

緋沙子(時に鉄の意志が崩壊しかけたところ―― 緋沙子、お前は救ってもらったのだろう!!)

緋沙子(そして私は…… えりな様の後ろではなく)

緋沙子(並び立ち、切磋琢磨し…… 今度はえりな様を追い抜くような覚悟で生きると決めた!)

緋沙子(そうしてくれたのはこの男だ)

緋沙子(私は鉄の女)

緋沙子(今こそその意志を―― 幸平!!)

創真(どど、どうした新戸!?)

緋沙子(私は…… もう何があろうと折れないぞ)

緋沙子(だから―― 私は負けない!!)

創真(ど、どういうことだ……)


緋沙子(私が―― 今度は私がお前を助ける番だ!!)ドン!!


 鉄の女、新戸緋沙子!!
 決死の覚悟でいざ戦場へ!!




186:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:30:37.96 ID:0xI14fB/0


創真(ど、どういうことなんだ新戸)

緋沙子(言っただろう…… わ、私がその)

緋沙子(お前のあれを…… 処理してやると言ってるんだ)

創真(お、お前……!!)

創真(ほんとに…… いいのか!?)

緋沙子(もう覚悟は決めた)

緋沙子(それにまだえりな様は小休止しておられる)

緋沙子(貴様が手を滑らせて音をたてたら大変だ)

緋沙子(それに…… その、臭いでばれるんだろ?)

創真(そうだな…… ましてやここのところアクシデント以外は禁欲してる)

緋沙子(アクシデント?)

創真(いや、なんでもない―― ともかくそういうわけだ)

創真(だから俺の息子がバーストしたら、とんでもない臭いを放つだろう)

創真(寸止めって手段を使おうと思ってたが…… 成功する自信もねぇ)

緋沙子(わかった―― 詳しくは分からないが)

緋沙子(そういう事情があるなら)

緋沙子(私に方法がある)

創真(ほ、方法……!?)

緋沙子(も、もし幸平が良かったら――! だけど)

創真(すまねぇ…… 俺はもうダメそうだ)

創真(頼んでも…… いいか?)

緋沙子(分かった)

創真(どうするつもり…… なんだ!?)

緋沙子(幸平、なんとかして音を立てないように)

緋沙子(私の顔の前に『あれ』を持って来い)

創真(ちょ……!! おま――)

緋沙子(だから……!! 私の顔へ下腹部を持って来る体勢になれ!!)

創真(それはつまり―― 横バージョンの)


創真(シックス…… シックスナイン!?)


187:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:34:24.70 ID:0xI14fB/0


創真(渋谷ろくじゅうきゅうっ!?)

緋沙子(渋谷は109だ!!)

緋沙子(そんなことはどうでもいい―― は、早くしろ!!)

創真(ほ、ほんとにやってくれるのか……?)

緋沙子(言っただろう…… 覚悟は決めた)

創真(で、でも――)

緋沙子(――わ、私のことは心配するな!)

緋沙子(私だって…… その)

緋沙子(貴様に助けてもらった借りがあるし)

緋沙子(それを抜きにしたって…… その)

緋沙子(い、嫌じゃない…… し)

創真(あ……!? 何か言ったか!?)

緋沙子(こういう時に都合よく難聴になるな!!)

創真(で、でもいきなり69は――)

緋沙子(この非常事態にそんなこと言ってる場合か!!)

創真(いや……! 俺はいいんだけどさ)

緋沙子(どういうことだ?)

創真(俺も…… お前の下半身が顔のとこに来るわけじゃん?)

緋沙子(――ッ)カアアアアアア//

創真(ど、どうする……?)

緋沙子(わ、私は大丈夫だっ!!)

創真(でもお前…… こんなにドキドキしてるぞ?)ムニュ

緋沙子(自然に胸を触るな変態っ!!)

創真(いきなりじゃ大変だろうし…… 俺に提案があるんだが)

緋沙子(な、何だ言ってみろ)


創真(じゅ…… じゅ)


緋沙子(じゅ……!?)



創真(じゅ―― 授乳手コキしてくれないか!!)



188:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:39:38.43 ID:0xI14fB/0


緋沙子(な……!! なんだそれは!?)

創真(お、俺はお前の胸を吸う!!)

創真(だからお前は…… 俺のアソコを手でしごいてくれ)

創真(これなら今の体勢をあまり変えなくてもできるし安全だ!!)

緋沙子(じゅ、授乳って……)

緋沙子(貴様はマザコンなのか……!?)

創真(こんなところで言うのもなんだが)

創真(こうなっちまった以上、もう包み隠さず全て話す)

創真(俺は母親の顔を知らずに育ったし)

創真(兄弟もいない……)

創真(だから―― 今この瞬間だけ)

創真(新戸…… いや)

創真(緋沙子お姉ちゃんになってくれ!!)クワッ

緋沙子(な、なんだとおおおおおお!?)

創真(お願いだ……!! ずっと姉に憧れていたんだ!!)

創真(新戸、いや―― 緋沙子お姉ちゃん!!)

創真(お姉ちゃん以外お姉ちゃんなんてありえない!!)

創真(緋沙子お姉ちゃん……!!)ウルウル


緋沙子(――ッ!!)ズキュウウウウウウウウウウン!!!!!!



189:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:42:29.81 ID:0xI14fB/0

 新戸、姉属性に目覚めるッッ!!


緋沙子(い、今まで男らしさという面でかっこいいと思っていた)

緋沙子(しかし今…… 私だけに甘えてくれる)

緋沙子(そのギャップが―― これほど素晴らしいとは)

緋沙子(わ、分かった幸平―― いや、創真)

創真(そ、『創真クン』って呼んでくれるか!?)

創真(緋沙子お姉ちゃんは大学生くらいで――)

創真(俺は高校一年か中学生ってことで…… だから)

緋沙子(創真…… 創真クン)

緋沙子(創真クンったら…… またこんなにしちゃって)

緋沙子(お姉ちゃんが今楽にしてあげるから)

創真(――ッ!?)

創真(あ^~!!!!)ギンギン

創真(緋沙子お姉ちゃん……!!)

緋沙子(もう…… しょうがないな創真クンは)

緋沙子(お姉ちゃんのお○ぱいがそんなに欲しいの?)

創真(お○ぱい…… お○ぱいおくれぇ!!)

緋沙子(分かった―― ほら)プチプチ ファサッ

創真(な、何て形のいい…… お○ぱい)

緋沙子(ほら…… 好きにしていいんだよ?)

緋沙子(お姉ちゃんのお○ぱい)

緋沙子(お…… おあがりよ?)ドキドキ


創真(い た だ き ま す)チュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
 

190:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:45:08.83 ID:0xI14fB/0

緋沙子「――ん゛ッ!!」

創真(し、静かに……!!)

緋沙子(そ、創真クン激しすぎる!!)

緋沙子(お姉ちゃんには優しくして……!?)ウルウル

創真(あ^~!!!!)ピュッ

創真(いけね―― あまりの素晴らしさに)

創真(お粗末汁を先走りしちまった―― こらえろ俺!!)

緋沙子(ゆっくり…… だよ?)

緋沙子(ほら…… 創真クンもお○ん○ん出して?)

創真(は、はぁい……)ボロン

緋沙子(お、おっきい…… これが男の子なの?)

緋沙子(ベッドまで届かんばかりの勢い……)

緋沙子(お、お姉ちゃん初めてだから…… どうすればいいの?)

創真(手、借りるよ?)

緋沙子(うん……)

創真(ほら、こうして―― 上下に動かすんだ)シュッシュッ

緋沙子(わ、分かった…… こう?)

創真(あ……!! ヤベェもう……!!)

創真(アアアアあああああああああああああっっっっっすううううううううううう)

創真(ストップ!!)

緋沙子(も、もう出そう……!?)

創真(ああああああああああっっっっすうううううううううううう)

創真(つ、続けてお姉ちゃん)チュ

緋沙子(ぃやぁっ……!!)

緋沙子(もう…… 赤ちゃんみたいに)


 そうして数分間、創真は黙々と緋沙子の美乳を貪り吸った。
 対する緋沙子も黙々と創真の棒棒鶏を優しく慰める。
 まるで喧嘩で負けて帰ってきた弟を慈しみをもって慰める姉の如く……
 そして――


192:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:48:42.17 ID:0xI14fB/0

緋沙子(幸平…… かわいい)

緋沙子(普段は男らしいのに)

緋沙子(こうして私だけに甘えて……)

緋沙子(なんだかおかしくなってしまいそうだ……)ジュンジュワ

創真(あっすううううううううううあああああああああああっすううううううううううう)

創真(緋沙子お姉ちゃん……!!)

創真(も、もう俺……!!)

緋沙子(出そうなの?)

創真(で、でも出したら――!!)

緋沙子(そしたら―― 私の顔にお○んお○んを持ってこれる?)

創真(シックスナインするのかっ!?)

創真(分かった……)


 最後の力を振り絞り、物音一つ立てず69の構図を仕上げていく……!!
 それはさながら一夜城のようだッッ!!


創真(な、なんとか出来た……)

創真(出来た―― ふぁっあ!!)

創真(お姉ちゃんいきなり――!?)

緋沙子(こうすればいいの創真クン?)

創真(緋沙子お姉ちゃんいきなり俺のを咥え込んで―― ああああああっす!!)

緋沙子(これで…… 上下にうごかふぃながらなめればいいの?)ジュポ レロォ

創真(アアアアああっすううううううううううううううう)シ

創真(ほんとに初めてなのお姉ちゃんうますぎィッ!!)ビクンビクンビクン

緋沙子(――ッ)ジュポ ジュッポ ジッポ

創真(ば、バキュウウうううううううううううううううううううううウム)

創真(相手のゴールにシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウト)

創真(超エキサイティンッッッッ!!!!)

創真(もう…… ああああああああああああああ゛っす!!!!!!)


創真(最後にお、俺もお姉ちゃんを気持ち良くしてやるなっ!?)スカート プルアップ


193:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:53:31.48 ID:0xI14fB/0

緋沙子(――ッ!?)

緋沙子(だ、ダメ!! 創真クン!!)

創真(緋沙子お姉ちゃんのアソコも―― すごく綺麗だよ)パンティーズラシ

創真(いただきます)

緋沙子(んんん゛――!!)

緋沙子「あぁ…… ぁはっ!!」

創真(お姉ちゃん声!!)

緋沙子(ダメだ…… もう私)

緋沙子(おかしくなっちゃう……!!)

緋沙子(は、早く出していいのよ!? 創真クン!!)ジュポジュポジュポ

創真(あ、新戸……!! 自分がイク前に終わらせる気かッ!?)

創真(そうはさせ――)

創真「んぁはぅっす!!」

緋沙子(声出さないで!!)

緋沙子(上のベッドに―― 上に)

緋沙子(えりなさ…… えりなお母様が寝ていらっしゃるんだから!!)

創真(な ん だ と)

緋沙子(えりなお母様に見つかってしまう!!)

創真(新戸―― その設定は)

創真(お 前 天 才 か よ ぉ !?)

創真(何で気付かなかったんだ俺はァッ!?)

創真(やべぇ…… 薙切が母親とか)


 あぁああああああん!!!! もう、おしりはダメぇ!!!!


創&緋(――ッ!?)ビクッ!!


 そんなところ…… 汚いからぁっ!!


創真(薙切がまたおっぱじめたか……)

緋沙子(そぉふふぁくぅん……!!)ジュポジュポ

創真(あぁはぁあああああん゛)

創真(も、もう俺……!!)

創真(スパートをかけてきたか、緋沙子お姉ちゃん)

創真(だったら俺も―― 幸い薙切のデケェ声で多少は掻き消されるだろう)

創真(好都合だ!!)


194:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 01:57:21.58 ID:0xI14fB/0

創真(緋沙子お姉ちゃん……!!)レロレロレロレロレロレロレロレロ!!!!!!

緋沙子「あ゛―― あぁん!!」

創真(時折俺の息子から口を離し手で声を抑える姿エロすぎィ!!)

緋沙子(ダメ!! 創真ク…… 幸平ァ!!)

創真(もう設定が崩壊するほど気持ちいいのか?)

創真(いいぜ―― 新戸!!)

緋沙子(あ゛―― ダメだ指は入れるな!!)

創真(新戸…… 好きだ)

緋沙子(――ッ゛!?)キュン

創真(やっべえええええ…… スゲー吸い付いて締め付けられる!!)

緋沙子(初めてだから――!! 指はもうダメだ!!)

創真(好きだ新戸ォ!!)ジュプッ

緋沙子(んんんんんんんんん゛ッ!!)ビクンビクンビクン!!

緋沙子(――好きだ)

創真(――ッ゛!?)ビクッ

緋沙子(私も―― 一番じゃなくていいから゛!!)

緋沙子(二番目でも三番目でもいいから)

緋沙子(私のことも…… 愛してくれ)

緋沙子(好き……!!)ジュウウウウウウウウウウウウウウッ ポ

創真(あああああああああああああああああああああああああああああああ)

創真(壊れるううううううううううううううううううううううううううううう)

創真(新戸……!! もう俺出るッ!!)

緋沙子(いいぞ……!! 私が口で全部受け止めれば臭いも大丈夫だろう!!)

緋沙子(私ももう……!! だから……!!)

創真(分かった…… 一番奥)

創真(お前の好きなとこは―― ここだな)ジュプ

創真(一緒にイクぞ!!)

緋沙子(――ッ!!)


195:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 02:01:11.28 ID:0xI14fB/0

 もう、もうダメッ!! 逝っちゃう!! おかしくなっちゃうよぉ!!


創真(薙切も限界みたいだ!!)

創真(もはや三人同時だ……!!)

創真(みんなありがとう!!)

創真(オラに力を分けてくれぇ!!)

創真(ラヴ&ピース!! 愛だよ愛!!)

創真(みんな生まれてきてくれてありがとう!!)

創真(銀河の果てまでさぁイクゾオオオオオオオ大オオオオオオ――!!)

創真(ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ)



創&緋&え「「「EARRRRRRRRRRRRRRRRRRTHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!」」」



緋沙子(んんんんんん゛ッ!!)


緋沙子「あ゛っ――」チョロロロロロ プシャアアア


創真「んあー」ルールールー ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル


えりな「あ゛ぁ゛ッ!!」ビッチャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア



 その夜―― 大惨事世界大戦は幕を下ろした。
 長きに渡る地獄の戦いは終わりを告げたのだ。
 魂はあるべき場所へ還っていく…… 
 心よ―― 原始に戻れ。
 田所を君に――



196:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 02:05:18.22 ID:0xI14fB/0

緋沙子(すまない…… あぁん゛!!)

緋沙子(ダメだ幸平…… 腰が抜けて)

緋沙子(お漏らししちゃっ――)

創真(よく頑張った新戸)

創真(でぇじょおぶだ)

創真(オラが全部飲んでるから)ゴクゴク ←大賢者MODE

創真(それより―― 俺もすまねぇ)

創真(俺のを…… 全部飲んで、吸い尽くしてくれて)

緋沙子(問題ない……)

緋沙子(正直言ってどの薬膳料理よりも)

緋沙子(幸平の精が一番効いている気がする……)ジンジン

創&緋(ハァハァハァハァハァ……)


 ベッドの下のランデブー。
 二人は崩れ落ち、再び体勢を戻し…… 恋人のように甘く抱き合った。
 それはまるで生き抜いた戦士が互いの健闘を称え合う姿にも見えた。


緋沙子(好き…… 幸平)ギュッ


 戦士の胸の中で、乙女は甘い夢を見た。


創真(今度は挿れてえ…… 中で果ててえ……)


 一方戦士は乙女を抱きながらもゲス野郎だった。





197:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 02:10:46.55 ID:0xI14fB/0

 数分後。


創真(あ―― そういえば薙切は)

緋沙子(声が聞こえない…… もう完全に休まれたのか)


 戦いは終わった。
 しかし――!!


???「お気に召していただけましたか―― お姫様」ガチャ

創真(な――!! 誰か入ってきた!?)

緋沙子(だ、誰だ!?)

えりな「は、はい…… もうこのハーブの虜になって……」

???「それは良かった…… もっと気持ちよくなりたいでしょう?」

えりな「も、もっと気持ちよく……!?」

???「はい、もっと気持ちよくなれますよ」

えりな「な、なりたいです…… もっと!!」

創真(この声は―― まさか!!)

創真(叡山…… 叡山先輩だっ!!)

緋沙子(何だと……!! あの、十傑第九席の!?)


叡山「それでは―― ついてきて下さい」

叡山「お姫様」ニヤリ


198:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 02:13:16.64 ID:0xI14fB/0

創真(ど、どういうことだ……!?)

緋沙子(――えりな様!!)

創真(ダメだ!! ここから出るな!!)

緋沙子(やめろ幸平!! 離せ!!)

緋沙子(どうしてだ……!! 警備の者は!?)

創真(わからねえ…… だが今出るのは危険だ!!)

創真(何かスゲー嫌な予感がする!!)

緋沙子(だからと言ってこのままえりな様を見殺しには――!!)

創真(馬鹿野郎……!!)

創真(あの先輩…… 腰にナイフを提げてやがる!!)

創真(危険だ……!!)

緋沙子(しかし――!!)

叡山「それではこちらです――」

えりな「はい……」

緋沙子(どういうことだ……!! えりな様!!)


 ガチャ。


199:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/09/12(土) 02:15:41.93 ID:0xI14fB/0

緋沙子「行ったか―― すぐに後をつけるぞ!!」

創真「待て新戸!!」ガシ

緋沙子「離せ幸平!!」

創真「一色先輩から何件も電話が……」

創真「何かあったに違いない!!」

創真「うかつに追うのは危険だ、何をされるか分からない」

創真「それに―― やっぱり薙切は」

創真「ここに置いてある乾燥ハーブ」

創真「間違いない…… あの先輩が何か裏で糸を引いている」

創真「一度立て直そう―― 新戸も来い!!」

緋沙子「どういうことだ!?」

創真「詳しくは俺の寮で話す!!」

創真「行くぞ――!!」


 突如として薙切の部屋に現れた叡山。
 まるで彼の言いなりのようについて行ってしまったえりな。
 そして一色からの電話!!
 これは一体どういうことなのかっ!!

 この先―― 一体どうなってしまうのかっ!?




213:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 18:27:26.13 ID:JG6LzXee0


 [極星寮]


創真「な、何だよこれは!?」

緋沙子「ひ、酷すぎる……!!」


 一色からの着信…… 創真から電話を掛け直すも応答がないッ!!
 焦る創真は緋沙子と共に極星寮へと向かった!!
 しかし――!!


創真「み、みんな……!! 大丈夫か!!」

緋沙子「これは一体何が起こったというんだ……」


 極星寮へ到着した二人を待ち受けていた光景とは!?


創真「し、死んでる……」

緋沙子「物騒なこと言うな!!」


 玄関を開けた瞬間、二人の目に映った惨状とは……


創真「丸井、伊武崎、榊、吉野、田所―― お前ら何があったっ!?」

緋沙子「ダメだ…… 全員気を失っている……」


 そう、そこにいたのは倒れ伏す極星寮の面々ッ!!


緋沙子「血…… ではないな。これは何だ?」ネッチョリ

創真「こいつら…… 一体誰が……」

緋沙子「なあ幸平、この液体みたいなものは――」

創真「な…… これは!?」

創真「白く濁った半固形状のような液体……」

緋沙子「異様な臭いがするぞ…… まるでイカのような」

創真「ダメだ新戸!! それに触るな!!」

緋沙子「もう触ってしまったぞ!!」

創真「そいつは男のミルクだっ!!」



215:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 18:31:14.66 ID:JG6LzXee0


緋沙子「なにいいいいいいいいいいいいいい!?」ドン

緋沙子「男の…… ミルク、だと!?」

緋沙子「それはつまり……」

創真「ああ、男の精がたっぷり詰まったミルクさ」

緋沙子「そんな馬鹿な…… なぜそんなものが!?」

創真「気絶してる奴らにこれでもかとぶっかけているな」

創真「もしやこいつら…… メンズミルクにやられたってのか!?」

創真「くそ…… 丸井もこんなにレンズが見えなくなるほど…… 丸井いいいいいいい!!」

緋沙子「そっちはメガネだ!!」

創真「すまん取り乱した……」

創真「一体誰がこんなことを…… 一人じゃこんな量のメンズミルクは放出できないぞ」

緋沙子「一体どうなっているんだ」

緋沙子「先ほどのえりな様のことといい―― そうだ! えりな様が!」

創真「待て新戸…… こうなっちまったであろう訳を話す」

緋沙子「そうだ――!! どういうことなんだ幸平!!」


 創真、ハーブのことから何からを緋沙子にエブリシングフォーユー。



216:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 18:35:36.44 ID:JG6LzXee0


緋沙子「幸平たちはそのハーブを撲滅しようとしていたわけか……」

創真「ああ…… 何者かに盗まれたソイツを早く処分しなくちゃいけねぇ」

創真「だが―― 一足遅かったようだな」

創真「あの先輩が裏で動いているに違いない……」

創真「それに、薙切の部屋にあったあのハーブも俺たちが持っていたそれに違いない」

緋沙子「ということは…… えりな様はあの先輩に……」

創真「その可能性が高いな…… 薙切からあんなもんに手を出すわけがねぇ」

創真「どこに連れられて行ったのか……」

創真「ともかく―― 一色先輩を探さないと!!」

一色「創真くん…… 僕はここだよ」ギィィィィィ

創真「な……!? 一色先輩!!」

創真「大丈夫っすか!? 体中がホワイトラブじゃないっすか!?」

一色「はぁあああああてえええええええしいいいいなあああああいいいいいいい」

一色「懐かしい歌だ―― じゃなくて」

一色「そんなノリをしている場合じゃない」

創真「先輩…… これは一体何が……!?」

一色「あれは評議会の会議が終わりここへ戻って来てすぐのことだ」

一色「創真くん、全ての黒幕は―― 叡山くんだ」



217:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 18:39:37.77 ID:JG6LzXee0


創真「な……!? やっぱり……」

一色「律儀にも向こうから全て明かしてくれたよ…… まるで宣戦布告のように」

創真「宣戦布告……!?」

一色「ああ、そうさ――」



 [一色の回想]



一色「な、何だって……」

叡山「いいハーブだよ、あれは」

一色「叡山くん、まさか君が――」

叡山「このことが公になればどうなるか…… お前の立場も危ないよなぁ、一色」

一色「ぐ…… 君は一体どうするつもりなんだ……!?」

叡山「あのハーブは『この世全ての悪』だ―― この世の理を変える力を持っている」

一色「君はそれを承知で…… 止めるんだ……!!」

叡山「止める……? 元はと言えば一色、お前が蒔いた種だ」

叡山「それを俺が花開くまで成長させてやろうってだけの話だ」

一色「花開くまで…… だと!?」

叡山「ああそうさ―― ちょいとこいつを使わせてもらってな」

叡山「この学園を軽く乗っ取ってやろう―― そういう話だ」

一色「そ、そんなことタダで済まされるわけが……!!」

叡山「お前も協力してくれるよな? 一色」

叡山「しかるべきポストを用意してあるぜ?」

一色「そんな話に乗るわけがないだろう……!!」

叡山「そうか…… まあ、それじゃ大人しくしていてもらおうか」

叡山「もし口外するようなことがあれば―― 分かるな?」

一色「ク……!! 一体どうするつもりなんだ……!?」

叡山「まあ、どうせだから俺の野望とやらを教えてやろう」

叡山「俺が持つツテであいつを解析、そして改良させてもらった」

一色「馬鹿な……!! そんな短時間でどうこうできるものでは……」

叡山「それができるのさ」

叡山「知ってるか……?」



叡山「パラソル・コーポレーションという製薬会社を」




218:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 18:43:37.22 ID:JG6LzXee0


一色「それは……!! あの世界シェアの大企業じゃないか……!!」

叡山「ああ、俺はそこにちょいとツテがあってな……」

叡山「そこに頼みこんだんだ」

叡山「そして新たに完成した素晴らしいハーブ」

叡山「それが『E-ハーブ』だ」

一色「E-ハーブ…… だって!?」

叡山「ああ、そいつを摂取した者はもれなく」

叡山「性の猛獣…… 淫獣と化す!!」

一色「淫獣…… だと!?」

叡山「そうだ…… ゆくゆくはこいつを血液感染性のウイルスに作り変える」

一色「い、一体何のために……!?」

叡山「そんなの言われなくても大体分かるだろう?」

叡山「退屈だったのさ……」

一色「退屈…… だと!?」

叡山「そうだ。この学園は俺の実験場だ」

叡山「俺の踏み台だ」

一色「それでは…… 汐見ゼミにサンプルを送ったのも……!!」

叡山「ただの余興だ」

叡山「とっくに解析、改良は済んでいた…… 全てはE-ハーブ、Ero Herbの実験だ」

一色「――ということは」

一色「ゼミの人間で実験データを得ようとしていたのか……!!」

叡山「そういうことだ―― データを取る必要があった」

叡山「そのために…… この学園を実験場としたのさ」

叡山「既に複数のデータは取ってある」

一色「そ、そんな……!!」

叡山「もう何をしようが止められはしない」

叡山「もうこの学園は俺の手の中だ―― 一番上でふんぞり返っているあのクソジジイの時代も終わりだ」



 [回想終わり]



219:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 18:48:14.62 ID:JG6LzXee0


創真「そんなことが……!?」

緋沙子「なんということだ……」

一色「そう、もうこの学園は彼の実験場となってしまったんだ」

一色「水戸くんも――」

創真「肉魅……!! そうだ、肉魅は……!?」

一色「彼女は叡山くんの毒牙にかけられてしまった……」

創真「そんな、まさか……」

一色「彼女はハーブ漬けにされ、性の獣にされてしまったんだ……!!」

緋沙子「性の獣……!?」

一色「彼女はハーブ漬けにされ、叡山くんの命令に忠実な駒になってしまったんだ……!!」

創真「そんな…… どうして……!!」

一色「向こうから律儀にも全て明かしてくれたのさ…… 何故水戸くんが標的にされたのか」

一色「その理由は―― 君だ、創真くん」

創真「お、俺っすか……!?」

一色「叡山枝津也…… 彼は己の障害となる存在には容赦はしない」

一色「叡山枝津也―― いや、本当の名は『アルバート・エイザン』だ!!」

緋沙子「アルバート・エイザン…… だと!?」

一色「彼の野望はこの学園を手中に収め、そしてE-ハーブの実験データを採取し実績を得ること……!! 彼は叡山枝津也という偽りの仮面を被りこの学園に潜入した…… 彼は製薬会社パラソル・コーポレーションからの刺客、アルバート・エイザンだ!!」

創真「ウェェェェスカァァァアアアアアア~」CV.バリー

緋沙子「シェリィィィィィイイ!! ウェイッ!!」CV.クレア



220:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 18:53:12.12 ID:JG6LzXee0


一色「彼は君の存在が許せなかった…… 実験の傍ら君を排除しようと決めたんだ……!!」

創真「ということは……」

一色「そう、水戸くんを利用し吉野くんや榊くんにもハーブを摂取させた…… 彼は水戸くんを脅迫し、ハーブ漬けにさせ、そして駒にした……!!」

創真「脅迫……!?」

一色「そう、『幸平創真を助けて欲しければ』という脅迫さ」

創真「そんな―― 許せねえええええええええええええええ!!」

創真「カカロットオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」ブロリー

一色「そして彼の毒牙は…… 薙切くんにも伸びている」

緋沙子「そんな――!! えりな様が!?」

一色「そう…… 彼は薙切くんをもハーブ漬けにし、そして人質にした」

緋沙子「そ、そんな……!!」

創真「やはりあの時のことは…… クソッ!!」

一色「彼からの宣戦布告を受け…… 僕はこの寮のみんなに真実を告げようと戻って来た」

一色「しかし…… どうやら既に術中にはまっていたらしい…… 何もかも計算の内だったというわけさ」

創真「そうだ……!! こいつらは、そして先輩は誰にやられて……」


一色「それは―― カハッ」ガクリ



221:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 18:55:28.94 ID:JG6LzXee0


創真「せ、先輩!?」

緋沙子「気を失ったようだ……」

創真「クソ……!!」

創真「……」


創真「リキッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

???「スネエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエク!!!!!!!!」


創真「お、お前は……!?」


 一色から語られた全ての真実。
 怒りの咆哮を上げる創真。彼の叫びに応えた人物とは……!?




222:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 18:59:34.34 ID:JG6LzXee0


創真「お、お前は――」

美作「ソーマきゅん、みぃーっけ」マジキチスマイル

緋沙子「貴様……!! 美作昴……!!」

美作「幸平ァ…… そこの奴らを仕留めたのはこの俺様だぜぇ……!!」

美作「ヒャッハー!! 水と食料と女を寄越せェ!!」テレレーテーテレレーレレレレーレーテーテッテ

創真「You は Shock!!!!」

創真「てめぇ…… よくもみんなをっ!!」

創真「あの時…… お前は心を入れ替えたんじゃなかったのかよ……!!」←本選参照

美作「なんのことかなぁ!!」

創真「てめぇ!!」

緋沙子「幸平…… もしかしたら奴も先輩の洗脳を……」

創真「そうか…… 確かにそうかもしれねぇな……」

創真「だが―― 美作」

美作「あぁん!? なにぃかなぁ~!?」

創真「俺はお前を信じたい……」

創真「俺の仲間を…… 一色先輩をやったのは」

創真「お前じゃねぇよな……?」

美作「ふん…… 俺は生まれ変わったのさぁ!!」

美作「このハーブがあれば、全てが思い通りだ」

美作「あぁ、この感覚!! 最高だぜぇ!!」スーハースーハー

美作「幸平ァ、お前にも味わわせてやるよォ―― その先輩のようになァ」

創真「その先輩のように―― 一色先輩」


創真「一色…… ク○リンのことかああああああああああああああああああああああ!!」


緋沙子「何故自ら間違いに行った!?」



223:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 19:03:44.76 ID:JG6LzXee0


創真「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」シュインシュインシュインシュイン

美作「無駄だァ、幸平ァ」

美作「俺はE-ハーブによってEパワーを手に入れた」

美作「いくらお前がスーパー賢者人になろうと、今の俺はそれを凌駕するほどのエロパワーを持っているのさ」

創真「な、なん…… だと!?」

美作「まぁ苦しまずに逝かせてやるぜ」ファサッ

緋沙子「な…… 下半身の衣服全てをパージしただとッ!?」

緋沙子「な、なんて汚いナニだ……」

創真「ダメだ見るな新戸!!」

美作「何人たりとも俺の『周到なる愛撫』、パーフェクト・ペッティングからは逃れられないッ!!」

美作「そこの新戸サンもろとも可愛がってあげぇるぜぇ!!」シロメ

緋沙子「――ひっ!!」

緋沙子「な、なんという気色悪さだ……!!」

緋沙子「ど、どうするのだ幸平!!」

緋沙子「このままでは私たちは…… まとめてあの男に犯されてしまうぞっ!!」

緋沙子「えりな様のこともあるのに…… このまま女騎士のように陵辱されてしまうわけにはっ!!」

創真「クソ…… 何てエロオーラを出してやがる……」

創真「このままじゃ俺たちは……」

創真「俺は…… 俺たちは料理を極めにきたのに」

創真「こんなことで俺の目標が、覚悟が潰されてたまるかッ!!」

美作「ヒャッハー!! 行くぜぇ!!」フルチーン

創真(クソ…… このままじゃ……!!)



???「待て――!! 外道め!!」


 絶体絶命―― しかしその時、また新たな声が!!





224:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 19:07:33.77 ID:JG6LzXee0


???「待て―― 外道!!」


創真「お、お前はァッ!?」


タクミ「ふん―― 冷酷、残忍、その俺が貴様を倒すぜッ!!」

タクミ「美作、こんな形で残念だが……」

タクミ「誇りあるアルディーニ家の男として、あの勝負の真の決着をつけに来たぜ!!」

創真「お前…… タクミ!!」

タクミ「勘違いするなよ…… 幸平」

タクミ「メッザルーナの借りを返しに来ただけさ」

タクミ「こいつは任せろ」

タクミ「ここで決着を着けるぜ!!」バアアアアアアン

美作「ふん、容赦はせんぞ!!」

美作「ス○ルマ嵐ッッッッ!!!!」プッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

タクミ「カ○パーランチャーッッ!!」パウッ!!


 ドゴ大オオオオオオ大オオオオオオオ!!!!!


美作「な、なん…… だと!?」

タクミ「これで止めだアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!」


 一点……!! そして一瞬!!
 ほんの一点の死角だったッ!!
 カ○パーの濁流にタクミの体が影となった一点!!
 美作はこの一瞬を逃さなかった!!


美作「ス○ルマ嵐ィイイイイイイイ!!!!」

タクミ「――ッ!?」


 タクミは美作が性の権化だということを、再び思い知らされたッ!!


 ドゴオオオオオオオ大オオオオオオオ!!!!!



タクミ「――そんな、馬鹿な」



225:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 19:11:34.64 ID:JG6LzXee0


美作「無駄だ、ス○ルマ嵐はお前の海綿体や前立腺をズタズタにしてしまう」

タクミ「グ……!! ンァアッ!!」

美作「止めろ…… 勝負はついた」

美作「最早微量のカ○パーさえ出せておらん」

美作「見ろ」

美作「それほどの多量のガ○ン汁」

美作「つまり―― お前はもう助からない」

美作「さらばだ―― お前の命は今終わった」

タクミ「ぐふッ……!!」ドサリ

タクミ「逝くのは…… 怖くねぇ…… ぜ!!」

タクミ「だが俺は…… 誇り高きアルディーニ家の男だ」

タクミ「その血統を受け継いでいるッ!!」

タクミ「こんなこと…… 賢者じゃねーお前に喋っても分からねぇだろうがなぁッ!!」

タクミ「父さんは―― この俺が精○のことを知らなくても、自分が○慰することでお手本を示してくれたッ!!」

タクミ「イサミも…… この俺に賢者のハーブを託して逝ったんだ」

タクミ「だから俺だって―― 何かしなくっちゃあなッ!!」

タクミ「かっこ悪くて…… あの世に逝けねぇぜッ!!」

タクミ「俺が最後にみせるのはッ――!!」

タクミ「代々受け継いだ、未来に託すアルディーニ魂だッ!!」

タクミ「賢 者 の 魂 だ ッ !!」

タクミ「幸平ァッ!! 俺の最後の○液だぜぇ!!」

タクミ「受け取ってくれえええええええええ!!!!!!!」グラアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッツエエエエエ



創真「やwwwだwwwよwww」



226:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 19:16:15.01 ID:JG6LzXee0


 中略。


美作「俺はお前のことを永遠に記憶の片隅に留めておこう―― タクミ・アルディーニ」

美作「カ○パーのように華麗で儚き男よ」ザッザッザッ


 中略。


創真「こ…… これはッ、まさか!?」

創真「これはタクミのカ○パー……」

創真「そして―― 賢者のハーブッ!?」

創真「この賢者エネルギーの感覚はぁッ!? そんなァ――」

創真「今分かった…… 今のカ○パーの感覚で」

創真「全てが分かったッ!!」

創真「タクミは今、さっき…… ここで逝ったッ!!」

緋沙子「幸平…… いいか」

緋沙子「その賢者のハーブを摂取したら奴を追うぞッ!!」

創真(こ、この女ァ…… タクミのために涙一つ流さねぇのかッ!?)

創真「――ッ!?」

創真「……」


創真「緋沙子先生―― タバコ、逆さだぜ」


緋沙子「――ッ!!」

創真「……」


 ドロォ


創真「な―― ○液が!!」

創真「タクミが…… そこにッ!?」

創真「タクミ……」

緋沙子「……」

緋沙子「タクミ、アルディーニ……!!」

創真「あ…… ぁあ……」


創真「シイイイイイイイイイイザアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!」


一色「そ れ が や り た か っ た だ け か い ?」



227:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 19:19:47.21 ID:JG6LzXee0


 略。


創真「クソ…… タクミが逝きやがったッ!!」

緋沙子「彼のおかげで美作を一次退避させることには成功したが……」

一色「創真くん……」

創真「先輩……!? 大丈夫っすか!?」

一色「そ、それを……」

創真「これは…… タクミが俺に託した賢者のハーブ」

一色「聞いたことがある」

一色「摂取すると全ての性欲を凌駕するほどの賢者タイムが得られる―― そんなハーブが存在すると」

一色「これがまさしくそのハーブ―― 賢者のハーブだ」

一色「それを貸してくれないかい……?」

創真「な……!? ナニをするつもりっすかっ!?」

一色「この問題の元凶は僕だ…… 僕がそれを摂取し、そして彼らを倒す」

創真「そんな……!! そんな傷ついた体で…… 無理です!!」

一色「しかし――」



創真「――俺が逝きます」



230:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/02(金) 19:23:46.16 ID:JG6LzXee0


緋沙子「ゆ、幸平ッ!?」

創真「心配するな…… 新戸」

緋沙子「しかし……!! そのハーブは賢者と言われるほどの代物なのだぞ!?」

一色「そうだ、下手したらもう一生…… 性欲が沸かなくなるかもしれない」

一色「それはつまり―― 子孫を残せないし、性交もできない」

創真「いいんです」

創真「重傷の先輩にヤらせるわけにはいきません」

創真「俺が逝く」

緋沙子「幸平……!! ダメだ!!」

創真「いいんだ―― たとえ性欲が一生無くなっても」

創真「お前がいれば…… また沸いてくるかもしれねぇ」

緋沙子「――ッ!!」

創真「俺は逝く」

一色「済まない…… 創真くん」

一色「恐らく彼は…… 月天の間で待ち受けているはずだ」

一色「頼んだよ……」ガクリ

緋沙子「馬鹿者…… 貴様は大馬鹿者だッ!!」

緋沙子「絶対戻って来るんだぞ…… 馬鹿創真ァッ!!」

創真「当たり前だろ…… 緋沙子」ナデナデ


 アイドワナクローズマイアイーズ!!


創真「賢者のハーブ、頼むぜ――」ゴクリ

創真「――ッ!!」

創真(なんて賢者エネルギーだ…… タクミ)

創真(タクミ、先輩、新戸、みんな――)

創真「行ってくるぜ」


 友の想いを、愛する者たちの想いを胸に…… かけてッ!!
 創真は激情を胸に秘め、決戦の舞台へと向かうッ!!




240:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 07:43:55.78 ID:9Bs2xbl80

 [月天の間、入り口前]


創真「――よう、美作」

美作「懲りずに挑んでくるとはなァ…… 幸平ァ!!」

美作「見てみろ―― 幸平」

創真「何だ、空に何かあんのか?」

美作「綺麗な北斗七星が出てるな」

創真「それがどうした」

美作「傍に寄り添うように輝く星があるだろ?」

創真「ナニが言いたい」

美作「てめぇにも見えるか」

美作「ということは―― 幸平、お前はここで死ぬ」

美作「あの星が見える奴は死ぬ運命にあるのさ」

創真「へー」

創真「確かに俺はここで死ぬかもな」

創真「生き残れたとしても前代未聞の賢者タイムが一生続くかも知れないし」

創真「性機能不全が死ぬまで続くかもしれねぇ」

創真「だけどな、美作」

美作「……?」

創真「お前にもその星が見えてるってことは」

創真「死ぬのはてめぇかもしれないぜ?」ニヤァ

241:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 07:48:52.96 ID:9Bs2xbl80

美作(こ、こいつ…… なんて余裕ッ)

美作(いや、あの悟りきったような顔…… もしやコイツ、無我の境地にいるのか!?)

創真「あの時、お前は改心したと思っていた」

創真「あの先輩に洗脳されているのだとしても」

創真「もう許さねぇぞ……!!」ゴゴゴゴゴゴ

創真「てめーは俺を怒らせたッッ!!」

美作「面白いッ!! たかが賢者にナニができるというのだ!!」

美作「俺の『周到なる愛撫』は男女を問わん!!」

美作「たっぷりかわいがってやる!!」

創真「美作、お前には地獄すら生ぬるい」

創真「――逝くぜ」

創真(今の俺はタクミのハーブで最強の賢者になった)

創真(だが…… 美作もあの先輩が作った危ねぇハーブの力を得ているみてぇだ)

創真(本当に、これで俺は死ぬかもしれねぇ)

創真(史上最大の賢者タイムだからか…… 妙に悟ってやがる)

創真(ああ、俺は死ぬ)

創真(だがよ――)

創真「男には、死ぬと分かっていても挑まなくちゃいけねぇことがあるだろうが……」

美作「さぁ、始めるか幸平ァ!! 肉棒と肉棒のぶつかり合いをなァ!!」

創真「あばよ―― 今度こそ本当に『あばよ』だ」

美作「いくぜぇえええええええええ!!!! ス○ルマあ――」

???「あばよじゃねぇ」

美作「――なっ!? 誰だお前らァ!!」



葉山&黒木場「「一緒だろ?」」ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!



242:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 07:53:20.07 ID:9Bs2xbl80

創真「な……!?」

創真「葉山に黒木場…… お前ら何でッ!?」

葉山「非常に不本意だが」

黒木場「俺たちの学園を荒らされたらたまったもんじゃねぇからな」

葉山「俺たちは料理を極めに来た」

黒木場「こんなツマンネーことで潰されてたまるかよ」

葉山「勘違いするなよ―― 幸平」

黒木場「これは自分のためだ、お前のためじゃねぇ」

創真「お前ら……!!」

美作「ハハハッ!! 雑魚どもが何人束になろうと同じことッ!!」

美作「雑魚は雑魚よッ!!」フルチン

葉山「雑魚か…… クククッ……!!」

美作「な、なにがおかしいッ!?」

黒木場「なめられたもんだなァ…… なあッ!?」ファサッ


243:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 07:56:40.28 ID:9Bs2xbl80

創真「なッ―― そ、それはァッ!?」

葉山「双頭デ○ルドマスターとは俺のことだ」ヴィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!!!!

創真「葉山…… しかもバイブ機能付き双頭デ○ルド二刀流だとッッ!?」

黒木場「汚物は消毒しねぇとな」ズンッ!!

創真「黒木場…… お前まで!?」

創真「だけど―― さすがに重火器、チェーンガンはまずいだろっ!?」

黒木場「よく見ろ、幸平」

創真「ベルトで繋がれた弾丸―― これはァッ!?」

黒木場「そう、同じくデ○ルドだ」

創真「これは…… 大量のデ○ルドを弾丸にして射出しようってのか!?」

黒木場「そう、コイツはデ○ルドを弾丸代わりにした――」

黒木場「デ○ルド砲だ」

黒木場「俺が遠距離をやる。葉山、接近戦はお前がやれ」

葉山「ふん、お前の指図は受けん…… だが」

葉山「別に、あれを倒してしまっても―― いや、倒す」

葉山「幸平、お前は月天の間へ向かえ」

葉山「全てを終わらせてこい」

創真「お前ら…… どうしてそれを!?」

黒木場「十傑七席の先輩から伝言が届いた」

葉山「幸平、『お前を頼んだ』…… というわけだ」

創真「一色先輩…… お前ら……」


244:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 08:02:21.94 ID:9Bs2xbl80

黒木場「何も言うな。言っただろ? 自分のためだってよ」

黒木場「あと、お前がここで逝ったら……」

黒木場「お嬢が大変なことになる」

創真「……?」

黒木場「お前、あの時お嬢になんか仕込んだだろ?」

創真「……」

黒木場「だから、絶対生きて戻って来い…… じゃねーと俺の体がもたねぇ」

黒木場「対処法を俺に伝授するまでは、死ぬのは許さねぇ」

創真「お前…… アリスと」

創真(遠回しに自慢してんじゃねぇよ、氏ねじゃなくて○ね。うらやまC)


245:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/10/25(日) 08:05:13.09 ID:9Bs2xbl80

葉山「……」

葉山「行け、幸平」

創真「お前ら……」

創真「分かった―― 借りは返すぜ!!」

黒木場「お前の借りなんていらねぇよ!! 行け!!」

美作「友情ごっこは済んだかァ!? いくぞおおおおおおおおおおおおお!!!!」

黒木場「友情ごっこだぁ!? キメェんだよ!!」ガチャ

葉山「――I am the bone of my DILDO.」

葉山「So as I pray―― UNLIMITED DILDO ONANIE.」

葉山「行くぞストーカー。精○の貯蔵は充分か?」

美作「ス○ルマ嵐ぃいいいいいいいいいいいい!!!!!!」


 ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!


創真「クソッ……!!」ドピュッ

創真「お前らの勇気、無駄にはしねぇぜ!!」


 昨日の敵は、今日の○兄弟ッ!!
 ライバル二人の助けを借りて、創真は一人決戦の場へ向かうッ!!




252:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/14(土) 23:45:35.53 ID:VgMOuBLI0

 [月天の間]


叡山「よう、待っていたぜ―― 幸平創真」

創真「先輩…… 俺はあんたを許さねぇ!!」

創真「うおおおおおおおおお!!!!!」

叡山「おっと―― それ以上近付かない方がいいぜ」

創真「何をする気だ……!?」

叡山「――あれを見ろ、幸平」


 ウイイイイイイイイイイイイイイン……


創真「なっ――」

創真「薙切…… なのかっ!?」

叡山「そうだ」

創真「くそ…… 今すぐ薙切を解放しろぉ!」

叡山「そいつは無理な相談だ」

創真「なら―― 力ずくでそうするまでだッ!!」

創真「うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

叡山「……」

叡山「出て来いッッ!!」スッ

創真(何をする気だッ!?)


 ゴゴゴゴゴゴゴゴ……


創真(地鳴り――!?)


 ドゴオオオオオオオオオオオオン!!!!!!


創真「な…… なんだと……!?」

叡山「幸平、お前にそいつが倒せるか?」

創真「お前は……」


創真「肉魅―― どうしてッ!?」



253:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/14(土) 23:48:46.01 ID:VgMOuBLI0

郁魅「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

創真(どうしてアイツが……)

創真(ハーブの実験台にされた―― まさか)

創真(しかも何故か全裸で壁をぶち壊し登場してきやがったッ!?)

創真「肉魅……!! 目を覚ませ!!」

創真「そして服を着ろッ!!」

叡山「――無駄だ」

叡山「そいつは俺の研究の実験体と化した」

叡山「貴様の声は届かない」

叡山「俺の命令に忠実な駒となったのだ!!」

叡山「そして―― そいつへの実験は成功した」

創真「どういうことだ……」

叡山「そいつは『ハーブ・オーガニック・ウェポン』、略して『H.O.W.』となったのだ!」

叡山「やりたいことは全部終わった」

叡山「後は…… 俺の顔に泥を塗りたくってくれた貴様を消すだけだ」

叡山「だが―― チャンスをやろう」

創真「チャンス…… だと!?」

叡山「そうだ。今この場にひざまずけ」

叡山「土下座をするんだ」

叡山「そして俺の足をなめろ」

叡山「俺の野望を邪魔してすみませんでした―― そう言いながらな!!」

創真「……」


254:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/14(土) 23:53:30.71 ID:VgMOuBLI0

叡山「3秒で答えを出せ」

叡山「お前が『NO』と言えば、その瞬間にお前はあいつのエサとなる」

叡山「そして俺はこの学園を完全に掌握するために、E-ハーブをばら撒く」

叡山「これでこの学園は俺のものだ」

叡山「さぁいくぞぉ……!! いーち」

叡山「にー」

叡山「さーん」

創真「……」

創真「それで最後か!?」

叡山「何が言いたい」

創真「あんたの遺言はそれで以上か?」

叡山「ほう……」

叡山「はっはっはっ!! 面白い!!」

叡山「お前に何ができるというのだ!!」

叡山「言い残したことはあるか!?」

創真「あんたこそ、今の内に言っておいた方がいいんじゃないか?」

叡山「そうか、それが答えというわけだな」

叡山「いいだろう―― それでは幸平創真」

叡山「お前があいつのエサになるところをじっくり見物させてもらおう!」

叡山「水戸郁魅…… 行け」

郁魅「……」ゴゴゴゴゴゴゴ

創真「肉魅、思い出せ!! 正気に戻れ!!」

創真「そして服を着ろっ!!」

郁魅「……ア」

郁魅「ニンゲン、ヨコセ」

創真(くそ…… どうしても戦わなくちゃいけねぇのか!?)

郁魅「オレ、ニンゲン、クウ」

郁魅「オデ、ニンゲンクウッ!!」ダッ

創真(来た――!!)


 遂に叡山のもとへ辿り着いた創真!!
 しかし彼の前には新たなる刺客、郁魅が立ちはだかる!!
 彼女を正気に戻す術はあるのかっ!? 救う手立てはあるのかっ!?




255:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/14(土) 23:59:16.90 ID:VgMOuBLI0

郁魅「チ○ポッ!!」ドゴォ

創真「早ッ――」

創真「グハァ……!!」ドサァ

創真(クソ……!! 一瞬でマウントポジションにっ!!)

創真(なんて力だ…… 身動きできねぇ!!)

郁魅「ニンゲン、クウ!!」

創真「やめるんだ肉魅!! 目を覚ませ!!」

郁魅「ニ、ク、ミ……」

創真(記憶が残っている……!?)

創真「そうだ…… 肉魅!!」

創真「お前は強い……!! あんな奴のイカサマに負けるような女じゃねぇだろ!!」

郁魅「オマエ…… ダレ?」

創真「俺は…… 幸平創真だ!!」

郁魅「ソーマ…… ソーマ」

創真(この反応―― いけるかもしれねぇ!!)

創真「目を覚ませ!!」

郁魅「……」

郁魅「ソーマ…… ユキヒラ……」

郁魅「幸平…… 創真」

郁魅「ゆ、幸平ぁ!?」

創真(正気に戻った!?)

創真「肉魅!! 大丈夫か!?」

郁魅「私は…… ここは……!?」

創真「お前はあの先輩に操られていたんだ……!!」

郁魅「あの先輩――」

叡山「何をやっている!!」

叡山「お前は私の駒だ!!」

叡山「幸平創真を好きにできるのだぞ―― やれ」

郁魅「う…… う゛う゛!!」

創真「あの人の言葉に惑わされるな!!」

叡山「やれ!!」

創真「惑わされるな!!」

郁魅「……」

郁魅「ごめん―― 幸平」

創真「……!?」

郁魅「私…… 幸平が」


郁魅「幸平が欲しくてたまらない!!」ガバァッ!!


創真「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


256:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 00:05:48.82 ID:tRJswBn50

郁魅「幸平の全部、私にちょうだいッ!!」カチャカチャ

創真(一瞬で衣服が!?)

創真(泣いてやがる…… 泣きながら俺を犯しているッ!!)

郁魅「ゆきぃふぃらぁ」ブッチュウウウウウウウ

創真(グハァッ……!! なんてキスだっ!!)

創真(一瞬で俺のディンゴをおディンゴさせやがった!?)

創真(絡む唾液、舌…… すっぽんぽんの肉魅)

創真(なんて肉厚……!!)

郁魅「こっちも――」

創真「ファッ!?」

創真(くそぅ……!! なんてフ○ラだぁ!?)

創真(いやらしい音…… バキューム!!)

創真(俺の精を絞り尽くすかのような)

創真(こいつは…… 悪魔だ!!)

創真(インキュバス…… サキュバス!!)

創真(俺は悪魔に犯されているッ!!)

郁魅「きぃもふぃい?」ジュルルルルッポゥ!

創真「F○CK!!(ネイティブ)」

郁魅「それじゃ…… これはどう?」

創真(完全に洗脳モードに戻っている!?)

郁魅「凄い…… 熱いぞ」

郁魅「お前のミートスティック」バイイイイイイイン

創真「なっ――!?」

創真(こいつ…… 俺のミートスティックを)

創真(おっパイで挟みやがったッ!?)

創真(これが俗に言う『ミートパイ』かぁ!?)

郁魅「んっんっ……!!」サスサス

創真「あ^ぁ~!!」

創真(なんて肉厚だッ!! こいつのBoobs!!)

創真(まるで鬼戦車……!! 肉弾戦車!!)

創真(こいつのBig TitsことKV-2がっ!!)

創真(俺のティーガーを挟撃して――)

創真(これじゃまるでゼーロウ高地で赤軍団に狩り立てられるドイツ軍ッ!!)

創真(粛清されてしまうッ!!)


257:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 00:15:39.99 ID:tRJswBn50

創真「あ゛あ゛ぁ゛!!」

郁魅「ちょーだいッ!! あんたのお○んぽミルクッ!!」

創真「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」

創真(クソッ!! 賢者の力を手に入れた俺をッ)

創真(そんな俺を欲情させやがったッ!!)

創真(俺は―― 俺はこのまま)

創真(肉魅に逝かされて、負けちまうのか……!?)

郁魅「出していいぞっ!! 私にぶっかけてくれ!!」サスサスサス

創真「――ッ!!」

創真「いいぜ――」

創真(欲情している…… はずだが)

創真(達観もしている)

創真(俺は今まで、童貞を守り抜いてきた―― あえてね)HND

創真(しかし…… こうなっちまった以上解禁するしか)

創真(それしかこいつを救う方法は…… この学園を守る方法はねぇッ!!)

創真「いくぜ――」

創真「こいつは性戟だあああああああああああ!!!!!!」

郁魅「キャッ――」ドサ

創真「肉魅……」

創真「俺は今からお前を食うッ!!」

創真「お前をあの人の洗脳から解いてやるッ!!」

郁魅「幸平……」

創真「肉魅―― 挿れるぞッ!!」

郁魅「そんな…… 生でっ!?」

創真「すまねぇ…… 俺は今からお前を犯すッ!!」

創真「俺のチ○ポ…… お あ が り よ !」ズブリ


258:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 00:19:34.16 ID:tRJswBn50

郁魅「ん゛ッ!!」

創真(な、なんて膣圧ッ!!)

創真(俺のディンゴに絡み付いて離さねぇ!!)

創真(もう…… 逝っちまいそうだ!!)

創真「動かすぞ!!」

郁魅「いやぁッ!! やめろッ!!」

郁魅「はあああああああん!!!!!」

郁魅「大きい……!! 熱くて硬くて太いのがッ!!」

郁魅「奥まで届いてるッ!!」

創真「あ゛あ゛あ゛ッ!!」グチョグチョグチョ

創真「立て―― 次は後ろからだ!!」

郁魅「ん゛ッ!!」

郁魅「深い…… 嫌ッ!!」

郁魅「深すぎるッ!!」

創真「逝け!! 肉魅!!」パンパンパンパン


 激しい肉と肉棒のぶつかり稽古。
 淫らな音が月天の間に響き渡る。
 性の闘いを繰り広げる彼らを、満月はそっと照らしていた……


創真「上になれッ!!」

郁魅「あぁん゛ッ!!」

創真「逝くんだ!!」

創真「俺がお前の肉マンを突き上げてやる!!」グングングン

創真「おらあああああああああ!!!!!!」

郁魅「やめっ―― ダメだ!!」

郁魅「もう……!!」


 本能のままに絡み合う若いからだ。
 体位を変えては、何度も何度も激しく性をぶつけ合う。
 まるで野獣同士のまぐわいであった。


259:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 00:23:19.19 ID:tRJswBn50

創真「性戟(たたかい)の基本は正常位(かくとう)だ」ガバァッ

創真「思い出さないか……!! このバトルッ!!」

創真「この、肉と肉のぶつかり合いッ!!」パンパンパン

郁魅「もっと……!! もっとぶつけて来い!!」

郁魅「私に生きる実感をくれッ!!」

創真「当たり前だッ!!」ガバッ

郁魅「もう……!! 私を逝かせてッ!!」

創真「逝け……!!」

創真「俺も―― もう!!」バンバンバンバンバン

郁魅「全部…… 全部私の膣内(なか)にぶちまけてっ!!」

創真「い゛ぐぅ゛……!!」

郁魅「ん゛ん゛ッ――」

創真(こいつ…… 両足で俺の腰をホールドしやがった!!)

創真(俺の精を…… 全部受け止めようとしているのかッ!?)

創真(分かった……!!)

創真(お前を逝かせて…… そしてお前を洗脳から解放する!!)

創真「逝くぞ――」

郁魅「きてえええええええッッ!!」

創真「お゛ そ゛ ま゛ つ゛ ! !」ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル

創真「――ッ!!」

創真「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

創真「はぁ…… はぁ…… はぁ……」

郁魅「……」ビクンビクンビクン!!

創真「着 床 完 了 ! !」ドン

創真(賢者のハーブ…… その力なのか)

創真(ハーブと、そして賢者タイムが相まって)

創真(今なら…… 空も飛べるはず)

創真「スピッツ!!」


260:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 00:27:24.66 ID:tRJswBn50


叡山「お前……」

叡山「まさか…… やりやがったな!!」

叡山「もういい……!! 俺が直々にお前へ鉄槌を下すッ!!」

叡山「はああああああああああああああああああ!!!!!」ビリビリビリビリ

創真(一瞬で全身の服が破け散った!?)

創真「これが…… これが本当に最後の戦いだ!!」

創真「あんたを倒して…… 俺は平穏を取り戻すッ!!」

創真「あんたに奪われた学園生活を……」

創真「愛を取り戻す!!」

叡山「愛などいらぬッ!!」

叡山「お前を倒して、この学園を手に入れるのだ!!」

叡山「うおおおおおおおお!!!!」


 郁魅を解放した創真。
 そして最後の戦いが遂に幕を開けるッ!!




261:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 00:31:24.50 ID:tRJswBn50

叡山「――ふんッ!!」

創真「早ッ――」

叡山「破ァ!!」

創真「グハァッ――」ドゴオオオオオオオオオオオオン

創真「クソ…… 何て力だ」

叡山「まだ終わらんぞ!!」

叡山「あの頃は――」ブン!!

創真「ハッ!!」ドゴオオオオオオオオン

創真「クソ……」

創真(もう…… だめなのか)

創真(俺は……)

叡山「この程度の力か」

叡山「興醒めだ」

叡山「一撃で楽にしてやろう」

創真(意識が…… 朦朧と)

創真(このままじゃ……!!)

創真(俺は――)

叡山「終わりだあああああああああああああああああ!!」

創真「やめろおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」


 ドゴオオオオオオオオオオオオオオオン


創真(生きてる……!?)

郁魅「見ていられないぞ―― 幸平」

郁魅「あんたも歳をとったもんだ」

創真「肉…… 郁魅ッ!!」

郁魅「懐かしい名前だ…… 肉魅よりは聞こえがいい」

創真「お前…… 大丈夫なのか!?」

郁魅「あんたが解放してくれたおかげで、正気に戻った」

叡山「ングッ!! この死に損ないめぇっ!!」グググググ

郁魅「幸平―― 私たちは学園や誰かの道具じゃない」

創真「……」

郁魅「性交(たたかい)でしか自分を表現できなかったけど」

郁魅「いつも自分の意志でまぐわってきた!!」

郁魅「幸平…… 私からの最後のプレゼントだ」

郁魅「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


 バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!


262:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 00:35:10.07 ID:tRJswBn50

叡山「くそぅ……!!」

叡山「私に逆らう気かぁ!!」

郁魅「もともとあんたの手下じゃないんだよッ!」

叡山「――いいだろう!!」

叡山「時にセ○クスでは、マ○コの代わりにア○ルを使う」

叡山「ナカイキならぬ、ア○ルイキだ!!」

叡山「これでも喰らえッ!!」ズンッ!!

郁魅「ん゛ほ゛ぅ゛ッ!!」メリ゛メリ゛ッ!!

叡山「気持ちいいか…… 肉弾ビッチがッ!!」

創真「肉魅ッ!!」

郁魅「もらったよ…… あんたのチ○ポ」ニヤリ

叡山「なにぃッ!?」

郁魅「あんたのしょぼいスティック…… そいつを私のケツマ○コにぶっ刺してる状態じゃ」

郁魅「身動きは取れないだろ……!?」ニヤリ

叡山「しまっ―― はなせぇ!!」

叡山(なんてケツ圧……!! まるでビクともしないッ!?)

叡山「抜けないぞッ!!」

郁魅「――今だ!! 幸平!!」

創真「肉魅……!?」

郁魅「そのままこいつのケツに」


郁魅「あんたのスティンガー(チ○ポ)をぶち込めッッ!!」


創真「嫌だッ!!」

創真「――ってのは冗談だ」

創真(男のケツにチ○ポを…… それって)

創真(いや…… 今はそんなことを考えている暇はない!!)

郁魅「来いッ!! 幸平!!」

叡山「くそぉ!! 離せぇ!!」

叡山「かくなるうえは―― このままお前のア○ルを突き上げて」

叡山「逝かせくれるわぁ!!」

郁魅「ん゛ぉ゛ん゛!!」ズブズブ

創真「肉魅!!」

創真(このままじゃ肉魅が……!!)

創真「終わらせるしかない……」

創真「たとえ相手が男だろうと」

創真「今の俺は大賢者だ」


263:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 00:40:22.57 ID:tRJswBn50

叡山「逝けえええええええええええええええええええええええ!!!!!!」

郁魅「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」

郁魅「追い込まれたア○ルは―― ヴァジャイナより凶暴だあああああああ!!!!!!」

郁魅「撃てぇッ!! 幸平!!」

創真「分かった―― 行くぜ!!」

創真「コイツで全てを終わらせるッ!!」ギンギン!!

創真「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

叡山「やめろおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

叡山「くるなあああああああああああああああああああああ!!!!!!」

創真「お前のア○ルヴァージン卒業させてやんよおおおおおおおお!!!!!!」

叡山「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

創真「喰らえ―― 俺のスティンガーを!!」

叡山「来るなああああああああああああああ――」


 ズブリ。


叡山「――ッ」

創真「――ッ」

郁魅「……」


 その時、荒れた大地に雨が降り、地は裂け、風が吹きぬけた。
 広大な大地は海へ還り、そうして全ては終わりを告げる。



264:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 00:43:25.85 ID:tRJswBn50


叡山「……」

創真「……」

郁魅「……」



 ※三連結。
 魂は巡り、再び大地が顔を出し、生命が生まれ…… 荒れた大地には道が出来た。
 人々はその上に線路を敷いて、そこを三連結の汽車が走っていく。




叡山「アアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーッッ♂」




 汽車は今、大きな汽笛を大地に轟かせるのだった。






 完ケツ。





265:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 00:59:05.97 ID:tRJswBn50

 [オマケ]


一色(あの日から早一ヶ月勃った)

一色(創真くんの活躍によって学園の危機は免れた)

一色(加えて、薙切くんも彼によって救出された)

一色(ハーブ騒動は公になることはなく)

一色(叡山くんの手によって出回った少数のハーブも、関わった者が協力して事後処理に努めた)

一色(その結果この学園に存在するハーブを全て撲滅することに成功)

一色(無事に全ての事態は収拾した)

一色(ちなみに―― 叡山くんは僕たちからの私的制裁を受けることで罪を償った形となった)

一色(そして最終的に彼はゲイになった)

一色(彼の尻穴は僕たちからの制裁と、そして彼自身の遊戯によってガバガバだ)

一色(ともかく…… こうして無事に終えることができた)


一色「無事―― 無事か」

一色「いや…… 僕は君に謝らなければならないね」

一色「創真くん」


266:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:02:04.99 ID:tRJswBn50

創真「いや…… いいんすよ先輩」

一色「謝る―― いや、そんなちんけなものでは足りない」

一色「本当に、僕は……」ガバッ

創真「いやいや! 止めてください!」

創真「頭を上げてください、先輩!」

一色「しかし……!!」

創真「十傑の一人である先輩が…… らしくないっすよ?」

一色「でも、僕のせいで君は――」

創真「いいんすよ、先輩」

創真「元はと言えば、俺にも非はありますし」

創真「ちゃんとコントロールできてなかった部分もあったんで」

創真「それに、全部自分の意志で決めたことっすから」

創真「あとは―― こうなってからの方が調子いいんすよ!」

一色「創真くん……」

創真「いや、冗談でもなんでもないっすからね?」

一色(分かっているよ、創真くん…… それが本当だということは)

一色(そう、幸平創真…… 彼は賢者のハーブの効能と、そして叡山くんとの死闘の末に)

一色(性欲を失ったのだ)

一色(その状態は現在もなお続いている…… いや、もしかしたらこれからもずっと)


267:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:04:31.41 ID:tRJswBn50

一色(しかし、彼が言うとおり…… 性欲を失った代わりと言うべきなのか)

一色(料理の方はすこぶる順調となっている…… いや、順調などという穏やかなものではない)

一色(性欲という邪念がなくなり、そして悟りの境地に近い感覚が訪れたのかもしれない)

一色(メキメキと料理の腕に磨きをかけ、あれから短期間で何度か食戟を申し込まれたが)

一色(どの勝負も彼は圧倒的実力で相手をねじ伏せた)

一色(十傑の面々もこぞって彼を要注意人物に挙げている…… 僕も含めて)

一色(そう、彼の言うとおり順調なのだ…… しかし)

一色「君は…… 君は本当にそれでいいのかい? 創真くん」

一色(性欲を失った―― それはつまり男性としての本能、生物の一つである人間の種の存続本能が欠けてしまったともいえる)

一色(これが老年に差し掛かった男性であれば老化の一言で済ませることができる)

一色(しかし彼はまだ10代。希望を背負ってこの世界に何かを残していく…… これからの世代なのだ)

一色(それなのに、こんなことが――)

創真「本当にいいんすよ、先輩」

創真「俺は料理を極めにここへ来たんすから」

創真「これで、いいんすよ」

創真「さて―― ちょっくら図書館へ行ってきますわ」

創真「あれ…… すんません、土曜も空いてましたよね?」

一色「うん…… 空いてるよ。閉まる時間は平日より早いけど」

創真「やべぇ…… それじゃさっそく行ってきますわ!」ダッ

一色「創真くん――」

一色(彼はより一層、料理への想いが強くなっている)

一色(こうして毎日、研究を続けているのだ…… 寝る間も惜しんで)

一色(本当にこれでいい―― ならば創真くん)

一色(何故君は…… そんなに寂しそうな顔をするんだい?)




268:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:08:50.85 ID:tRJswBn50

 [薙切邸]


緋沙子「えりな様、遅れてしまい申し訳ございません」

えりな「いいえ…… いいのよ」

えりな「昨夜も彼のもとへ行ったのでしょう?」

緋沙子「はい……」

えりな「いつもご苦労様」

えりな「いや…… こんなこと上から言えるような立場じゃなかったわね」

緋沙子「えりな様……」

えりな「私は最低な女だわ」

緋沙子「そんなこと――」

えりな「幸平創真…… 私は彼に助けてもらった、その借りがある」

えりな「救ってもらったその張本人が、こうして何もせずにのうのうと生きている」

えりな「最低な女、それは分かっているの……」

えりな(あの日彼に救われて…… 事の顛末を明かされた)

えりな(私は誘惑に負けた最低な女)

えりな(そんな私を救った彼は…… 引き換えに男性の誇りを失ってしまった)

えりな(あれから、今度はそんな彼を救うために…… 緋沙子や寮の仲間が彼のもとを訪れているという)

えりな(男性の誇りを取り戻すため―― 連日連夜、彼女たちは曜日交代で彼と情を交わしているということを耳にした)

えりな(しかし…… そのどれもが失敗に終わっているということ)

えりな「本来ならば私が行くべきなのに、私は――」

緋沙子「えりな様……」

緋沙子「えりな様には何一つ非はありません」

緋沙子「全てあの先輩…… あの男のせいなのです」

緋沙子「ですから、何も気になさらないでください」

緋沙子「それに―― これは私の意志なのです」

緋沙子「私は彼に借りがあります」

緋沙子「それを返そうとしているだけなのです」

えりな「それなら、私だって……!」


269:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:12:12.94 ID:tRJswBn50

緋沙子「彼も言っていました」

緋沙子「あのようにしたのは自分の意志だったと」

緋沙子「全て自分の意志だから…… だから誰かが責任を感じたり、負い目を感じる必要はないと」

緋沙子「そう、言っていました……」

緋沙子「ですから、えりな様―― えりな様はいつもどおりのえりな様でいてください」

えりな「そんな……」

緋沙子「私もどうしたらいいのか…… 本当に申し訳ございません」

えりな「緋沙子…… ごめんなさい」

えりな「ありがとう……」

緋沙子「いえ―― 本日と、それから明日はえりな様の御希望通りに空けておきました」

緋沙子「ごゆっくりされてはいかがでしょうか……?」

えりな「ありがとう…… そうさせてもらうわ」

えりな(救ってもらうのは当たり前)

えりな(そんな…… そんな人間にだけはなりたくない)

えりな(いつだって一人で戦ってきた)

えりな(だけど…… 私は一人じゃなかった)

えりな(もしかしたら、いつの間にか『一人で切り拓いてきた』などという驕りの中にいたのかもしれない)

えりな(私は常に支えられて、そうして生きてきたの)

えりな(だから…… 今度は私が誰かを支えられるような人間に)

えりな(それが人としての道―― 料理だってそう)

えりな(料理は人に与えるもの…… 自分の中で完結しているようでは、ただの二流品よ)

えりな(分かっている)

えりな(安いプライドなら…… そんなもの、ない方がいい)

えりな「緋沙子―― お願いがあるの」

緋沙子「はい……?」

えりな「私に……」

えりな「私に―― 殿方の悦ばせ方を教えて欲しいの」





270:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:15:44.46 ID:tRJswBn50

緋沙子「お上手です…… えりな様」

えりな「本当に、このようなやり方でいいのかしら……?」

えりな「あの、もう一度…… いい?」

緋沙子「はい…… 何度でも」

えりな「ん……」チュ

緋沙子「えふぃなさふぁ」ヌプッ レロォ

緋沙子「ハァ、ハァ…… もっと、舌を絡ませるといいかもしれません」

えりな「舌…… 分かったわ」

えりな「ん…… ふぁ……」チュッ

緋沙子「あ…… ん…… ふあぁ……」クチュ

えりな「ハァ…… ハァ……」

えりな「こんな感じで…… 大丈夫かしら?」

緋沙子「はい…… キス、凄くお上手です」

えりな「最初は軽く、徐々に激しく―― だったわね?」

緋沙子「はい…… 時には引いてみるのもいいかもしれません」

えりな「引いてみる……?」

緋沙子「はい…… 軽いキスの後、今度は引いてみるんです」

緋沙子「そうして、相手の反応を窺う」

緋沙子「そうすることで、お互いの気持ちを高めあえるのかもしれません」

えりな「駆け引きがあるのね?」

緋沙子「はい。彼の情をうまくかき立てることができれば」

緋沙子「しかし、未だに彼の方からは……」

えりな「拒まれてしまった…… そういうわけね?」

緋沙子「はい……」

えりな「キスは分かったけれど―― あとはどうすればいいのかしら?」

緋沙子「練習台としては、私は女なので……」

えりな「そうね…… でも……」

えりな「私も、彼に返したいの……」

緋沙子「分かりました―― それでは、私の体を使って下さい」

えりな「本当にありがとう、緋沙子」

緋沙子「ご存知の通り、女と男の体は違います」

緋沙子「ですが…… 愛撫の段階では、共通する場面もあるかと思います」

緋沙子「まずは…… 私がエスコートさせていただきます」

えりな「お手本ね…… いいわよ」

えりな「来て―― 緋沙子」


271:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:19:10.60 ID:tRJswBn50

緋沙子「はい…… 失礼します、えりな様」モゾッ

えりな「ん…… あっ……」

緋沙子「こうやって、ゆっくりなぞるように……」

緋沙子「耳、首筋、そしてキスも交えて」チュッ チュパッ

えりな「ん゛…… あぁ……」

えりな「あ…… ん…… くすぐったいわ……」チュ

緋沙子「そして…… 男性も、乳首で感じる方が多いようです」

緋沙子「失礼します」プチ ファサッ

えりな「は、恥ずかしいわ……」

緋沙子「お綺麗です…… えりな様」チュッ

えりな「んん……! いや……!」ビクン

緋沙子「このように、甘い言葉を耳元で囁きながら愛撫する」

緋沙子「同じ場所ばかりに集中するのではなく、胸を愛撫するなら」

緋沙子「片方は口で…… 逆側は空いている手で優しく」レロ ジュウウウウウウウ

えりな「ん゛……! ダメッ……」ビク

緋沙子「気持ちいいですか? えりな様」

えりな「あ゛…… んんっ…… だめ……」

えりな「頭がくらくらして……」

緋沙子「好きです」ヒソッ

えりな「――ッ!」ビクン!

緋沙子「えりな様」ヂュルルル

えりな「あ…… ひぃふぁこ……!」チュッ ジュル

緋沙子「プハッ…… ハァ、ハァ、ハァ」

えりな「ハァ…… ハァ…… ン゛ン゛ッ……!」ビクン ビクン ビクン

緋沙子「これが…… 一連の流れでございます」

えりな「ありがとう……」

えりな「あの…… それじゃ今度は私が」

えりな「練習してもいい……?」

緋沙子「はい…… 来てください、えりな様」


272:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:22:42.74 ID:tRJswBn50

えりな「緋沙子……」スッ

えりな「服、脱がすわね……?」シュル

緋沙子「はい……」

えりな「凄い…… あなたの体、綺麗よ」

緋沙子「あ、ありがとうございます」

えりな「好き……」チュッ

緋沙子「ん…… ふぁ…… あ……!」ゾクッ

えりな「なんだか…… あなたの反応、かわいい」カジッ

緋沙子「いやぁ…… 甘噛みは…… あぁん……!」ビクッ

えりな「んん…… はぁ……」ジュル レロッ

緋沙子「はぁ…… んん゛っ」

えりな「おっぱい…… 綺麗よ」ヂュルルルル!

緋沙子「あ゛……! 激しっ……!」ビクッ

えりな「ピンク色…… 形も、凄く綺麗」

えりな「おいしい……」

緋沙子(えりな様の舌使い……)

緋沙子(神の舌に…… 神の舌に包まれて…… 愛撫されている)

緋沙子「もう゛…… ダメッ……!」ビクン!

えりな「もっと気持ちよくなって……?」スッ

緋沙子「あ……! ダメですえりな様……! そこはっ!」

えりな「男の人のものは分からないけれど……」

えりな「一連の流れは練習する必要があるでしょ?」


273:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:25:07.39 ID:tRJswBn50

緋沙子「そこばかりは…… いけませんっ……!」

えりな「いつものお礼……」

えりな「下着…… 脱がすわね?」

緋沙子「嫌…… ダメです……!」

えりな「大丈夫…… こっちも、凄く綺麗よ」

えりな「ん……」ジュル

緋沙子「いやぁ゛っ…… ん゛!」

えりな「もうこんなに濡れてる…… 指、挿れるわね?」ヌプッ

緋沙子「あ゛……!! もぅダメッ……!」

えりな「ここ……? もっと上がいい?」グチュグチュグチュ

緋沙子「嫌ッ…… いやぁ……!! えりなさまっ!」

えりな「ク○トリスもこんなに…… ん……」ヂュルル

緋沙子「あぁ゛…… ダメぇ…… 出ちゃう゛っ……!」

えりな「いいのよ……? 出して緋沙子っ……!」

えりな「ここが好きなの? いいのよ、気持ちよくなって!」グチュグチュグチュグチュ!

緋沙子「あぁん゛っ……!! もう…… もうだめええええええ!!!!」

緋沙子「んぁあ゛っ!!」チョロ プシャアアアアア ビクン!

緋沙子「――ッ!!」ガクガクガク

えりな「しゅき……」チュッ

緋沙子「あ…… えふぃふぁさふぁ……」レロォ




274:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:28:27.88 ID:tRJswBn50

[事後]


緋沙子「あの…… えりな様」

えりな「どうしたの? 緋沙子」

緋沙子「あの…… 練習、とのことでしたが」

緋沙子「えりな様、既にお上手で……」

緋沙子「どこでそのような技術を……?」

えりな「――ッ」

えりな「いや…… 本よ、本!」

えりな「そういう本…… 隠れて読んだことがあるの……」

えりな「秘密にしていてごめんなさい……」

緋沙子(もしや―― あの時の、いわゆる『エロ本』のことでは)

緋沙子「いえ、こちらこそ不躾なことを…… 申し訳ございません」

緋沙子(それにしても、読んだだけであそこまでの実力を…… えりな様はそちらの方の才能も……)

えりな「と、とにかく――! あのようにすれば大丈夫ってことよね?」

緋沙子「は、はい…… しかし、だ、男性の体は私たちとは勝手が違いますし…… 特に、あ、あそことか……」ゴニョゴニョ

えりな「い、いいの……!」

えりな「私、彼のもとへ行くわ……!」

えりな「私も、借りを返す」

えりな「私の意志よ」

えりな「だから…… 行くの」

えりな「殿方の…… その…… あそこのことはよく分からないけれど……」

えりな「本で、本で読んだことがあるし……!」

えりな「分からないなりに、手探りでも…… 頑張るわ!」テレッ

緋沙子「は、はい……」

緋沙子「御武運をお祈りいたします……!」


275:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:31:32.26 ID:tRJswBn50

緋沙子「それで…… 具体的にはいつほど……?」

えりな「ぜ、善は急げよ!」

緋沙子(善…… えりな様は、やっぱり幸平のことが)

えりな「あ、明日は丁度日曜日だしっ!」

えりな「それに、緋沙子のおかげで何も予定がないしっ!」

えりな「今夜、彼のもとへ行ってみる……」

緋沙子「分かりました…… それでは今夜の担当へ連絡してみます」

えりな「そんな、シフト制みたいになっていたのね……」

緋沙子「は、はい……」

緋沙子「な、何かありましたらすぐに連絡を下さい!」

緋沙子「必要であれば、彼の寮までご一緒させていただきますっ!」

えりな「あ、ありがとう……」

えりな「けれど―― その必要はないわ」

緋沙子「……?」

えりな「やっぱり、もう一つお願いがあるのだけど…… いいかしら?」




276:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:33:58.79 ID:tRJswBn50

 [夜、薙切邸]


創真「それで―― 一体俺に何の用が」

緋沙子「それはえりな様に聞いてくれ」

創真「なんだよ…… もったいぶって」

創真(連日連夜、俺は新戸や肉魅、寮のやつらから性的な交渉を持ちかけられている)

創真(それは…… 俺が性欲を失ったことに責任か何かを感じているようで)

創真(わざわざ俺の性欲を取り戻そうと奮闘してくれているのだ)

創真(気持ちは嬉しい…… これ以上ないほどに感謝している)

創真(だけど―― 悲しいことに幸平棒は全く反応を示さない)

創真(それどころか…… 汚らわしく感じて拒絶してしまうのだ)

創真(そして心なしか、性欲を失う以前の記憶もおぼろげになってきている)

創真(俺は新戸と何か大事な約束を交わした気がする……)

創真(ともかく―― そういう状況の中、急に新戸から呼び出されて)

創真(俺はこうして薙切の家へ招待されたというわけだ)

創真(一体どういうことだ?)

創真「なあ新戸…… 一ついいか?」

緋沙子「どうした?」

創真「もしあのことで何か負い目を感じているなら――」


277:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:36:43.08 ID:tRJswBn50

緋沙子「それは言わない約束だ、幸平」

創真「……」

緋沙子「全く何も感じていないといったら嘘になる」

緋沙子「しかし…… これは責任とか押し付けなどとは違うものだ」

創真「でも、俺のためにお前たちは……」

緋沙子「それ以上はいい―― えりな様が待っている」

緋沙子「これ以上待たせるわけにはいかない」

緋沙子「さあ、行くぞ」

緋沙子「えりな様―― 失礼します」コンコン

えりな「入って」

創真「よ、よお…… 薙切」

えりな「こんな時間に、ごめんなさい」

創真(何だ……? いつもとまるで様子が違う)

創真(こいつ本当にあの薙切えりなか?)

えりな「少し、話したいことがあるの」

創真「お、おお…… 俺は別に大丈夫だけどさ」

緋沙子「それでは私はこれで――」

えりな「緋沙子…… 緋沙子も聞いて欲しいの」

緋沙子「えりな様……」

えりな「こっちへ来て?」ポンポン

創真(薙切の部屋…… 薙切のベッド)

創真(ベッドに腰掛ける薙切の隣…… どういうことだ?)

創真(何かの冗談じゃないよな?)

えりな「早く来て……」

創真「わ、分かったよ」ポフッ

緋沙子「……」

創真「それで―― 何の用だ?」

創真「あまり回りくどいのは好きじゃねぇから、単刀直入で頼むわ」

えりな「そうね……」


278:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:39:53.14 ID:tRJswBn50

えりな(どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう……!!)ドキドキ

えりな(匂いとか…… 大丈夫よね!?)

えりな(大丈夫、入念にシャワーも浴びたし!)

えりな(それにしても、私の部屋に男の人が……)

えりな(しかも相手がこの男だなんて……!!)

えりな(屈辱よ……!!)

えりな(いや…… ダメよ!!)

えりな(素直になるって決めたんじゃない!!)

えりな(それに…… こんな男だけど)

えりな(私のことを助けてくれた…… 救ってくれた)

えりな(だから―― 覚悟を決めるのよ!!)

えりな「私は……」

創真「……」

えりな「私は―― あなたのような野蛮な人は大っ嫌いだわ!!」

緋沙子(えっ――)

創真「はっ――!?」

えりな(あああああああああ!!!!!!)

えりな(何言ってるの私っ!!)

えりな(彼は恩人なのよ!?)

えりな(どうして私…… 素直になれないのかしら)

創真「お前まさか…… それだけを言うために俺を」

えりな「ち、違うの――!!」

えりな「さっきのはなしよ! 冗談よ!」

創真「冗談って……」

えりな「だ、だいたいこの私がわざわざあなたのような人間を招待してあげたんだから!」

えりな「か、感謝して欲しいくらいだわ!!」

緋沙子(え、えりな様……)

創真「招待って…… そっちから頼んできたんだろ?」

えりな「う、うるさい……!」

279:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:42:27.64 ID:tRJswBn50

えりな(私ってほんと…… どうしようもない間抜けだわ)

えりな(なんで…… 一言『ありがとう』と伝えるだけなのに)

えりな「ごめんなさい……」シュン

創真「……」

創真「ははっ…… お前ってほんとおもしれー奴だわ」

えりな「……?」

創真「もしかして…… お前あの時のことに責任とか感じてんのか?」

えりな「そ、それは……!!」

創真「だったら―― お前は何も気にしなくていい」

えりな「あ、あなたまでそんなことを……」

創真「あれは、俺が勝手にやったことだ」

創真「だから薙切、お前には何も責任はない」

えりな「だけど……!!」

創真「だから―― 薙切はいつもの薙切でいてくれ」ニコッ

えりな「――ッ!」ドキッ

創真「俺はお前を超える」

創真「だから、いつか対決するその日まで」

創真「お前はいつもどおり、いつものお前でふんぞり返っていてくれ」

えりな「ふ、ふんそり返るって…… 何よ」

創真「玉座でふんぞり返っているお前を、俺がいつか打ちのめしてみせるからよ!」

えりな「し、失礼ね……!! 私はそんな傲慢で暴虐な人間ではないわ!!」

創真「ははっ……!!」

創真「やっといつもの薙切に戻ったな!」

えりな「……!」

創真「いやー、しかし見ものだったなー」

創真「あの薙切が、別人になったみてーで」

創真「ごちになりまーす!」

えりな「か、からかわないで!!」


280:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:45:58.09 ID:tRJswBn50

えりな(傲慢…… 傲慢ね)

えりな(このままでは…… そのような人間になってしまうわ)

えりな「ねえ…… 真剣に聞いて欲しいの」

創真「何だ? また何か面白いもんを――」

えりな「茶化さないで!!」

創真「……」シーン

創真「わ、分かったよ」

えりな「あのね…… 私」

えりな「あなたに言っておかなければならないことがあるの」

えりな「あの時は…… あの時は私を助けてくれて」

えりな「本当に…… 本当にありがとう」

えりな「そして、言うのが遅れてごめんなさい」

えりな「私は―― 私はね」

えりな「あなたのような人間は大っ嫌い」

創真「お、おい……」

えりな「大嫌いだった―― 以前までは」

創真「……」

えりな「私は認めたくなかった」

えりな「あなたが常に上を目指して」

えりな「時に躓いても、それでも前へ進んでいく姿勢を…… 強さを」

えりな「素晴らしい仲間に囲まれて、輝かしい日々を送る姿を」

えりな「私は羨ましかった…… それと同時に、そんなあなたに嫉妬していたのかもしれない」

えりな「だからあなたを認めたくなかったのかもしれない」

えりな「でも…… でもね」

えりな「いつの間にか…… 心のどこかで」

えりな「あなたを意識していたの」

創真「意識……?」

えりな「認めたくない気持ちの裏には…… 憧れと」

えりな「それから、すき……」

創真「――ッ!?」

えりな「す、き…… 好きという気持ちが」

えりな「あなたを想って、恋焦がれるような気持ちが生まれていた」


281:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:48:24.12 ID:tRJswBn50

創真「お、お前……」

えりな「そしてあの時…… あなたは私を救ってくれた」

えりな「それで…… それで想いはより一層強くなった」

えりな「気の迷いでもなんでもない……!」

えりな「本当に、本当にあなたが好きになってしまったの……!!」ウルッ

創真「薙切……」ドキ

創真(おいおいおいおい……!! これは一体どういうことだよ!!)

創真(あの薙切が…… 俺のことを好き!?)

創真(冗談じゃ――)

えりな「……ぅぅ」ウルウル

創真(ないよな……)

創真(そして…… この胸の高鳴りは何だよ!?)

創真(俺…… 俺もこいつを意識してんのか?)

創真(いつもなら拒絶していた)

創真(あの日以来こういう感情が起こることはなかった)

創真(だけど今―― 心臓はバクバクで)

創真(俺は…… 俺はこいつのことが)

創真(こいつ…… やべぇ)

創真(かわいい……!?)

えりな「だから―― 幸平創真!!」

創真「お、おう……!」

えりな「あなたは私を救ってくれた」

えりな「そんなあなたは…… 殿方として大切な誇りを失ってしまった」

えりな「そんなあなたのために」

えりな「今度は私が、あなたを支える番よ……」


282:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:50:45.56 ID:tRJswBn50

創真「お、お前まで……」

えりな「あなたと、そして緋沙子――」

緋沙子「はい…… えりな様」

えりな「あなたたち二人が…… その、そのような関係ということは分かっているわ」

えりな「だから…… 私が邪魔してはいけない」

緋沙子「そんな、えりな様……」

えりな「だけどもし…… 私のことも気にかけてくれるなら」

えりな「幸平君…… 今だけでいいの」

えりな「一度きりで終わりにするから」

えりな「今だけ…… 私にも恩返しさせて?」ギュッ

創真(あ…… 俺の手を)

創真(薙切の手…… 柔らかくて、白くて、温かくて)

創真(これ…… やべぇ)ドキドキドキ

創真(俺…… 薙切となら)

創真(失ったものを…… 取り戻せる、のか?)

創真(俺は――)

創真「薙切」

えりな「……」

創真「そして―― 新戸」

緋沙子「……?」

創真「もしお前たちが嫌じゃなかったら―― その」

創真「今夜だけでいい……」

創真「俺のわがままを聞いてくれないか?」

創真「俺は…… 俺も」

創真「薙切のことが好き…… なのかもしれない」

えりな「――!!」キュン

創真「そして…… 新戸」

緋沙子「……」

創真「お前のことも―― 好きなのかもしれない」

緋沙子「幸平……?」ドキドキ


283:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:53:02.48 ID:tRJswBn50

創真「お前たち二人なら…… 失った『男』を取り戻せるのかもしれない」

創真「いつもなら何も感じなかったのに」

創真「今…… 俺すげードキドキしてる」

創真「だから…… 頼んでも、いいか?」

緋沙子「幸平…… 私は」

緋沙子「えりな様、私はここで失礼します……」

緋沙子(二人の邪魔…… それは私の方だ)

緋沙子(私一人じゃ彼の気を起こすことはできなかった)

緋沙子(それは即ち…… 私じゃ力不足、不相応だったということ)

緋沙子(私はここにいるべきではない)

えりな「緋沙子―― 緋沙子もここへ来て?」ポンポン

緋沙子「えりな様……?」

えりな「今夜だけは―― 答えが見つからなくてもいいと思う」

えりな「それに…… 私は、このような愛のかたちがあってもいいと」

えりな「そう思ってる…… たとえ人の道から逸れていると言われようと」

えりな「後から来た私が言えることではないけれど……」

緋沙子「そんな…… そんなことはありません!」

緋沙子「私も…… 私も、いいのですか?」

創真「新戸…… すまねぇ」

創真「俺は…… お前との記憶、以前の感情を取り戻したい」

創真「もう一度…… チャンスをくれ」


284:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:55:34.03 ID:tRJswBn50

えりな「緋沙子、来て?」

緋沙子「は、はい……」

緋沙子「幸平……」ポスッ

緋沙子「好きだ…… 幸平」ギュッ

創真(新戸の手も…… すげぇ柔らけぇ)

創真「ああ…… 俺もだ」バクバクバク

創真(左に薙切…… 右に新戸)

創真(やべぇ―― 俺)

創真「俺…… もしかしたら暴走しちまうかもしれねぇ」

えりな「……」

緋沙子「……」

創真「いい…… か?」

緋沙子「ぁ、ああ……」

えりな「幸平君―― 横になって?」

創真「おぉ……」スッ

えりな「私たちが…… あなたの誇りを取り戻してあげる」スッ

緋沙子「えりな様と…… そして私に任せろ、幸平」

緋沙子「大丈夫だ…… 必ず、貴様の誇りを取り戻してみせる」




285:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 01:58:47.65 ID:tRJswBn50

えりな「幸平君……」チュッ

創真「あ…… なきり……」

えりな「ん…… ぷはっ…… んん……」

緋沙子「ここはどうだ…… 幸平」ジュルッ

創真「ああ…… 気持ちいい…… ぞ」

創真(どうしてこうなっちまったか―― いや、今はどうでもいい)

創真(大きなベッド…… その上に、一糸纏わぬ男と女)

創真(ただただ淫らに…… 刹那的な快楽を追い求め、乱れる)

創真(一人の女は俺の唇を貪り、もう一人は体をなぞり、舌を這わせる)

創真(ただなされるがままに)

えりな「まだ…… まだその気になれない……?」

創真「いや――」

創真(心はこの上なく受け入れている)

創真(しかし…… 俺の下半身に巣くうもう一人の俺は、未だにその姿を見せようとはしない)

創真(俺はただ身を委ね…… 女二人が愛撫を続ける)

創真(真珠のような柔肌を、触れてしまえば一瞬で壊れそうな儚さを)

創真(俺は…… 淫らな夢を見ている)

創真(触れ合う肌。絵画の中の女神のように、一切の無駄がない神秘的な体)

創真(そんな芸術的な体が艶やかに舞う)

創真(徐々に火照り、汗がジワリと滲んでくる)

創真(その汗が照明を反射していやらしく輝く)

創真(滲んだ汗は彼女たちをより一層艶やかにさせる)

緋沙子「幸平……」

創真「あぁ……」

創真(全てを言葉にしなくても、俺たちは分かり合っていた)

創真(乳首、脇、太ももに舌を這わせていた新戸が、今度はもう一人の俺へ手を伸ばす)

創真(そっと…… 陶器を扱うようにそっと、俺のあそこを握った)

創真(未だ反応を示さない萎えたあそこを一心不乱に愛撫する)

創真(生え揃った毛を掻き分けて、俺の精が宿る場所を口に含み…… 竿を上下に動かす)

緋沙子「ふぁ…… うぁっ……」ジュルルルル

創真(いやらしい音が響き渡る)


286:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:03:12.30 ID:tRJswBn50

えりな「幸平君……」

創真「あ…… ん……」

創真(意識が朦朧としてくる)

創真(これが夢なのか、現実なのか―― それはもうどうでもいい)

創真(薙切と俺の舌が絡み合う)

創真(クチュクチュと音を立てて…… 薙切の唾液が舌をつたって俺の口内へ届けられる)

創真(俺の唾液も彼女の舌をつたって…… 溢れた愛液はダラリとシーツの海へ沈んでいく)

創真「薙切……」スッ

えりな「んん…… 嫌っ……」

創真(神秘的な彼女の肌へ、俺は遂に手を伸ばした)

創真(程よく膨らんだ薙切の乳房へ…… 前人未踏の秘境へ)

えりな「ん…… あん……」

創真(芸術品のように整った乳房をめちゃくちゃに揉みしだく)

えりな「ん……! しゅきっ……!」チュウウウ

創真「薙切……!」

創真(彼女は俺の唇を貪り、時折淫らな嬌声を上げる)

緋沙子「ゆきぃふぃら…… どうだ……?」ジュポッ ジュッポ

創真(そして下では、新戸がもう一人の俺を咥えていた)

創真「く……! ん……!」

創真(この上なくいやらしい、淫乱な音が響き渡る)

創真(俺のものを奥まで咥え込んで、吸い込んで、そして亀頭をなめ回す)

緋沙子「気持ちいいか……? 幸平」

創真「あ゛…… あぁ……」

えりな「まだ…… まだダメね……」

創真「すまねぇ……」

創真(しかし、もう一人の俺は未だなお反応を示そうとしない)

創真(俺ばかり―― こんな)

創真(もっと…… もっと二人の乱れる姿が見たい)

創真(普段は高潔な女二人を…… もっとめちゃくちゃにしてみたい)


287:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:07:21.88 ID:tRJswBn50

創真「なあ―― 二人とも」

えりな「どうしたの……?」

創真「今度は俺が…… 二人とも横になってくれ」

緋沙子「それは…… いいのか?」

創真「ああ……」スッ

創真(体を起こし、薙切と新戸を並んで横にさせる)

創真(もっと淫らな姿を見たい…… そうすればもう一人の俺も……)

創真「薙切…… えりな」

えりな「――ッ」キュン

創真「緋沙子……」

緋沙子「幸平……」ドキッ

創真(目の前で横になる二人の女神を…… 俺はこれからめちゃくちゃにする)

創真「えりな……!」

えりな「ゆきぃふぃふぁくぅん……」チュッ ジュルッ

創真(まずは薙切…… いや、えりなの唇を)

緋沙子「そこは―― あんっ!」クチュ

創真(空いた手で緋沙子の割れ目をなぞる)

えりな「いや……! いやんっ……! そこ……!」

緋沙子「ふあっ…… あん……! 気持ちいい……!」

創真(緋沙子とえりなの乳房、ピンク色の乳首、綺麗な割れ目を広げ、突起も交互に愛撫する)

創真(嫌と言いながら、彼女たちは昂ぶり求める)

創真(気がつくと俺は二人を四つん這いにさせて、割れ目を集中的に虐めた)

緋沙子「あぁ…… そこはっ……!」グチュグチュグチュ

えりな「んん……! ダメ……!」グチュグチュ

創真「気持ちいいか?」

えりな「う゛…… 気持ち、いいわ……!」

緋沙子「イク…… ダメだ……!」

創真(次に指を挿れて、激しくかき回す)

創真(そうすると二人は身をよじり、ビクンと跳ねた)

創真(無色透明の愛液が秘境から溢れ出る)

創真「すげー…… こんなにビチョビチョになってるぜ」

えりな「言わないで……!」

緋沙子「ん゛ん゛っ……!」

緋沙子「ダメダメダメ…… ダメだ、私……!!」

創真(緋沙子が叫びに近い声を上げた)

創真(そして――)


288:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:10:28.15 ID:tRJswBn50

緋沙子「あぁ゛……! ん゛……!」ジャッ プシャッ

創真(緋沙子の割れ目から勢いよく潮が噴き出す…… もしくは、尿かもしれない)

創真(勢い良く吹き出たそれは、俺と、それからシーツを濡らした。まるで返り血のように)

創真「……」ギン

創真「――ッ!」

創真(今、心のどこかでリミッターが外れたような)

創真(本能が…… 分厚い理性を食い尽くそうとしている!?)

創真(このまま勢いに任せるしか……!)

創真「えりな……!!」

えりな「きゃっ……!! いやっ……!!」

創真(イッた緋沙子の頭を撫でて…… そしてしばらく休ませることにする)

創真(そしてターゲットをえりなに絞り、飛びかかった)

えりな「幸平くん……」

創真「薙切…… えりな」

えりな「優しくして…… ね?」

創真「――ッ」プツン

創真(全てを包みこむように…… 慈愛を湛えた美しい表情を俺へと向けて)

創真(えりなは両腕を広げ、俺を受け入れる体勢をとった)

創真「あ……」ギンギン

創真「戻った……!?」

創真(久しぶりに感じる昂ぶり。激情)

創真(その出所を辿ると―― もう一人の俺が、はち切れんばかりにそり勃っていた)

創真「……」ドクドクドク

創真(ドクドクと、もう一人の俺は激しく脈動を始める)

創真「俺…… やったのか……!?」

えりな「やったわね…… 幸平君」

えりな「良かった…… 本当に」

創真(自分のことでもないのに、えりなの瞳には涙が浮かんでいた)

創真「えりな―― 俺」

創真「お前と…… 一つになりたい」

えりな「私も…… 来て? 幸平君」

創真「えりな……!」


289:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:15:20.73 ID:tRJswBn50

創真(それからはもう、本能に身を任せた)

創真(正常位で、もう一人の俺をえりなの秘境へあてがう)

えりな「ん゛…… 焦らさないで……」

創真「挿れる…… ぞ?」ニュプッ

えりな「あ゛……! はぁあ゛ん゛……!」ズン

創真(ビクンと跳ねる体)

創真「あ゛あ゛…… えりな!」

えりな「いいわ……! 動いて!」

えりな「好きにしていいのよ……!?」

えりな「私を…… めちゃくちゃにして!」

えりな「ん゛――!!」ジュルル

創真(挿入したまま、キツく体を寄せ合う)

創真(えりなは両腕、両足を俺の体に絡み付けるように)

創真(俺はえりなの唇を蹂躙し、そして一心不乱に腰を動かす)

創真(まるで野獣のように、めちゃくちゃに犯す)

えりな「ん゛……! ん゛……! あん゛……!」

創真「えりなの中、スゲー熱い……!! 気持ち良すぎっ!!」パンパンパン

えりな「あなたのも…… 凄く硬くて、太くて、大きくて」

えりな「熱い……!!」

創真「気持ちいいか!?」パチュンパチュン

えりな「ダメ……! もうイっちゃう……!」

創真「何度でもイッてくれ……!」ギシギシギシ

創真(えりなの中は凄く熱くて、俺のあそこに絡み付いて離さない)

創真(吸い付いて、フィットして…… 俺の精を搾り尽くそうとしている)

えりな「奥まで…… 一番奥まで来てるのっ!!」

創真「あ゛あ゛……!! もう俺も……!!」

えりな「しゅき……!! だいしゅき……!!」

創真「俺も、愛してる!! えりな!!」

えりな「来て……!! 幸平君……!!」ギュウウ

創真(えりなの中はピークを迎え、より一層締め付けが激しくなった)

創真(キツく…… 奥深い)

創真(更にえりなは両足で俺の腰をホールドする。両腕も首へガッチリと回す)

創真(俺の全てを受け入れようとしている)

創真「えりな…… えりな…… えりな!!」

えりな「膣内(なか)に来て……!! あなたの全てが欲しいのっ!!」

創真「えりな―― えりな!!」

創真(名前を叫び…… そして)

創真「あ゛あ゛あ゛あ゛――!!」ビュルルルルルルルルルル

えりな「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛――!!」ビクンビクンビクン


創真(果てた……)


290:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:18:01.98 ID:tRJswBn50

創真(忘れたはずの本能が迸り、その激流はえりなの中へ流れ込んだ)

創真(いつまでも…… 枯れ果てるほどに、溜まった精が溢れ出る)

えりな「――ッ!!」ビクンビクン

創真「ハァ…… ハァ…… ハァ……!」

創真(えりなの体は、えりなの中は未だ痙攣を続けて跳ねている)

創真(その脈々としたリズムと相まって、俺のペ○スは彼女の膣に搾られる)

えりな「熱い…… お腹……」

創真(朦朧とするえりなは、荒い息を上げながら単語を呟くのみだった)

えりな「好きよ…… 好き」

創真「――俺もだ」

えりな「ん……」チュッ

創真(そうしてしばらく、甘い時間が流れた)

創真(余韻に浸りながら、俺たちは一つになった体を徐々に解していく)

えりな「幸平君、戻ったわね…… 本当に良かった」

創真「ああ…… 本当に、ありがとな」

えりな「いいの…… 私こそ…… あの」

創真「どうした?」

えりな「緋沙子も…… 愛してあげて?」

創真「ああ…… もちろんだ」

創真(俺とえりなの…… オスとメスのまぐわい)

創真(それが一旦終わって、えりなは休憩に入る)

創真(彼女の言葉で、緋沙子へと視線を移した)

緋沙子「幸平……」

創真(一度イッて休憩に入ったのち、復活した緋沙子)

創真(体を横にしたまま、彼女が俺を見つめていた)

創真「緋沙子…… いいか?」

緋沙子「私も、早く一つになりたい……」

緋沙子「好き…… だ」

創真「緋沙子……!!」ガバッ

創真(まるで、今まで溜めてきた本能全てを出し尽くすかのように)

創真(まだまだ、もう一人の俺は臨戦態勢だった)

緋沙子「来てくれ―― 幸平ぁ!!」

創真「愛してる……! 緋沙子!」ヌプッ

緋沙子「――ッ!!」

緋沙子「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛……!!」ビクッ

創真「あ゛あ゛あ゛!!」パンパンパンパン

創真(緋沙子にも正常位で挿入した)

創真(彼女の中も深く、せまく、そして熱い)

創真(奥まであたっているのがハッキリと分かった)


291:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:21:42.75 ID:tRJswBn50

創真「ここ……!! ここが気持ちいいのか!?」ギシギシギシギシ

緋沙子「そこ……!! そこがいいっ……!!」

創真「んん゛!!」

緋沙子「いや……!! 激しっ……!!」

創真「すまん…… お前の中が気持ち良すぎて止まらねぇ!!」ズンズンズン

緋沙子「いいぞ…… もっと来てくれ……!!」

緋沙子「めちゃくちゃにして……!!」

創真「ああ……!!」パンパンパンパン

創真(緋沙子の体を引き寄せて、激しく腰を打ち付ける)

緋沙子「奥……!! 当たってる゛……!!」ジュポッ ジュポッ

創真「んん゛……!!」ジュルルルル

緋沙子「ふぁあ゛…… いぁっ…… あん……!!」チュッ ジュルッ

創真(激しいキスをして、乳首を虐めて、腰を打ち付ける)

緋沙子「好きだ…… だいしゅきだっ……!!」

創真「俺も……!!」ズンズンズン

創真(緋沙子はまたイッたのか、両足をピンと張らせる)

創真(しかし、すぐさまその足を俺の腰へと巻きつけた)

緋沙子「あん゛…… あん…… はぁん゛……!!」

創真(いつもの彼女とは真逆の、淫乱な姿)

創真(迸る汗)

創真(ふとえりなを一瞥すると、彼女は俺と緋沙子のまぐわいを眺めながら一人で致していた)

創真「緋沙子!!」

緋沙子「きゃ……!!」

創真(えりなの姿を確認し、俺は緋沙子の背中へ腕を回した)

創真(そうして彼女の体を起こして、一度チ○ポを抜く)

緋沙子「幸平……!?」

創真(チ○ポが抜けて寂しそうな緋沙子をリードして、そして)

緋沙子「はぁあ゛…… えりな様……!!」

創真(えりなに見せつけるように…… 背面座位の形で緋沙子へ挿入する)

創真(今度は俺が緋沙子の体へ腕を回し、ガッチリと引き寄せ、腰を振る)

緋沙子「いや…… これ…… 深い……!!」

創真(後ろから胸を揉みしだき、がっちりとホールドして、下からチ○ポを突き上げる)

緋沙子「えりな様……!! 見ないでくださいっ……!!」

えりな「緋沙子…… すごくかわいい」チュッ

創真(えりなは体を起こし、そして緋沙子の目の前まで来て、そっと彼女へキスをした)

緋沙子「やっ…… えりな様……!」

えりな「ひふぁこぉ……!!」ジュッ ジュウウウ ジュルル

創真(そしてえりなは緋沙子の体を愛撫する)

創真(そうしながら、俺と緋沙子の結合部へ手を伸ばし、撫で始めた)

創真「あ゛あ゛……!! もう゛……!!」パンパンパン


292:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:25:28.61 ID:tRJswBn50

創真(女同士が愛し合うその姿を前に、俺のチ○ポははち切れんばかりに膨張する)

緋沙子「ん゛ん゛っ!! 幸平…… 大きくなってる……!?」

創真(緋沙子の一番奥へ、何度も打ち付ける)

創真「緋沙子……!! もう俺……!!」

緋沙子「幸平…… 正面がいいっ……!!」

緋沙子「キツく、抱きしめてくれ……!! ギュッてしたい……!!」

創真「分かった……!!」

創真(もう一度チ○ポを抜いて、緋沙子の要望で最後の時を対面座位で迎える形となった)

創真(緋沙子の柔らかい美尻を鷲掴みにして数度腰を打ち付ける…… その後ギュッと抱きしめた)

創真「ああ゛…… あ゛っ……!!」ギシィイイ ギシッ

緋沙子「もう…… 私も……!!」

創真「緋沙子…… 出すぞ……!!」

緋沙子「ああ……!! 好きだっ……!! 全部膣内(なか)に出してくれっ……!!」

緋沙子「しゅき……!!」

創真「緋沙子……!! 愛してる……!!」

創真「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」ビュルルルルルルルルル

緋沙子「あ゛ぁぁぁ…… ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!!!」ギュウウウウウウウウウウ

創真(そうして二度目―― 迸る精を緋沙子の中へぶちまけた)

創真「ハァ…… ハァ…… ハァ……」

緋沙子「――ン゛」ビクンビクン

緋沙子「まだ…… 熱いのが…… 出てる……」

創真(そして崩れ落ちる)

創真「ハァ…… ハァ……」

創真「ほんとに…… 二人ともありがとな……」

創真「好きだ……」

創真(心地よい疲労が訪れて…… 意識が徐々に遠のく)

えりな「大好きよ…… 幸平君」

緋沙子「私もだ…… 幸平」

創真「俺も…… 俺も二人を愛してる」

創真(両脇に寄り添ってくる二人の女)

創真(そんな二人を包み込んで、俺たちは一旦眠りについた)




293:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:28:25.00 ID:tRJswBn50

えりな「これは―― これはどうかしら!?」ギシギシ

創真「えりな…… すげーエロい……!!」パンパンパン

創真(俺の上で乱れ舞うえりな)

創真(まるで競走馬に揺られる騎手のように、騎乗位で彼女自ら腰を振る)

えりな「いや゛……!! これ、凄く深いっ……!!」

えりな「大きい……!! 幸平君の奥まで来てる……!!」

えりな「気持ちいい……!!」

創真(一休みして…… 夜中にふと目を覚ました俺たちは、再びまぐわい始めたのだった)

創真「えりな……!!」

えりな「幸平君っ……!!」パンパンパンパン

創真「こっちへ倒れて来い……!!」

創真「疲れただろ……? 今度は俺が気持ちよくしてやるから……!!」

えりな「しゅき……!!」ギュ

創真「ハァ…… ハァ……!!」

えりな「んんん゛……!! 激しい、幸平君……!!」

創真「ああ゛…… もう……!!」

えりな「ああん゛……!!」ギュウウウ

創真「ここか……?」ギシギシギシギシッ

えりな「もっと……!! もっと奥……!!」

創真「ああ……!! ここだな……!!」

えりな「はあああああん゛……!!」

えりな「届いてるっ……!! 幸平くんのっ!!」

えりな「もう…… おかしくなっちゃう……!!」

創真「えりな…… えりなの髪すげーいい匂い……」ファサ

えりな「ダメ…… 耳元で囁かないで……!!」ビクン

創真「ダメだ…… またイキそうだ……!!」

えりな「私も…… いいわ、いっぱい出して……!!」

創真「ああああああああ゛――!!」ビュルルルルルルル

えりな「――ッッッ!!」ガクガクガク




294:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:32:05.69 ID:tRJswBn50

創真「緋沙子…… 緋沙子!!」パンパンパンパン

緋沙子「後ろも…… 気持ちいいぞ……!!」

緋沙子「ギュッて…… もっとギュッとしてくれ……!!」

創真「こうするとどうだ……!?」

緋沙子「あ゛……!! それ…… い゛い゛っ!!:

創真「そうか…… 緋沙子はこういうのがいいんだな!?」ズンズンズンズン

緋沙子「ギュッてされるのが…… 幸平にギュッとされるのがいい……!!」

緋沙子「腋の下から腕を回して、肩を抱え込んでくれ……!!」

緋沙子「そうすればもっと…… キツくなる……!!」

創真「こうか――!?」

緋沙子「ああ゛……!! これ、すごくいい…… ぞ!!」

緋沙子「いや゛…… あぁん゛っ!!」

創真「緋沙子…… かわいいぞ」ヒソッ

緋沙子「ンンン゛――!!」ゾクッ

緋沙子「後ろで突きながら、耳元で囁くのはやめろ……!!」

創真「今、スゲー締まったぞ!!」

創真「スゲー…… キツすぎる……!!」バチュンバチュンバチュン

緋沙子「ダメだ、幸平……!! 壊れちゃうっ……!!」

緋沙子「い、い゛く゛ぅ゛……!!」

創真「緋沙子―― 俺も!!」

創真「イク…… イクぞ!!」ギュウウウウウウ パンパンパンパンパン

緋沙子「あ゛あ゛ん゛……!! イ゛ク゛……!!」

緋沙子「流し込んでくれ……!! 全部っ……!!」

緋沙子「全部膣内に゛ぃ……!!」

創真「あ゛あ゛あ゛あ゛―― ん゛ッ!!」ビュルルルルルルルル

緋沙子「はぁあ゛あ゛あ゛あ゛――!!」ガクリ ビクン


創真(こうして俺たちは―― 明け方になるまで激しくまぐわった)

創真(一人ずつ、サシで…… または三人一緒に)

創真(何度も何度も…… 精が尽きるまで、欲が尽きるまで)

創真(気付けば外はコバルトブルーになっていて)

創真(それと同時に出し尽くして―― 俺たちは一つのベッドに寄り添って眠りについたのだった)




295:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:35:50.64 ID:tRJswBn50

 [朝チュン]


創真「お、おはよう…… ございます」

えりな「え、ええ…… おはよう」

緋沙子「お、おはよう……」

創真(なんだこれ―― この状況)

創真(目が覚めたら…… 同じベッドに薙切と新戸が)

創真(しかも全員…… 全裸という)

創真「お、俺たち昨夜は…… その……」

緋沙子「こ、言葉にするな……! 分かっている!」

えりな「なんだか…… なんと言ったらいいのかしら……」

緋沙子(昨夜の幸平…… 激しかった//)

えりな(なんて、思い出しちゃダメよ…… うぅ)

創真「ほ、ほんとにサンキューな……! その……」

創真「お前たちのおかげで…… みんなのおかげで取り戻せたし……」

創真「そこは本当に感謝してる……」

えりな「き、気にしないで…… その」

えりな「私も嫌じゃなかった…… し」

えりな「ね、ねえ!? 緋沙子!!」

緋沙子「わ、私に振るんですか……!?」

緋沙子「は、はい…… 私も、嫌ではなかったです……」

創真(やべぇ…… 寝起きのこいつら)

創真(かわいすぎるし…… それに昨夜のことを思い出すと)


296:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:38:09.57 ID:tRJswBn50

創真(やばいやばい……!!)ギンギン

えりな「あっ――」ピトッ

創真(やべ――!)ムクリ

緋沙子「……?」ピトリ

緋沙子「幸平…… 貴様……!!」

創真「違うっ! これは男の生理現象だ!」

創真「朝になると男はこんな――」

えりな「へ、へんたい……//」ボソッ

創真(ああ^~)

創真「お、俺……! 俺はこのへんで帰るわ!」ガバッ

えりな「ダメよ…… 嫌!」

創真(駄々っ娘えりなさまあ^~)

えりな「今日は何も予定がないの」

えりな「あなたは?」

創真「お、俺も特にないけどさ……」

えりな「それじゃ―― 今日は三人でいましょう?」

創真「それは……」

えりな「普段は目まぐるしい毎日を過ごしているのだから、今日一日くらいはこうしても罰は当たらないでしょう?」

創真「それは…… そうかもしんねーけど」

緋沙子「そうだ、幸平……」

緋沙子「今日は…… その…… こうしていたい」

創真(なんかキャラ違うんですけどお! ああ^~)

創真「わ、分かった―― けどさ」


297:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:41:15.73 ID:tRJswBn50

創真「い、いつもの日常に戻れば…… 俺たちはまたライバル同士ってことで!」

えりな「分かってるわよ…… そんなこと」

えりな「せいぜい足掻いてみせることね…… あなたのような料理人が私のところまで来られるはずがないけどねっ」ニヤッ

創真「耳が弱いクセに……」ボソッ

えりな「なっ―― それは関係ないでしょう!?」テレッ

創真「まあ、そういうことで―― 新戸もな!」

緋沙子「もちろんだ」

緋沙子「しかし…… 料理のことを除けば」

緋沙子「このような関係でも……」

創真「あ、新戸……?」

緋沙子「いけないことだとは分かっている……」

緋沙子「それでも…… 私は今」

緋沙子「こうして三人でいられることが…… 幸せだ」テレッ

創真(あああああああ^~)

創真「それって――」

えりな「そうね…… そうしましょう」

創真「薙切!?」

えりな「料理の世界では、私たちはお互いに切磋琢磨する関係」

えりな「けれど、その世界から離れてこうして三人でいるときは」

えりな「良き友人…… いえ」

えりな「恋人…… とか?」

えりな「い、今のような関係でいましょう!?」カアアア


298:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:43:57.84 ID:tRJswBn50

創真「それって…… どういう関係だよ……」

えりな「い、言わせないでよ……!!」

緋沙子「そうだ…… それに幸平」

緋沙子「何故私たちの呼び方がもとに戻っているんだ」

創真「はっ――?」

緋沙子「せ、せめてこうして三人でいるときは」

緋沙子「昨夜のように呼んで欲しい……」

緋沙子「そう言っているのだ……//」

創真(圧倒的チョロイン!?)

創真「わ、わーったよ」

創真「緋沙子……」

緋沙子「――!!」ドキ

えりな「……」ジーッ

創真「それと―― えりな」

えりな「――ッ!!」パアアアア

創真「もう…… さすがに寮に戻りたいんだけど」

えりな「ダメ」

緋沙子「ダメだ」


299:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:45:59.75 ID:tRJswBn50

創真「あのさぁ…… シャワーだって浴びてぇし」

えりな「それならここのシャワーを使っていいわよ」

創真「いや…… 着替えが……」

緋沙子「後で取りに行けばいいだろう?」

創真「……」

創真「あー!! 分かったよ!!」

創真「それじゃー俺…… もう一眠りするわ」

えりな「私もそうするわ」ギュッ

緋沙子「それでは、私も……」ギュッ


創真(あああああああああああああああっすうううううううううううううううう)

創真(幸せパンチ♪)ナミッ!


 三人は幸せなキスをして終了。




 ケツ。





300:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 02:48:32.76 ID:tRJswBn50
ありがとうございました。
301:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2015/11/15(日) 03:11:47.13 ID:V0FHPHOXo
乙乙
お奨め記事
11月17日 08時00分|食戟のソーマ0コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

※現在コメント認証制です。ページが更新されたら書き込みは成功しています。コメントが反映されるまで暫くお待ちください。
  • カテゴリー

  • 最新記事

  • 新着コメント

  • 月間記事

  • リンク

  • 広告